作者より:
言わずもがな注釈;
レビ記には皮膚病(らい、というか、レプラというか)の記述があります。
人間の皮膚病なら話はわかりますが、
「家のらい」というのまででてきて対処法が書いてあります。
この詩はそこから着想を得ました。
---2014/08/21 10:36追記---
なぜか掻くか。痒いという感覚があるからです。
なぜ痒いという感覚があるか。たぶん生存に有利だからです。
皮膚が汚れたり皮膚に虫がついたりしたら即取り除きたい。
そのためには痛みとは違う感覚が必要で、だから痒みがあるんじゃないか、と。
アトピーの痒みで眠れない夜に考えたことです。