痒い夜/佐々宝砂
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- あおば 
- アラガイs 
わたしもあたまが痒くて痒くて。市販の薬では治らないのでありまする。

- 夏美かをる 
- 間村長 
体が痒いと思ったら、床が痒かったり、夜が痒かったり、結構愉快な詩だと思いました。レビ記は何で出て来たのかなあとも思いました。「血みどろ」ですか。私もそれほどでは無くても、脛が胸の近くがかきすぎてちょっと出血して居ました、この夏。尻もかゆかった日がありました。
- 花形新次 
床を掻くってところまでいけないと詩って言えないよな。
俺は全然いけてない、残念ながら。
---2014/08/19 22:02追記---
お伽噺調なんだ。だからほんのり温かい。
- ……とある蛙 
- すずき のりこ 
なぜ犬も猿もひとも掻くのでしょうか。理由が知りたい。痒いから掻くって合ってるんでしょうか。虫がいるから?謎。

追記 なるほど、わたしは今年から、左足水虫デビューです。痒い掻き毟る、悲しくも快楽。なぜ痒いの、なぜ掻くの、という呪文が、気持ちよいから掻くの、という悲しいアンサーに打ちのめされる。やはりわからないです。掻く行為が。ググッても納得できませんでした。

- N.K. 
レビ記第13章〜第14章の事柄でしょうか。
非常に興味深く読みました。詩に触発されて、
レビ記第13章〜第14章を新共同訳の聖書で
読んでみましたが、ハンセン氏病を巡る偏見の
歴史に対しての現代における「反省」が感じら
れる日本語になっている様に感じます。
 反省だけならサルでも・・・と考えるか、
過ちをあらたむるに・・・と考えるか、人それ
ぞれかと思います。まあ、私自身は個人的信条
から、過ちをあらたむるに・・・の方を考えて
しまうのは否めませんが。
- 鵜飼千代子 
 
作者より:
言わずもがな注釈;
レビ記には皮膚病(らい、というか、レプラというか)の記述があります。
人間の皮膚病なら話はわかりますが、
「家のらい」というのまででてきて対処法が書いてあります。
この詩はそこから着想を得ました。
---2014/08/21 10:36追記---

なぜか掻くか。痒いという感覚があるからです。
なぜ痒いという感覚があるか。たぶん生存に有利だからです。
皮膚が汚れたり皮膚に虫がついたりしたら即取り除きたい。
そのためには痛みとは違う感覚が必要で、だから痒みがあるんじゃないか、と。

アトピーの痒みで眠れない夜に考えたことです。

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