作者より:
みなさん、いつもハクシュとコメントありがとうございます。
子供の頃、自分が育った路地裏のドブ川に小さな橋が架っていました。
欄干に小さな文字で『紅橋』と彫られているのに気が付くまでに、
少し時間が掛かったように思います。
しかもその一跨ぎほどのどぶ川が『勘太郎川』と言うと聞くに至って
なにやら身近に不思議な物語空間が拡がっているような気がしました。
子供の頃は、この橋のあたりを近所の仲間と走りまわっていたのですが、
想い出そうとすると、その当たりから想像の空間に入っていくような
不思議な気持がするのです。きっと忘れた想い出がいっぱいその当たりに
落ちているんだと思います。色々な不思議な思い出の玉が。
写真はいつもの運河沿いの通勤路の花壇の花(?)、草木です。
前から狙っていてなかなか綺麗に撮れなかったのですが、
今日は思い通りに撮れました。何か春を迎えて伸びていく生命の
痛痒さを感じさせるような気がするのです。
(本当はもっと大きい画像でお見せしたいのですが、バランスが。^^);