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毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような 
憑いているような

毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている

帰りたいと気安く表現などしたくない

この悪戦苦闘の肉眼を ....
優しさのグラデーション
増えた色 密度も増し 煌めきが尖るメルヘンの角
舞って秒を光の粉にして 吹いてゆく 風の小さな心臓

あなたのメッセージを見ると元気が湧く
優しくなったね 昔 ....
優しく 優しく 優しくしたいのに ごめんね

電話の相手は不具合で私の灯火の余裕が吹き消されそう
テーブルの横でつかまり立ちを口を尖がらせて練習する弟
そしてやがて3歳になるお兄ちゃん ....
記憶外れの季節に 人生を四季で表すのならば
今 物覚えの幼さに悪さに切なさに 晩秋とでも
とどめを刺すかのように老いて置こう
それでも時々 灼熱の向日葵でありたいとも願う

どうであれ流 ....
身籠って 産み落として
遠のいていった 円の扇子

縹色に染めた夜空を次元のフィルターに通して
オパールが形を整えてゆく 円から欠け円へ満ちる

側面と円柱と竹のよう

東へ西へ梯子に ....
帰宅すると妻がキレていた
子供が泣いている 上手にお座りしながら

帰りが遅いとキレていた
仕方のない理由 会議とラインしたが既読スルーだった
育児中のストレスを二人で割っているつもりだけれ ....
オイラおっさん猫2003年生まれだからおっさん猫

同年にあかねちゃんに拾われたから毛食住セレブ猫

時が流れておっさん猫 でもかわいい健在の猫パン チ

最近は赤ちゃんがオイラを ....
短い時間 さささのさ
書きたくなるの 

子共のことも
オッサンねこも
季節のお知らせや
ぐちぐちだって
悪玉菌の回答だって

ネタいっぱいで書きほうばって ひとりでに
そよぐアタ ....
とんとんとんとん
すり鉢で

ぐるぐるぐるぐる
潰して

がしがしがしがし
裏ごしまでする

 上手にごっくん出来るように
 私はこの愛情を楽しんでいる
 
 食事と愛情

 ....
それぞれの想いに世界を覆う空気がマーブルに

色を成して 溶けてゆく

包まれている

 私が体験した訳ではない友人の痛み
 ただ立ち尽くしながら体中から煙に塗れるように語りかける
  ....
君のいないリビング

殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り

時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す

寂しいよ とても

君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴

寂し ....
一日の終わりに感謝が募る
愚痴の可愛さは勝手に元の圏外に戻る
感謝は勝る 何よりも勝る

意図にせよ能動の自然にせよ
一日の終わりに感謝は募る
感謝はべきではなく完璧の地球色の空

  ....
華が喋り出しそうで
まだ聴き慣れていない 違和感と魔訶過不思議

曼珠沙華が現れる 斜め左上の目先に
そんな時期を迎える 耳に凛とぶら下がる涼しげな季

岸に立ち臨み映える意気込みもほどほ ....
夏にさよならを
今年は雨が連なりますね。雷師も人格が変わってきたようです。
と、お天気お姉さんが言っていました。
それはそれで構いません。
カレンダーを丸めたような手紙をバトンにして
 ....
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている

天井を見ている
見渡せる限り 見ている ....
嬉しい嬉しいと動き回って 一時逆子になった君
この前2100グラム 少し大きめと

きっと愛情過多ね 今から親馬鹿ね 

嬉しい嬉しいと動き回って そんなに嬉しいの?
同じくらい嬉しいよ
 ....
ああ!計り知れないメモリの揺らぎがムチと成す 刺激

悔しさではない 頼もしさと愉しさ 敬意に値する同じ縄張りのど真ん中で

 私は合掌している 知らず知らずに 指紋の行方を拝むほど
    ....
湿度を感じ 曇り空を此処に降らし
その灰色に害されない豊かな今の心を嬉しく思う

なんとものんびりとした時間を過ごすのだろうか
感謝は想うだけでは罪 そのようにも感じる

世の中に何が出来 ....
膝 様様。

私の日に日に重くなる体重を支えて頂き感謝申し上げます
妊婦が一番感謝しているのは 膝 様様です

よっこらせが呼吸なのです
それでも努力は怠っていませんよ 

毎日きちん ....
今日は姪っ子と詩人の誕生日
姪っ子は一歳 詩人は何歳だったかな・・
時々 神と繋がっているはずだから 脳の杖は黄金の如意棒
だから 私たちを唸らせるんだ
生まれ持った持たされた才能に違いない
 ....
オリオン座を見てくると ダウンを羽織りタバコを持って
ベランダへゆく あの人

最初に惚れたのは あの人だけれど
今は遥かに私の方かもしれない

 にやけた幸福の笑みは空気を至福へ空へと押 ....
妊娠すると涙もろくなる
涙腺は加速する

 幼児虐待のニュースが目に入り
 頭が痛くなるほど 泣いた
  
  悲しい世の中は終わらない

 養子問題のニュースが目に入り
 身勝手な ....
クフフッ
ボクは男の子

ママは云ったんだ
大人になったら男の子はパパに似るはずだから良かったねって

 惚れんなよ ママ

クフフッ
ボクは男の子

でもボクはママのDNAを好 ....
あいつは何をやっているのだろう・・・・
小さな世界の自身の等身大との格闘

アタシは審判なんて頼まれていないけれど 裁く慰めもない
傍観の繋がり魂 他人さ
眺めてはいる

いい景色さ
 ....
まだ 秋に吠えているの?
もう 母になるのだから 色白に染めた肌を粉雪の背景に凭れ

ゆっくり歩んで生きなさい

胸の張りが急速に母になってゆく まだサクランボ坊主なのに
体がのそのそしか ....
雨が降っていたので そのように感じました
空と自然の営みの 湿と陰と灰の しぶみ
晴れは いつもいつも 迎えに来る 至福を吹く 生きの道

全うを急がない 備えの遺書の目次の下書きの浮き絵
 ....
まだ心拍を確認できていないから

小さな豆粒

あと10日後に確認しにいくね

小さな豆粒

今日は雨が降っていたんだよ とても落ち着く音と控えめな曇り空

一日中眠気が取れず 半 ....
戸惑い 落ち着き 秋霖に身籠る

乳酸菌をひたすらに欲していた
カルボナーラとシチュウをクリーム類を欲していた

浜辺の神秘の窓を拭くように その波は眠気を誘っていた

 戸惑い 不思議 ....
そろそろ 準備はできた頃かな
心の準備なんて本当は要らない
君が時間をかけたいなら
合わすしかないから

 待っている
 待ち草臥れない音楽を流しながら 中秋の名月には準備できているよね
 ....
一人にやけて 窓ガラスに姿を映せない真昼間
一人企んでいる その後の人生設計を ニタニタ気味悪い
にやけているから そのままにして置く 放置プレイさ

 肉体が保っている間に 主演しなければ  ....
宣井龍人さんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
憑いてる貴様- 朝焼彩茜 ...自由詩421-5-24
優しさ研ぎ澄まして- 朝焼彩茜 ...自由詩12*19-5-14
怪獣と怪獣- 朝焼彩茜 ...自由詩1217-5-19
記憶外れの季節- 朝焼彩茜 ...自由詩9*17-2-2
縹色の霊- 朝焼彩茜 ...自由詩14*15-6-30
イクメンには届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩23*15-3-17
毛食住おっさん猫- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-2-17
さささのさ- 朝焼彩茜 ...自由詩15*15-2-4
食事と愛情- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-12-18
銀河を渡る飛行機雲- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-12-10
君がすごしたリビング- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-11-16
地球色の- 朝焼彩茜 ...自由詩2314-9-25
妖しい華- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-9-18
夏の消印- 朝焼彩茜 ...自由詩21*14-8-18
天井とお空- 朝焼彩茜 ...自由詩19*14-6-24
母性本能- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-4-25
貴様へ感謝の念を飛ばす- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-3-27
他愛のないかけがえのない- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-26
膝_様様。- 朝焼彩茜 ...自由詩21+*14-3-12
姪っ子と詩人の誕生日- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-2-19
あの人- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-2-3
妊娠と優しい大人- 朝焼彩茜 ...自由詩12+*14-2-3
ボクは男の子- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-1-13
あいつは何をやっているのだろう・・・・- 朝焼彩茜 ...自由詩7*14-1-11
急速に母になってゆく- 朝焼彩茜 ...自由詩18*13-10-28
雨が降っていたので_そのように感じました- 朝焼彩茜 ...自由詩17*13-10-23
小さな豆粒- 朝焼彩茜 ...自由詩13*13-10-15
秋霖に身籠る- 朝焼彩茜 ...自由詩15*13-10-11
月を止めた愛の次- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-9-11
酔いとボケの狭間に来てくれたら- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-10

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