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夜中
叫ぶ蝉
かなしい程
我を嘆かない
例えばサイレン
そうして来る災禍
気付いていないのか
誰に聞かせたい?
誰を救いたい?
七年の歳月に
何を知った
痛むのは
何処だ
 ....
おかあさん
おかあさーん


わたしを産んだ日は
晴れていたと聞きました
満開のサクラ
初夏のような西陽のなかで
汗をかきながら
わたしを産み落としたと。
産院の名前を覚えています ....
冬が背中のうしろまで来ている
今夜の雨は仄かにぬるく
地上のものの体温をすべて奪う雨ではない
むしろ
ささくれ立った地表を磨き
朝が来る前に
つるりとした球体に変えようとしている
古びた ....
浴槽のなかで
泣くと
温まった頬よりもっと
熱いものが滑る

首筋をかすめて鎖骨へ
塩を含んだ水滴が落ちて
水に溶けてゆく

こうしていると
かなしみはまた
薄い皮膚を通 ....
遠雷が止み
雨の最初の一滴が落ちるまでの
僅かな静寂に
こころ、ふと無になり
空の灰色を吸い込む

程なく落ち始めた雨粒に
再びこころには
水の班模様が出来て
潤う、のでなく
惑う ....
それは明け方病院からの訃報

病の床にあった父親は
生命を生きることから開放され
静かに去ったという


今を生き残るものたちは
悲しみはさておき
思い出話を必死にかき集めるが
肝 ....
いのちあるものを

司る月の満ち欠け


この8の月は

月が二度満ちる


その不可思議に

神聖な月は

青い月と聞く



頑なな心の闇夜も照らし出す ....
一瞬

ふたりの思惑は重なって

短い沈黙が生まれる



幾度触れても

求めたい唇に



一度は小鳥のように

二度目は

シェイクの最初の一口の ....
るるりらさんの銀猫さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サイレント- 銀猫自由詩8*14-3-11
祈り_〜八月生まれの母へ〜- 銀猫自由詩13*12-8-15
手を離せば- 銀猫自由詩10*09-11-26
飽和- 銀猫自由詩16*08-2-2
雨の伝う肩が- 銀猫自由詩22*07-5-15
記憶- 銀猫自由詩5*05-8-14
Blue_Moonに祈りを- 銀猫自由詩7*05-8-9
歌うきみ- 銀猫自由詩7*05-8-6

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