その日は
お花見の桜より うんこの話のほうが
うつくしかった
お隣さんが用意してくださった花見弁当を囲んで
いっしょに 盲の方と お花見をした
お洒落な桜色のスカー ....
この分析文は、田中宏輔氏の作品『THE GATES OF DELIRIUM。』が、どういう構造・構成で作られているのかを視覚的に見せることを目的として書いたものだ。
本編はこちらで読める。
『 ....
今年も春が巡ってくる。年度替わりの時期でもある。一つの区切りではあるので、年度を振り返ろうとしたら、ここ数年の振り返りとなり、出版された詩集を数多く読んできたわけではないと不勉強さに気づく。それでも ....
(しらないドアノブはしらないひとが回すから、わたし手も握ってあげない)未満ちゃんは、ひとことダイアリーでさえ、このツン。(1日放置プレイしたドアノブのところへ結局こっちから会いにいってしまった)で、 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=269388 思考散歩−サル学から/こひもともひこ
http://po-m.com/forum/pointview.php ....
いかいかさん「荒地」
http://bungoku.jp/monthly/?name=%82%a2%82%a9%82%a2%82%a9#a06
荒地では存在というが存在が無視されていく。自然 ....
これから私は慣れないことをする。
感想文を書くのだ。
詩で、しかも中也の詩で。
中原中也の詩に「月夜の浜辺」という詩がある。教科書に載っているくらい有名な詩なので、馬鹿な私でも知っている。裏 ....
今回は、しろいろさんと大森靖子(おおもりせいこ)さんの表現する世界をのぞいていこうと思います。ふたりとも、私がいい意味でショックを受けた方ですので、大切に考察していけたらな、と思います。
ま ....
20140505追記
リンク切れのため、批評対象作品にアクセスする手段はありません。また私が引用を必要最低限にしたために、詩の姿を確認する手がかりはほぼありません。そのような状態でもよろしければ以 ....
わたしは、山人氏の「生活」という作品を とりあげさせていただきます。
まずは 作品を 添付させていただきます。
【生活】
端麗に折りたたまれた見事な生活をそれぞれが晒し ....
1
まずは自由に作品を読んでください。
◆◇◆
『Pooh on the Hill。』 田中宏輔
narrata refero.
私は語られたることを再び語る。
....
[梗概]
「yo-yoの作品の魅力を生み出している秩序付けられた混沌について書いた文章。」
http://yo-yo.blogzine.jp/poem/files/01.pdf
詩のテ ....
枝まめのからをいちいち剥いて、煮立った出汁にいれてすぐに火を止める。つやつやした色のつぶ。おとうふはいちど湯がくと灰汁がでてやわらかな口どけになる。片栗粉を水で溶いていたら夫から電話があり、遅くな ....
ものもらいの点線、根性焼きの冷たさ、長い水飛沫、
乾いた。鉛筆の色を思い出した。いくつもの冥々はバスタブの中だった。
地面は薄い膜に覆われていた。背理覚えたてのプリーツのマシンガンの掘削で ....
ひとりで新幹線に乗るときの駅弁は寿司ときめている。新大阪からは巻き寿司、品川からは握り。東京からはめったに乗らない。缶ビールを買って、のみきる前に満腹になってしまう。
実家の庭に増えているす ....
雨を洗う
プラチナの雨
光漬けになってゆくスリジエ
小さく開いた
指を結んで
単純な日々の曲線を
なぞった軌跡
映し出される度に
周りをやわらかくする
ロ ....
バンペイユという果物がある。確か晩白柚と書いたと思う。最近ではスーパーでも売られている。要はでっかいザボンである。因みにザボンはでっかい蜜柑で、つまりはザボン、バンペイユともに柑橘である。食する機会 ....
きみのオデコはとがっている、おやすみと言うたびに、やだやだされて、それはちょうど夏の虫だったから、掛け違えたボタンが蝉のように、ポックリ病だ、ぼくはきみを目覚まし時計と間違えていた。
縞模様 ....
産業の海は
寒色インク
どぶのグラデーション
おっと
空だよ
自然の絵描きは
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
今日は 鬱
やっつけ仕事で 鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
排水溝から
....
バナナをたべるやつがいる。仕事中だってのにひどく蒸し暑い。暖房をきった社内ではでたらめに剥かれた皮が、黄色い運河のようです。本流から逸れた給湯室でお茶係の女の子たちがバナナをたべている。2階か ....
わたしたちはFEEDされている。
生きるには時間が経ちすぎている、
絶望は希望よりもすこしだけ早く感染する、
いるといないの合間を貪る猫。
不自由で浴びる、
嘘を吐くときは好きではないが ....
自分の指を切り落として火を灯した夜
非可塑のたばこは声ではなかった
ささくれを噛んで飲み込んでみても
ち、ま、ちました皮が歯茎に張り付くだけでもう誰もいない夜
恒星は辛くて吸えな ....
目をつむり目をあけ答えあわせする
振り向けば鏡を持たぬ空の青
目をつむり目をつむる火に触れてゆく
冬が脱ぐ光の服のたおやかさ
....
2011/11/14 23:47
夜道、ひっそりと息吹く新芽のことを思いやる。手のしわから生え出た薄緑の突起が、寒さで枯れてしまわないよう温もってやる。ポケットに突っ込んだ手の握りは優しい。握った手 ....
悪意とは作為的である。
作為的な悪意とは相手を貶めようと企むことである 。
これが詩に置き換えられたらどうだろう 。たまに特定の人物を揶揄したような語りを見受けられるが、これが作者に近い肉親や ....
濃淡を、くりかえしながら先割れのスプーンに近づいている朝
演じるということ、やさしさということ、おろし金から飽和する雪
質量をもってしまった画家はもう手のひらを返すようにかなしい
....
飢えた。中身が蒸発して底にこびり付いた消化不良のカスが、見える。水ではちっとも、うるけない。親指の皮に見えるカスが胃に張り付いていてピロリ菌も息が、出来ない。消化不良。消化不良で飢えた。飢えは続い ....
王国はいつまでもそこにありますように
ありつづけますように
と
(そこ、
という代名詞の罪ぶかさについて考えていた)
尾を振りながら過ぎ去っていくいくつかの流体
真白の雪原がどこまでも広が ....
針くだく魚の血潮の銀河かな
手の甲で遠去ける度みどり湧き
さわりゆく棘のままただ融ける雪
夜を剥ぎ夜を接ぎ足す光かな
振り仮名が ....
そう、散らかった部屋。僕の体重に沈むクッション。回転する夜の底から、聞こえてくる羽ばたきの音。反響するサイレンと、赤い光に祀られた地球儀。骨の浮きそうな、肩。世界をデッサンする指先が、背中に子午線を引 ....
澤あづささんのおすすめリスト
(49)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うつくしい_うんこ
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るるりら
自由詩
23*
15-10-3
【HHM2参加作品】田中宏輔『THE_GATES_OF_DE ...
-
こひもと ...
散文(批評 ...
2*
14-3-26
【HHM2参加作品】「沈黙」を聞き、「いま」を読む_—_縞田 ...
-
N.K.
散文(批評 ...
3*
14-3-24
【HHM2参加作品】ドアノブと未満ちゃんの事情
-
阿ト理恵
散文(批評 ...
8+*
14-3-15
(仮)ピグミーチンパンジーの〝現代詩〝_1
-
ツ
散文(批評 ...
4+*
13-2-24
【HHM参加作品】「荒地」
-
すみたに
散文(批評 ...
4
13-1-31
【HHM参加作品】エロい詩(感想文と妄らな空想)
-
木屋 亞 ...
散文(批評 ...
4*
13-1-27
【HHM参加作品】しろいろさんと大森靖子さん
-
佐藤真夏
散文(批評 ...
5*
13-1-25
【HHM参加作品】非連続
-
深水遊脚
散文(批評 ...
4*
13-1-24
【HHM参加作品】端麗に折りたたまれた見事な生活
-
るるりら
散文(批評 ...
8*
13-1-22
【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんの ...
-
こひもと ...
散文(批評 ...
16*
13-1-19
【HHM参加作品】「yo-yo「紙のおじいちゃん」について」
-
葉leaf
散文(批評 ...
7
13-1-15
枝まめ
-
はるな
散文(批評 ...
3
12-5-14
圧縮軍
-
鯉
自由詩
2
12-5-13
すずらんのこと
-
はるな
散文(批評 ...
2
12-5-7
4月29日
-
エスカル ...
自由詩
7*
12-5-4
久しぶりに短い文章。
-
小池房枝
散文(批評 ...
6
12-4-26
目覚まし時計は、まだ鳴らない。
-
ズー
自由詩
9*
12-4-26
は_く_さ_い
-
和田カマ ...
自由詩
3*
12-4-23
出社日
-
ズー
自由詩
1*
12-4-14
ふりそそぐ
-
はるな
自由詩
9*
12-4-13
モエサケル
-
鯉
自由詩
3
12-4-6
現と在
-
木立 悟
俳句
4
12-3-27
語る死す
-
kaz.
自由詩
2
12-3-8
読まれる行為とは
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
5+*
12-3-3
点描
-
ことこ
短歌
9
12-2-29
吾郎
-
長押 新
自由詩
4*
11-12-8
monologue
-
雛鳥むく
自由詩
10
11-12-3
ノート(鬼視)
-
木立 悟
俳句
7
11-11-21
風切羽
-
yuko
自由詩
4
11-11-4
1
2