すべてのおすすめ
鼻がかったほのかな声

それを聞いていると

口では言いたくないことを

つよく固く思ってしまうのだ

おまえのすべてがうまくいきますように

すべてのなかのその一つが

しょ ....
絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが鳴り響いていた

降りつもる痛みや悲しみ

こぼれ散るひかり

ゆっくりとゆっくりと

絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが ....
地球温暖化なんて二酸化炭素のせいじゃないのに

熱塩循環の周期だけのお話しなのに

誰かがぼくらに

PM2.5なんて今に始まったことじゃないのに

誰かがぼくらに


みんなは ....
夕方のバウムクーヘン

夜10時のナポリタン

そのあいだに

息つぎに忙しい水泳のように

祈りや移動や鍵置きやメール


どんどん近づいて

どんどん過ぎてく


 ....
嫉妬なんかしてない

さびしくて

心配なだけだ

鼻血をだしたり

しつこくしたりするのは


隕石のせいかも知れない

氷川きよしの

新曲のせいかも知れない

 ....
知らないところで打ち合わせ

くだらない

くだらない

助けてやらない

知らないところでまた打ち合わせ

電話やラインやスタバの2階で

助けてやれなくなるからな

悲 ....
小学校のとき春のことを

春の感じを

ぱっぷくどんって呼ぶのだと知った

理科じゃなくて国語で

国語の教科書にのってる詩のことばだった

だからこのみずみずしい不安や

ぽ ....
託児所に息子を迎えに行くと新しく来たと思われるこどもにジロジロと見つめられた。

ぼくが肌の色のちがうアフリカ人だからだ。

コンビニの明かりに照らされたりしながらぼくは息子と家路をたどる。
 ....
いちにちに八十回くらいあのばしょを思います帰ります

オレンジのひかり月のひかり花火のひかり

みどり電車のおと落ちてるセロファン系お惣菜やお料理


愛がたくさんつまっています

 ....
月のまわりにちいさな虹が

そのおおきな横をヒコーキ雲が

夜空もぼくらを許していたよ

夜空もぼくらを応援していたよ


つぎはぎだらけの愛のことば

なんか聞いてほしかったん ....
ふたりの朝は

にかい連続

雲ひとつない

こんなふうにして

ひとはひとと

別れてゆくのだろう

こんなふうにして


だれかがこんなぼくのために

命を使って ....
朝だと思ったらまだ夜中だった

漫画を二冊読んだ

雑誌を一冊読んであくびをした

傍観者たちに面白おかしく噂されては

おまえの名前をとなえて心をなぐさめていた

おまえを失いた ....
仲のいいひととだけ

つるんでいられるは学生時代

気の合わないひととであっても

やってゆかなくてはならないのが大人の世界


新幹線のなかで二十分ほど寝た

すこし頭がすっき ....
心配でふるえてた

寒さのようなふるえだった

ぼくの心配する気持ちは

そのとき受け入れられていた

こころとからだはどうかしている


ふるえながら

ぼくは

射精 ....
生きている痛みや歓び

どっちが

刹那や永遠だろう

ほんとのことってなんだろう

僕は馬鹿だから

あたまで考えたことは

信じてももらえずに

密かな証にしかしてもら ....
中村勘三郎が死んだ

勘九郎のイメージがぼくには強かった

ハッと驚いたようなとぼけたような目と口を思い出す

そばにいると誰もが惹かれた男ぶり、人間ぶりだったと言う

ぼくがそうなる ....
残酷なギャングスター

銃口をむけながら

若いふたりと談笑している

こころでは泣いている

目では笑っている

顔では遠く考え込んでいる


みんな帰ってゆく

どこ ....
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

 ....
どうだい

奇跡の居心地はどうだい

まだ慣れねえか

さっきは無限の中にいた

バイブレーションしながら

過去に未来に今を震えた

どうだい

奇跡の居心地はどうだい
 ....
こちらは大雨です、

ぼくはこころでそうしたためた

未来は今と過去の連続地点にあるのではない

今と過去と未来はパラレルワールドで

そのパラレルワールドには無限の組み合わせがある
 ....
いちばん大切なことがなんであるのか。

そんなことは分からない。

たぶんケースバイケースであるに違いない。

ただ、正しいことは絶対ではない。

この遠い絶望を認識するところから、理 ....
そう呟かれて

ぼくはそのひとを殺してしまった

悲しかった

静かだった

淋しかった

自殺するひとの心が見えた

ぼくは飛び降りた


ぼくが殺人も自殺もしなかった ....
いいなあと羨む気持ち

誰にでもあるよ

いいなあと羨む気持ち

少し淋しくもなるよ

けど気にしなくていいよ


そうなりたいだけなんだ

ぼくらはただ

そうなりたい ....
偶然や必然のふりをして

なにかがぼくらを試している

みんな失いそうになるたび頑張っていた

だって世の中すべて

失いそうなものばかりだから
自然界は排除をしない

ただ命で在るだけなのだ

受け容れては華やぎ

受け容れては澄まし

受け容れては汚れ

受け容れては誕生し

受け容れては滅びる

自然界は排除を ....
電車のストライキはなくなった

空き地からは土管がなくなって

田んぼに案山子はいなくなった


GDPはもう20年アタマ打ちだから

ストックするほどの土管を使う工事がなくなったか ....
ひとをじぶんのもとに呼びつけない

これぐらいでいいだろうとは思わない

じぶんや周りの?や!を素通りしない

めんどくさいことを途中でやめない


反論に対しては反論しない

 ....
高い所や高級な場所が好きになれなくて

そんなところに行くことはなかった

それはぼくのわがままで

そんなわがままに象徴されるぼく自身が

宇宙レベルのまちがいでもあったのだ!

 ....
漂えど沈まず

なんとなくカッコイイ気もする言葉だ

でも

沈むことがまるでダメなことみたいで

この言葉が嘘くさくて嫌いだ


沈みたければ沈む

漂えど

沈みたい ....
ぼくを痛めつけるのなら

もう無理だよ

たとえ間に合わなくても

たぶん間に合わないだろうけど


あなたの幸福を考えるのが

うれしくて楽しいんだ

そのくらいの自由
 ....
HALさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からだとこころと社会性- 吉岡ペペ ...自由詩813-3-10
絶望のしずかな荒野に- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-9
誰かがぼくらに- 吉岡ペペ ...自由詩313-3-7
夕方のバウムクーヘン- 吉岡ペペ ...自由詩513-2-25
鼻血- 吉岡ペペ ...自由詩713-2-16
また打ち合わせ- 吉岡ペペ ...自由詩313-2-15
ぱっぷくどん- 吉岡ペペ ...自由詩1213-2-13
看取り(1)- 吉岡ペペ ...自由詩1613-2-11
ぼくのやすらぐばしょ様- 吉岡ペペ ...自由詩613-2-6
夜のヒコーキ雲- 吉岡ペペ ...自由詩813-2-1
雲ひとつない- 吉岡ペペ ...自由詩413-1-31
こんな孤独- 吉岡ペペ ...自由詩613-1-27
大人の世界- 吉岡ペペ ...自由詩7+13-1-24
こころとからだ- 吉岡ペペ ...自由詩213-1-16
ハッピーバースデー- 吉岡ペペ ...自由詩913-1-12
中村勘三郎を思い浮かべる- 吉岡ペペ ...自由詩412-12-8
寝場所- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-21
言動のピース- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-15
奇跡の居心地- 吉岡ペペ ...自由詩112-11-14
ぼくはあなたに- 吉岡ペペ ...自由詩912-11-12
オバマ再選- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-8
そう呟かれて- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-4
いいなあ- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-3
慈しむ- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-30
自然界- 吉岡ペペ ...自由詩612-10-28
案山子を見ない- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-4
これぐらいでいいだろうとは思わない- 吉岡ペペ ...自由詩612-10-3
ぼくのわがまま- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-1
漂えど沈めず- 吉岡ペペ ...自由詩712-9-29
たぶん愛なら- 吉岡ペペ ...自由詩312-9-26

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