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【寂寥】

ふくろうの骨格をみて少しだけ悲しくなったハイウェイと森

やせこけた我の心の貧しさよ地をはいさまよう腕の細さよ

全身を氷漬けして大砲で発射後すぐに赤く弾ける

憂鬱がおへ ....
繰り返す毎日
何度も同じところを回り続けるペダル
チェーンでタイヤとつながって
前に進んでいく
毎朝同じ道を行くとしても

繰り返す毎日
いつも同じ時刻の電車に乗って
早足で乗り換えを ....
漠然とした砂の続く大地
平らな線が限りなく遠くに
つなぎ合わせればおそらく丸い

砂の山の起伏もさらなる飛翔の末
なめらかな肌になるのかもしれない
女の柔い背中の上を飛んでいる

細胞 ....
あおぞらにむかって
ほんはひらかれた
せかいのだれもが
てにとれるように

時間の波に押し流されることなく
権利の射程圏内から逃れて
生き残った言葉の集落は
門を開いて客人を待つ

 ....
この緑色の液体を飲みなさい
毒は入っていなくてよ
揉み解した葉っぱを干からびさせた物を
お湯にひたして体液を抜き出したのよ
人間は森から離れてしまったから
植物液を飲まないと
魂なき野 ....
心臓が止まったら
私は死んでしまうらしい
動けと思わなくても動くけど
止まるなと思っても止まる時は止まる
私は心臓をコントロールできない

心臓は身体の核
過剰に動くと辛そうに血を送る
 ....
まーつんさんの木屋 亞万さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日常漏泄- 木屋 亞 ...短歌4*14-1-3
それでも- 木屋 亞 ...自由詩10*13-9-21
- 木屋 亞 ...自由詩5*13-4-20
あおぞら- 木屋 亞 ...自由詩7*12-1-15
森心あれば- 木屋 亞 ...自由詩8*12-1-12
心臓が止まると死ぬらしい- 木屋 亞 ...自由詩8*11-12-28

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