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喪失感覚
精神耐久
疲労困憊
結局敗北

それこそ
離婚 ....
あなたたち大人が悪政や貧困や搾取や弾圧に対して
歯向かうのは分からないではない

しかし それはこどもに武器を持たせ
そのつかい方を教える理由にはならない

大人はいつも勝手な義を矛にし戦 ....
夢はほとんど叶えられない
それが人生

信じた愛は想わぬときに失う
それが人生

希望は絶望に叩きのめされる
それが人生

こころは骨折する
それが人生

きみは裏切られる
 ....
親を亡くした子を孤児という
妻を亡くした夫を寡夫という 
夫を亡くした妻を寡婦という
しかし子を亡くした親を呼ぶ言葉はない


その痛みや悲しみを表現できる言葉はどこにもない
きみらは冷酷で不条理なこの世界を変え
新しい世界を創りたいと言うことに
ぼくは一切何の異議も唱えない

でもきみらの遣り方は間違っている
きみらの遣ろうとしていることは
破壊やテロと同じ行 ....
浮いたり 沈んだり
忙しいよね 生きてくってのは

尖ったり 丸くなったり
大変だよね 世渡りってのは

従順になったり 裏切ったり 
しんどいよね 恋愛ってのは

嘘をついたり 愚 ....
ある用事があって久しぶりに
母校の大学の図書館を訪れた帰り坂

どこかから何かを燻らしている様な
芳しいとも苦っぽいとも想える

懐かしいような想い出したくない様な
薫りが否応もなくぼく ....
10代
ぼくはとても淋しかった
20代
ぼくは燃え上がっていた
30代
ぼくは舞い上がっていた
40代 
ぼくは打ち拉がれていた
50代 
ぼくはなにもかも失った
60代
ぼくに ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
ずっとぼくには想いつづけてる

ひとがいるんだけど

叶わぬ愛と分かっていても

想いが募っていけばいくほど

掬えないのは

分かってるんだけれど

水面に映る月をなんとか
 ....
ぼくは杖など必要ないと
想って生きてきた

杖を欲しがる奴は
弱い人間だと見下してきた

でも何故なんだろう
ぼくはいま杖を必要としている

杖を欲しがる奴には
絶対なるまいと決め ....
突然 私信が来た
それはぼくが詠んだ詩に
ついての批評ではなく

その詩を契機に
その人物の思想・信条を元に
ぼくの思想・信条を問うものだった

一通目は言葉は荒いが論理的に
皇室に ....
Gibsonが逆立ちしても
Fenderに勝てないのは

20フレット以上の
高音の美しさにある

Fenderが逆立ちしても
Gibsonに勝てないのは

6弦全体の上質な
バラ ....
砂漠に生きるものたちだけが持つ
本能が待っていた雨が降るのを知らせた

やっと待ち焦がれた雨が降り始めると
ぼくの心まで沁み込む雨が降り始めると

ぼくの心を苦しめてきた細菌が
ひとつま ....
いつも前のめりに生きてきた
お陰で全身は転んだ傷痕だらけ

いつも誰かがやめろと
大怪我するぞと忠告してくれたけど

やはりぼくにはできなかった
前のめりに生きていくしか

それで多 ....
ぼくは息をしている
ため息のときもあるけど

ぼくは息をしている
青息吐息のときもあるけど

ぼくは息をしている
深呼吸のときもあるけど

ぼくは息をしている
休息のときもあるけど ....
火を点けられると
わたしは蕩ける

点けられなければ
凛としていられるのに

そうあなたの
手や指や舌やもうひとりのあなたに

わたしは美しい死のように
柔らかく蕩ける

喘ぎ ....
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
去っていったものは
はじめから出逢ったことのないものと
想えばいいこと

背をむけたものは
はじめから背だけを見せていたと
想えばいいこと

そしてぼくは幼い頃に戻るだけ
独りぼっち ....
お前は誰にでも容易く尻尾を振らない
それが臆病な心を隠すためだとしても
媚びを売る飼われた犬の真似はしない

俺は猫に匹敵するくらいの
そんなお前に敬意を払おう

例え数日何も食っていな ....
お寒うございます
お元気でしょうか

でもわたしはあなたより
もっと寒さを感じています

息もできません
私は鰓呼吸はできませんので

それと云うのも
あなたが私を冬の海に

 ....
もう充分だと言うのは
きっと身勝手なんでしょうね

でもその気持ちが消えないんです
良くないことだとは分かっていますが

やはりこうして日々を
何とかうっちゃっていると

いつも最初 ....
夜は浅く長く 昼は深く短く眠る
世界が いつしか僕から消失していく
死が シェスタのようであったらと
祈り願いながら 僕は今日も
光のなか 眠りの岸辺と誘われる

意識と無意識の境界線が朧 ....
花よ
祈れ

花よ
癒せ

花よ
鎮めよ

花よ
救え


魂に
手向けられた
花よ

悲しみを
汝等が背負え

手向けられた
花よ

生き残ったものの
 ....
猫を飼いたいと想う
強く猫を飼いたいと願う

何度も管理人さんにお願いしても
答えはいつも駄目だと云う否定の答え

外には出さないし
部屋も清潔にするからと
懇願してもやはり否定の答え ....
島がある
蒼い海原に
点々と島がある

島たちは他の島が遠いため
どの島も自分たちを
孤島と思い込んでいる

ほんとうは
島たちは遠い昔
みな同じ陸であったのに

それを忘れ去 ....
リストカットは死にたいと云う
意思表示ではない

自分は死にたくない
誰か助けてくれと云うSOSなんだ

ぼくはその声なき叫びとして言葉を編む
その通奏低音には四つの言葉が流れている
 ....
きみは官能を嫌う
ぼくは官能を好む

きみは自叙伝を読む
ぼくは自叙伝を厭う

きみは武術を好む
ぼくは球技を好む

きみは楽観主義
ぼくは悲観主義

きみは太陽の下
ぼくは ....
オーケストラの調律の基本となるのは
オーボエの出す440HzのAの音程

オーボエは音程の不安定な楽器であるのに
ただ音程が聴き取りやすいために
その任を担わされる

しかしコンサートマ ....
ぼくは愛を信じるよ
例えそれが腐乱したものであっても
本当の愛の遺体なら
ぼくは喜んでそれを食べるよ

綺麗事に聞こえるかい
絵空事に想えるかい

ぼくはきみにも誓ったはずだ
絶対に ....
ただのみきやさんのHALさんおすすめリスト(65)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泥仕合- HAL自由詩3*12-9-23
置きなさい- HAL自由詩5*12-8-29
些細な人生論- HAL自由詩4*12-8-20
呼び名- HAL自由詩4*12-8-19
アンフェア- HAL自由詩4*12-8-17
ひとそれぞれ- HAL自由詩5*12-8-8
燻製- HAL自由詩11*12-5-15
年代- HAL自由詩9*12-4-27
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
月掬い- HAL自由詩5*12-4-14
- HAL自由詩7*12-4-13
私信- HAL自由詩112-4-5
NO_SIDE- HAL自由詩5*12-4-2
許諾- HAL自由詩6*12-4-2
前のめり- HAL自由詩312-3-29
- HAL自由詩212-3-27
美しい死- HAL自由詩412-3-26
お辞儀- HAL自由詩5+*12-3-24
荒地- HAL自由詩6*12-3-18
パブロフの犬- HAL自由詩4*12-3-16
寒中お見舞い- HAL自由詩4*12-3-15
巡礼- HAL自由詩6*12-3-13
シェスタ- HAL自由詩312-3-6
花よ- HAL自由詩7*12-3-5
些細な希望- HAL自由詩5*12-2-26
島嶼- HAL自由詩412-2-25
通奏低音- HAL自由詩412-2-23
平行線- HAL自由詩712-2-22
440Hz- HAL自由詩1112-2-20
あ・い- HAL自由詩512-2-16

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