すべてのおすすめ
  脊髄に刺し染みるような
  氷雨の降る土曜日
  灰色のレインコートを着た老婆が
  僕の口に腕を突っ込み
  ずるずるずるずると
  一頭の小熊を引き摺り出した



 ....
  透明なせせらぎが遥か遠くで
  岩の間をくぐり抜けてゆくのが
  聴こえてきそうな三月の朝
  いたずらな顔をして君が
  せがむみたいに背伸びをしたから
  僕たちは口づけをか ....
ただのみきやさんの草野春心さんおすすめリスト(272)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
氷雨の日、一頭の小熊を吐き出す- 草野春心自由詩511-12-15
縁側- 草野春心自由詩11*11-12-12

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する