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消えちゃいたい
消えちゃいたい
融ける雪みたいに
はらはら降る桜のように
誰にも迷惑をかけず
誰も悲しませず
消えてしまいたい
そんな夜もある
だけどわたしは人間で
....
本当に欲しい物を 手に入れる旅に出かけよう
必要な物だけ鞄につめこんで
きみは ひとり 旅に出る
大きな山脈も 美しい谷川の水も
たくさんのビルも 小さな村も
まるで どこかで見た景色
....
天国から地獄
たった一日のうちに
よくもまぁ これほど浮き沈みできるものね
楽しかった時間も
幸せな気分も
たった一つの悲しいことに
覆い隠されてしまった
もったいないと思う
....
心が干からびる前に
できることはあっただろうか?
言葉を失くしてしまう前に
言うべきことはあっただろうか?
伸ばした手は虚空をつかむ
無数の手が天に伸ばされる
それぞれの手は繋がること ....
町の人は言った
「女の子は宝石が好きなのよ」
今日も行商人の男が
小さな宝石を売りに来る
娘たちは彼を囲み
一つ一つ宝石を手に取って
ため息をつきながら
金持ちが買って行くのを見 ....
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ
大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ....
夜明け前の6時、トイレに行った凪は、喉もかわいていて、
台所にお茶を飲みに行った。
すると、カサカサカサカサと耳慣れた音が聞こえる。
ハッとしてリビングに飛び込むと、そこには大福がホタホタと歩い ....
冴え々え光る三日月と
冬の冷たい夜気の風
今一度(ひとたび)正常な神経を戻せるようにと
ただただわたしに降ってくる
(赤子が欲しけりゃ薬など
飲まん方がいいんだけども)
あれほど ....
「もも色の風だよ もも色の風だよ」
と誰かが言った
そんなはずはない
冬の真っ只中なのだ
「もも色の風だよ もも色の風だよ」
とまた誰かが言う
窓を開け のぞいてみると
確かにもも ....
永久(とわ)に続く幸せを
いつしか求めていた青い鳥
夜明け前に ふと気づく
限りあることを
やがて羽ばたく
血を受けた我が子に
やさしいキスをして
今一度(ひとたび)の夢を見よう
....
ひらりひらりと舞い飛ぶ運命
ふらりふらりと舞い遊ぶ夢
決意をするときはいつも一人
夕焼けに包まれた川べり
ザーザーと雨の降りつける高架下
オリオン座の輝くマンションのベランダ
....
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい
夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている
夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ....
みんな何かを抱えているんだ
幸せだとか 不幸だとか
そんなカンタンに決めつけんなよ
「辛い」の尺度だって
それぞれ違うんだ
泣きたい夜なんて 誰にでもあるんだ
だけどこらえて 笑ってるんだ ....
どうして君が死んだの
ずっと問い続けている
どうして君が選ばれてしまったの
ずっと考えている
もっと聞きたかったよ
夢の話や 今作っている歌のこと
昨日見た映画の感想や ....
肌の具合がよろしくない
節約の名のもとけちられた 安い化粧水のためか
二十代も後半の衰えのためか
鏡をのぞくと気が焦る
わたしは後 どれだけのことができるだろうと
前だけ見て 今を満喫し ....
そらの珊瑚さんの凪 ちひろさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
消えちゃいたい
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凪 ちひ ...
自由詩
9
13-3-27
ひとり旅
-
凪 ちひ ...
自由詩
4
13-3-12
天国と地獄
-
凪 ちひ ...
自由詩
7*
13-2-7
Hands_Up!
-
凪 ちひ ...
自由詩
7*
13-2-3
アンテーゼという娘の物語
-
凪 ちひ ...
自由詩
4*
13-1-30
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
-
凪 ちひ ...
自由詩
8*
13-1-29
怪奇_うさぎの大福大脱走
-
凪 ちひ ...
散文(批評 ...
3*
13-1-18
月の子
-
凪 ちひ ...
自由詩
10*
12-12-19
もも色の風
-
凪 ちひ ...
自由詩
10*
12-11-29
青い鳥の未来
-
凪 ちひ ...
自由詩
6
12-4-27
君が何かを決める時
-
凪 ちひ ...
自由詩
3
12-2-20
さんせっとららばい_2___夕暮れの街
-
凪 ちひ ...
自由詩
3
12-2-10
幸不幸
-
凪 ちひ ...
自由詩
2
12-1-28
現実
-
凪 ちひ ...
自由詩
7
12-1-12
今と未来
-
凪 ちひ ...
自由詩
3
12-1-10
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