すべてのおすすめ
わたしはこの風景を切り取り
自分の懐へ持ち出すことに成功した
白い砂を踏む幼子が
その足を冷やしながら
ふるさとを築いていく
かつて少女だったわたしも
そうして ....
そんなに
目を点にして
俺を見つめるなよ
普段父親らしいことしてあげらないけど
週末はできるだけ帰るから
だから
あんまり俺を見つめると
鼻をひん曲げて
目隠しするぞ
【おしまいの彩り】
るるりら
胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
【オータムポエム】
人の本心なんて
点滅し続け点描画のようなもの
ひとつひとつの点は 真摯に刻印された 思いだとしても
鳥が ときどき啄んで
さらってゆくから だれにもわから ....
【古非のぷろぺらぺら】
寄る辺なき人を包む卵白は
光を まだしらないから 蔭も しらない
光に かざすと 水路のように やさしい
血管は だれの目からも 守られている
けれど あなたは ....
雲っこひとつない空
だんだんろうそく
涼しい木々のお湿り
バイクで気持ちよく下れ
お気に入り銭湯まで下れ
あぶない言わない
マイナスはいやだ
まもられてるから
運つよそうだから
....
夏が残っているよと偽りを言って朝顔の写真を友人に見せた本当は初夏の写真なんだけどみな信じて、感慨深そうにしている いまさらこれは…と打ち明けることもできずにしまったな、と内心は罪悪感でいっぱいとなった ....
トトロと言えば魅力的なキャラクターが多数登場するが
中でも出色は猫バスだろう
あのインパクトはいまだに色褪せはしない
地元のまつりで今年の春は機関車トーマス+アンパンマン号が子供たちに人気だった ....
***みなさまへ
るるりらです。このたび たんなるミスで
自分のハンドルをHALUにかえてしまいました。
しばらくすると、ハンドルをもとに もどす予定でいます。
類似するハンドル ....
【そこには無が、有った】
たまった洗濯物は無かった
たまった洗い物は無かった
たまるストレスは無かった
たまったヤルセ無サは無い
不健康な食生活は無かった
不摂生 ....
(ボクめせん)
おかあさん だいじょうぶですか。
ねつ早くなおるといいですね。
ぼくもがんばりたいとおもっています。
ねつがなおったら、あかるくたのしく ....
ついこの前
サロンで御一緒したのに
無表情で「こんにちは」をした
人見知りのあっちゅは
比留間さんに
「可愛いこが来てくれた」と
人差し指でおでこをツンと
されて
....
【つめたい てのひら】
どんなに ちいさな赤ん坊であっても
うまれながらに ちいさな爪があるように
花であるなら 必要とする土が要り様でしように
イヌサフランときたら
土 ....
写真の側溝に 子猫がいます。
なぜか、写真の向きは かえられませんでした。
****************
葡萄の実は はじめは みな 緑色
やがてそれぞれに似合った熟し方をす ....
むかしから廃れていた街だった
それでよかった 気にもとめなかった
隣にいるべき人が この景色には居たのは
あたりまえ
故郷とは そういう場所だった
潮風が吹いていると言われても な ....
瞬時に言葉を
デジタル化させて送信する
そこにわたしの姿はなく
肉質を失って
闇の中には音がない
音がなくした闇は 門となる
両手で 門の形をつくり
ひかりにかざす
....
ひぐらし
ぐ〇●●
ら●○●
し●●○
しず○
ず倍○
ま○音
る○○
レ○○○ ....
気味のわるい社員から
留守電
青い命令だけが正しい
嫌いだ
楽しくないのは嫌いだ
めちゃ青い
つまらない会社じゃない
めちゃ青い
それが僕らを守っていた
気味のわるい社員から
....
おんなじようなものが
仲良く並んでいても
それは調和とは言えない
ちがうものが
仲良く並んでいて
はじめて調和と言えるのだ
ちがうことを怖れてはならない
その寂しさや煩わしさを
嫌が ....
まだ若いからだの頃
営業車へともどる夜道に
清烈な花の香がした
まだ相俟みえぬあなたに
届けたくなっていた
僕だけのものにする為に
その小さな花々を毟り
車内にそれを舞い落とす
生ま ....
たいせつなものを失って
それを得るためにした努力が霧散して
そしてからだと心のバランスを失って
なぜだろう
ぼくはそこまで落ちて自由になれた
たいせつなものを捨てたのだろう
たいせつなもの ....
きのう駅までの坂道をのぼりきったところで倒れた
こんな感覚はじめてだった
喫煙所のスーツたちが対面の病院に連絡してくれた
あまりに近かったものだから乗用車で迎えに来てくれた
そのあいだも馬鹿み ....
裏切られるたび疑い深くなる
そしてそんな依存はやめようと思う
溜め息を吸い込むようにして
他人のこころをからだに通してゆく
ちいさな自分に開き直りながら
そのなかに常住のこころを探している
すごく苦しいよ
失うより
ほんとにましなんかな
すごくぼんやりしてる
黄砂とか
そんなん関係なしに
すごく会いたいよ
歩くとか
そんなのですまないから
すごく苦しいよ
失うより ....
できないさようなら
縁側でひかりだけ
生きていてほしいから
さようならできない
ひとりで今から
ひとりで眺めて
ひとりで歩いて
がんばっていたんだ
生きていてほしいから
縁側でひかり ....
ぼくは
いちばんひとりぼっちになる
ともだちなら絶交レベルの身勝手さだ
前に進もう
前に進もう
ごめんね
ごめんね
誰か
誰かもう
誰かもうぼくをひとりにしない
誰か
さよなら
....
なんにもない大地に寝転んで
耳をつけて目を閉じてみたい
風のおとひとつしない大地に
耳をつけて目を閉じてみたい
水の流れるのが聞こえる
流れるおとを嗅いでみる
肩のちからが抜けてゆく
....
わたくし獰猛な檸檬 チューニングするチュー リップ
いいかげんの はちゃめちゃさで
いい加減をさがしてる
わたくし球体ですの
清潔な球体の切り口 ビタミン ....
スキヤキ食べに来なさいよ、と入居者の方にまた誘われた。
ぼくは屈んでこのご婦人に笑顔を返す。
ご婦人はもうしかめっつらの真面目な顔になって午前のひかりのなかに消えてゆく。
ぼくの仕事は介護福祉士 ....
命は大切ではない
肉や魚を植物を
食い散らかして
なにをいまさら
体罰が照射して
自殺がこだまする
どう使おうか
この命ちゃん
なあんにも答えなくていい
どう貫こうか
この命ちゃ ....
泡沫恋歌さんの携帯写真+詩おすすめリスト
(146)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふるさと
-
小原あき
携帯写真+ ...
4*
14-2-14
そんなに見つめるなよ
-
ichirou
携帯写真+ ...
15*
14-1-31
【終】おしまいの彩り
-
るるりら
携帯写真+ ...
12*
13-12-21
オータムポエム
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-11-22
【非】古非のぷろぺらぺら
-
るるりら
携帯写真+ ...
9*
13-11-16
雲っこひとつない空
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
13-11-14
緞帳芝居
-
もっぷ
携帯写真+ ...
6
13-11-8
新作猫バス
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
9*
13-11-4
てづくり太陽
-
るるりら
携帯写真+ ...
6*
13-10-26
群青_参加作品_テーマ主題【_無_】【そこには無が、有った】
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-10-22
おたより
-
hiroto22
携帯写真+ ...
9*
13-10-16
れいかい
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
11*
13-10-15
つめたい_てのひら
-
るるりら
携帯写真+ ...
9
13-10-1
マスカット
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-30
ジンジャー_&エール
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-29
テガキノ青黄黒緑赤デジタルヘ
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-12
沈むと_思っていた
-
るるりら
携帯写真+ ...
9*
13-8-26
青い命令
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-4-1
証拠
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
8
13-3-23
沈丁花の唄
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
8
13-3-15
自由だ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-3-14
路上
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-3-13
常住のこころを
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-3-12
帰り道
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
13-3-9
さようなら
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-3-8
前に進もう
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-3-5
耳をつけて目を閉じて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-2-24
球体の印象
-
るるりら
携帯写真+ ...
11*
13-2-23
看取り(2)
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
12
13-2-17
命ちゃん
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-2-17
1
2
3
4
5