すべてのおすすめ
花粉症の季節になるたび世話になる薬局のひと髪型かわった
苺とかバナナはあまりよくないと教えてくれる口元がいい
帰りには苺じゃなくてグレープフルーツ買って帰って剥いて飾って
好きになる ....
(噛め はやく噛め そして全て飲みこんでしまえ)
(急げ さもないと捕まる でも何に)
二つの時計の秒針のズレと共に 未曾有の空間にパラシュート着地
明け方の紫の あけるという未来しか待って ....
ここは
終わったんだ
まだ
あるといえばあるけれど
立ちあがり立ちあがっては 階段のその先に続く 段階に酔う
消えてしまうという現象の真実味 味わうことなく消えたかったの
ドーナツを頬張る 珈琲をすする 手 皺 血管にも覚えた愛しさ
....
どどどどど 屋根の音とつらなって濡れておちてくベランダの灰皿
こういう日は思い出してみるちょっと前 ひとりぼっちが普通の雨の日
ゴムのはし結んで噛むと汗のあじ 赤白帽の活躍した ....
横浜の郵便局のかげ曲がる畑在っても彼は在らず
ただそんなことを思って珈琲を手には同じ銘柄の煙草
靴先を鳴らして白線を踏む仕草にさえ一筋つたう
さいごだと線香の先灯すけどこらえきれずに ....
とまってしまった観覧車はイルミネーション
風が二人の間を吹いた
ここの潮の香りは
かぎりなく偽物だ