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夏の香りがする鉢を
あなたは両手で持っている
鉢の中にはひまわりの
枯れた
ひまわりの花だけがひとつ
えんじ色のマフラーには
秋が詰め込まれている
冬のよう ....
あなたの唇を枯らし
血をにじませるもの
わたしのこぶしを引き裂き
血をにじませるもの
冬
凍りつく冬の陽射し
寒い朝には人々の胸中に隠れたものが明るみに ....
膝までの深さの
泥水のプールに
君と潜ってはしゃいでいた
君と潜ってはしゃいでいた
僕たちは19歳で
怖いものなんか何もなかった
僕たちは無敵で
青春は永遠だった ....
おまえはただのロック
おまえはただのパンク
おまえはただのハード
おまえはただのメタル
おまえはただのポエム
おまえはただのノベル
おまえはただの散文
おまえはただの ....
ロックしても
ノックしても
おまえのこころはどうにもならない
おまえはまるで壊れたアラーム
そのときがきたって起動することなんかないのさ
裏通りじゃドラッグ ....
よう、あんた誰だい
俺のことを知りたいのかい、たとえば俺がどんなやつで
どんなことをして暮らしているか知りたいのかい
俺は皮剥ぎさ
毎日人間の皮をはいで暮らして ....
うそつきな服を着た少女たちがすべってゆく表通り
中華料理店の裏口の窓に三度高く上がった炎
路面電車の停車音が精神異常者の断末魔の叫びを中和するダイヤグラム
ボサノバ気取ったニュー ....
明るく
楽しく
元気に
ハッピーに
なんて
やりたいと
思ったこと
なかった
人の言葉に頷き
決められたことを守り
与えられ ....
陽の当らない路地裏の側溝を流れるよどんだ水が、区域の変るところの段差で病人のように流れてゆくのを見ていたのは夕方、肉体と精神が遮断されて、明るくなる朝と暗くなるだけの夜を見つめているだけの ....
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は
あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ....
いやな知らせを
渋るみたいに
雨は降りつづけ
おれたちのいらだちは
こころのひだに
致命的なまでに
濡れて張りついていた
オールディーズがいつも
バースデイみたいに流れ ....
梅昆布茶さんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(71)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
季節のあなた、そして、季節のぼく
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ホロウ・ ...
自由詩
4*
13-2-7
冬の日
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ホロウ・ ...
自由詩
9*
13-1-6
夏の死体に埋もれて
-
ホロウ・ ...
自由詩
12*
12-11-12
ただのロック
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ホロウ・ ...
自由詩
5+*
12-8-18
ロック・アラウンド・ザ・バンカー
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ホロウ・ ...
自由詩
1*
12-8-6
剥いだり切ったり生やしたり
-
ホロウ・ ...
自由詩
3*
12-6-24
饒舌する不在(それが伝言板ならどんな言葉も読み取れることはな ...
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ホロウ・ ...
自由詩
5+*
12-6-6
honesty
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ホロウ・ ...
自由詩
2*
12-5-27
なにもかも叩き壊された場所
-
ホロウ・ ...
自由詩
1*
12-5-23
生きてるかぎり書けるもの
-
ホロウ・ ...
自由詩
9+*
12-5-14
エディ・コクランと冷たい指先
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
12-3-16
1
2
3
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