すべてのおすすめ
今朝は寒かった
故郷の朝を思い出した
近づいては遠ざかる 除雪車の排気音 タイヤチェーンの音
サカモトさんと うちのとっちゃがやっている 雪かきの音
屋根からの小さな雪崩が サ ....
ぼくは きみの手に 導かれ
太陽に 触れる
太陽が輝いている まだ 何色でもない
太陽が 沈む ぼくに
巨大な 火 焔
太陽が 沈む ぼくに
太陽の 中の ぼくの 中で 太 ....
泥沼
暗い泥の中 うずくまる
わたくしの想いは 気泡になって
ゆっくりと のろのろと 浮き上がる
底のない 沼から ゆっくりと 浮上する
ドロドロの水圧に 耐えられるように 螺旋に
....
機械どもの産声を聞いた
静電気の金切り声を聞いた
真空内部のわななき
コイルの唸り声
セロトニンのうねり
超伝導
磁性の旋律
粒子の加速音
思考は人間の内部的産物
そもそも ....
象牙色の季節
その風景画の中を 汽笛を燻らして
蒸気機関車が きみの笑顔を揺らして
ほら 行くよ
音もなく上昇してくる太陽に
映画のエンド・テロップのような終わりを感じた朝
....
不要 もしくは 不足
それは ヒトが 考える 事象でしかない
不要は 無い 不足も 無い
全ては 歯車の 噛み合い
歯車と 歯車は 数と 数の 関係
それは 絶対
歯が ....
ぼくは誰からも
愛されていると感じたことが無い
付き合っていた人は何人かいる
好かれていたことはある
求められていたことはある
何人目かの君は 愛していると言ったけど
その意味 ....
海原をぎらつかせ 燃えている タンカー
空をぬるぬると鈍らせる 採掘場は炎の上
砂漠の皮膜を滑るように撫でるのは
水汲みの女 干乾びず 永い時間をかけて染み込む
水滴の艶 丸み なんて美しい女 ....
私には、物事の正しさ、何かしらの真理、確信、誠を、得よう
それらに、近付こうという、考え、向上心が、ありません。
出世や裕福さ、社会的に、自らを高めようという、生活意欲が、ありません。
何一つ自 ....
ペルー産のルビー求めて外国産ピル飲んでビル街越してナバロンからアバロンヒル越してバビロンまでビローンとひとッ飛びするワイドな足どりワイドなニッカポッカ似合うワールドワイドな鳶っぷりポッカポカのポカリス ....
リビドーのリピートをアオりエレクトさせるエレクトリックオーラルだオーロラで映し出すエレクトラグライドのクラウド達の苦楽クラックよりもコカインが股間の濡れ起ちには役立つと知ってる俺達のヤク断ちにはまず風 ....
広東の狂ったホンカン腐ったポンカン投げつけられてカンカンに怒ってポン引きのオッサンに引鉄引いちまって後に引けなくなって焦ってるポリ公ったらポリバケツ漁って浅ましく明後日の朝飯ゲットしてる中華ゲットーの ....
チャイナから阿片中毒のターンテーブリスト呼んじゃいなブリストル経由でやって来た眠れる獅子は四肢痺れたまま決して罌粟なんてヤってねぇヨっつって痙攣したまんま曼荼羅絵皿をスピンすっぴんだと顔面凶器のガ ....
お父様と お母様の 夜の営み
その 家族計画の 失敗により
私は 部落の 長屋に 生まれました
つぶれた魚屋の生臭い あばら家に住んでいた
私よりも 貧相な 子たち
何故か その子たちが ....
配給された その竹槍で 何が 刺せるのですか
高射砲の弾丸も届かない
遥か 雲の上 から 無差別に 奴等は爆弾を投下したのです
あなたのヨイトマケで どれくらい深い 穴が掘れましたか
その ....
ねえ 何を数えているの?
そんなにも 緑が眩しい庭で
蟻たちが運ぶ 死んだ虫の数?
オジギ草に悪戯しているのは
無邪気な蝿
チューリップの首を 切り落としたのは
ぼくだよ
雑草を刈る ....
苦痛の中に感じる快楽
快楽の中に感じる罪悪
罪悪の中に感じる恍惚
恍惚の中に感じる失意
失意の中に感じる優越
頭の中で千匹の回虫が
サラサラ崩れる米の山ように ざわめく
額の汗はきっ ....
頭の中で 鳴るんだ
音を飲み込む音 音を噛み砕く音
音を叩く音 音を破る音
音を切る音 音を捻る音
音を削る音
それらが それぞれ七色に発光して
カウントダウンが始まる
サーカ ....
僕が火傷をした子供の頃
母さんは泣いてばかりいて ばあちゃんにきつく接するようになった
父さんは酒を飲むようになって 母さんと喧嘩ばかりしていた
じいちゃんは無口になって そのまま死んで ....
わーがやげどしたわらすの頃
かっちゃ泣いでばりで ばっちゃさきづぐなった
とっちゃさげ飲みさなって かっちゃど喧嘩ばりしてら
じっちゃ静がさなって そのまま死んでまった
だばって
ばっち ....
黒く輝く夜
遠く白亜の列柱が順次砂時計の白い砂のように崩れ流れる
流れる白い粉
その冷たさに打たれる 雪遊び
子供たちの数え歌が懐かしく頭から湧いて口先に零れる
まるで童心だ しかし
氷山 ....
−−−−−−−
03/9
自戒として、あるいは、第「二者」の言葉として〜
「お前の言葉とやり方は、
以前からわたしに吐気を催させている。
なぜお前はいつまでも沼地に住んでいて、
....
瞳孔の暗黒の中に 太陽が一粒落ちて 沈んでゆく
狂気へと たそがれる 一筋の緊迫した神経
暗闇にもたれて 電磁波の凶音を 非難場所の平原
音符が草々と香り 鎖雨と ひっそりと 通じ合い ....
冷たく重い油膜が 舐めるように
横たわる裸の そこかしこを
ゆるゆると 圧迫してゆく
-----
細やかに泡立つ銀色の音像から 油色の真空の中
混沌とした精神の渦中へと 流れ出す音 ....
午後2時43分の光
とろけた白い蝋
傷だらけのソファー 肘掛の隙間に詰まった
粉っぽい埃に染み込んでゆく
強姦されたんだ ぼくは自分に
犯されたんだ 俺はぼくに
やり終えた奴 ....
西の青いカーテンには赤く
南の赤いカーテンには青く
風を糧に立ち昇る白い炎が染まりゆく
窓辺に徐々に映る屋根や壁は熱に揺らいで
立ち昇る蜃気楼の輝きに眠りながら焼かれ続けた眼は
夢の終り ....
光満ちる波打ち際に
子供達のふざけ合う声が跳ね返っている
紫陽花がつづく坂道を振り返れば また眩しい
海の上を白金の波が幾重にも走る
潮臭い湿った日影で 老人たちは
灰色に窪んだ眼で ....
湿った目蓋
その表面には空気の原子流域が干渉している
ガラスに滲むノイズのような きみの画像
輝く グラス
揺れる グラス
いつもの グラス
いくつもの グラス
いつまでの ....
黒い夜は翼で
濡れた街灯は滴 光る針先は行先
目蓋を濡らせば 感じれる
涙が鋭く凍るけど
唇が渇いて切れるけど
歯車は廻る ただ空転して
それでも 先へと空廻る いつもどおり 正確に ....
未来
人造人間が リゼルグ酸ジエチルアミドを
舌下に吸収した時
解かれていなかった 魂の 謎の幾つかが
明らかになるだろう
部屋中の塵が惑星になって
光りながら ゆっくりと往来する ....
subaru★さんの小野 一縷さんおすすめリスト
(107)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
北の町_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-20
月と太陽と夜に_/_****'02
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-20
言二葉_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-18
経過_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-17
ポエティックコラージュ_〜スロウモーション_/_****'9 ...
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-17
the_prayer_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
1*
11-3-16
笑い話_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
6*
11-3-15
マーチ_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-15
お前が死ぬべきだったのに。
-
小野 一 ...
散文(批評 ...
4*
11-3-14
ディス_イズ_ハシ詩_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
2*
11-3-6
ディス_イズ_現代詩_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
2*
11-3-6
ディス_イズ_ポエム_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
2*
11-3-6
ごめんよ_ハニー_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-4
...and_Mary_Chain_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
7*
11-3-1
벚꽃_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
6*
11-2-27
庭_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-2-25
308号室_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-2-23
サーカスがやってきた_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
6*
11-2-22
ぼくは帰る_/_****同
-
小野 一 ...
自由詩
6*
11-2-19
わー帰る_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
3*
11-2-19
フェリー埠頭にて_/_****`04
-
小野 一 ...
自由詩
3*
11-2-9
詩、薬、病のこと等、ノートより寄稿
-
小野 一 ...
散文(批評 ...
3*
11-2-7
酔歌_-_4_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
4*
10-11-19
酔歌_-_1_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
4*
10-11-18
残照_/_****'98_'01改編
-
小野 一 ...
自由詩
4*
10-11-14
黄昏の比率_/_****'01
-
小野 一 ...
自由詩
3*
10-11-13
光満ちる村_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
4*
10-11-12
瞬瞳_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
3*
10-11-9
降り立つ_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
4*
10-11-9
粉雪_/_****'03
-
小野 一 ...
自由詩
5*
10-11-7
1
2
3
4
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する