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幼い頃より私は
自分が昆虫の一族であると
思ってきました
色香だとか
瑞々しさだとか
まばゆさだとか
そんなものには縁がなく
私のからだは
金属のように硬く
乾燥しているのです
....
美しい 庭
自分を見つめ直すための 庭
幾千枚の 緑の葉
針刺す布
手から 落ちて
ただ そこにある庭を 眺めている
季節は めまぐるしく動き
今 また
再生の春が ....
たとえば みにまとっていたものが
らんるだとして
らんるという字を漢字で書けない場合は
低能だが
さいきんは
パソコンがあるから
かけなくてもごまかせて
べんりになった
そういうい ....
時は流れ
自己は留まり
空は流れ
色は変わる
想いは千年を走る
生きるという思い。
命という綾
生き方という戦略
細く長く
積み重ね
長く待つ
長く喜ぶ
さあカゴに何を入れましょうか。
歩き慣れた買い物道は私を安心させる
色鮮やかなフルーツと人なつこい売り子さんの笑顔
古くて腕あたりが柔らかなカゴ 私が育ってきた家庭
新しくて刺がまだ痛 ....
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