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きょう僕は
空ろな骨を
たべた
おっけ・ぶーこ
という女の子であったらしいそれは
はじめ
ずいぶん抵抗していたけれど
僕がひとこと
寂しかったんだ、ずっと
そういって涙をながすと ....
奇数ばかりを並べる
偶数しか選ばない
そんなふうにおれらは生きてきた
奇数のあなたと
偶数のおれ
ショートカットが好きなんだよ こいつ
なんでおれと一緒になった?
やられた ....
ことっ
かすかな音が
わたしたちの奥の奥のずっと深いところから
した
ぶくっ
ぶくっ
おずおず
と ....
さみしい、なんていうんじゃないよ
うまれたときから、さみしいんだ
それがきみなんだから
ねぇSORA
きみはうまれたときから
ひとりをたたかってきたよね
それがきみだったよね
き ....
まぁ
さて・・・
ということでしょう
これは
おいらは
さて・・・
ばっかりで
これまでやってきましたけれど
まぁ
さて・・・
ということでしょう
これは
どこ?
....
白い砂漠に
矢のような日光が降り注ぐとき
摂氏五十度の風に
駱駝が弱音を吐く。
そのころ
私たちの小さな家の二階では
左腕がV字に固まった女が
つば広の白い帽子を右手で押さえ
吹き ....
ヨシキリザメが泳ぐ
ちいさな町の
ちいさな家の二階に
海はひそんでいる。
右手で白い幅広の帽子をおさえ
車椅子にのったおんなが
吹き荒れる海をみつめて
V字に固まった左腕と
尖った ....
おれの才能はただひとつ
きみをほんとうに好き、と
死んじまってからでも言えること。
玄関の横の向日葵の鉢植えの横で
腹筋しながら光っているのはホタル。
奴が男でも女でもどうでもいい ....
もう
なつの光が消えてから
七年がすぎて
あれほど
うるさく
見舞いにきていた テントウムシも青空も海も風も
すっかり
あなたを
忘れてしまって・・・
もう
あの日から
七百 ....
ひまわりは もう 空いろの自転車をこがない
それが すっかり あかね色にかわって 杖をついて
やっと歩いているから
風をたべていた鳥は 夢をたべはじめてからずっと 腹をすかせ
風は その ....
光は
空を見ている
いつも。
風と遊んでいる
こどものころから。
ところで、
と、言うのだ
光が。
ところで、
ワタシヲ
ウゴケナクシタノハ
ダレ?
ね、だれ?
....
鉛をひきずるようにして
一日一日をすごしている
一日がおわると
カレンダーのその日に/線をひき
あなたが入浴したときには 水色の○をつける
ウンチョスのしるしは おれの手帳に
Unch ....
猟銃でメタ撃ちされた男の頭が首とはなれて
どこに飛んでいこうが
おれには関係ない
ただ、今日は、家族みんなで食事に出かける日だ。
この時間、このシチュエーションで、なんで
ろくでもない男 ....
さくらのつぼみが
ぽつぽつ
ほころびるころ
わたしは いつも
ひとつだけ
かみさまに
ねがいごとをします
、
たいせつな たいせつなおねがいをするのに
よこになったまんまで
ごめん ....
アラガイsさんの草野大悟さんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空ろな骨
-
草野大悟
自由詩
3
13-7-7
殺す!
-
草野大悟
自由詩
3
13-6-14
アジェリッド(涌き水)
-
草野大悟
自由詩
4
13-5-9
SORA
-
草野大悟
自由詩
2*
13-3-8
さて
-
草野大悟
自由詩
3*
13-2-15
白い砂漠に
-
草野大悟
自由詩
5*
12-10-8
くじら帽子のおんな
-
草野大悟
自由詩
4*
12-8-26
ホタル、きみはもう真っ裸じゃないか
-
草野大悟
自由詩
6*
12-7-18
忘れ去られる・・・ひまわり・・・の
-
草野大悟
自由詩
5*
12-5-15
末路
-
草野大悟
自由詩
6*
11-11-8
負けない
-
草野大悟
自由詩
3*
11-8-10
好き
-
草野大悟
自由詩
6*
11-5-25
事件
-
草野大悟
自由詩
2*
11-4-22
ふりしきるあいのころに
-
草野大悟
自由詩
3*
11-4-4
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