すべてのおすすめ
イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ だんろ くものすがた がすのもくろんだこたい


重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか くもを


餅の命の要素。滅ぼそ ....
       
 体が言った 
 本を信じた 
 本を伝えた 
 体が云った 
       
眩しくて瞼を不満げに閉じて


末梢を抹消するのを待つとしよう


それ故に故郷の音が即響く


明暗のみえない日々に月の音
あのときの瞳と見てる鐘の音


あざやかな後悔の色 好きだった


きみの飛ばした靴に落ちていく空


知らない本の中に知らない夏がある
雨上がりの紫陽花みたいに話しかけてくれる人だと思った



この手があったか!って言いながらカイロで手を温めたそんな冬



平成最後の夏にいまだ囚われたまま、彼は空を見ている

 ....
誰もいない町に佇んでいる言葉


つめたさに目覚めた朝の冷めた夢


有限の湯気が光になっていく


ここにない声を再生している風


何もないただ大切な季節だった
青春のなかに月日があるかんじ



三人の月日が春の月になる



煌々とかがやく高校 後光差す
掃かれていく埃にも誇りがあった

梅のような苺のような色の飴

雨粒の振りして降ってるちいさな星

幻のように優しい声だった
消えたきみと花火のまぼろしを見ている

あの歌を思い出している言葉の雨

泣くこともできずに曇るきみのそら

きみの眼差しが世界の全てだった
余談だけど 照れが育って憧れがコア 鉄、黄昏て溶けたんだよ
 よだんだけど てれがそだってあこがれがこあ てつ たそがれてとけたんだよ


なんだ、可愛い若旦那
 なんだ かわいいわかだんな ....
絵のような明るい窓に君がいる

くすくすとくず湯を飲みながら笑う

雪なんて降らなくてもいい冬がある
おしまいの先で出会った物語

文脈で星を繋げる帰り道

余白のなか 猫がすやすや眠ってる
画用紙に緑でおとうさんを描く

ひまつぶしに雲のかたちで遊んでる

きみの日はきみに出会えた日のことだ
私たちは
泣くことができないという理由で笑うことができる
図書館の本はすべて貸し出され
司書はひとりで本棚を読んでいる
液体が身体を覆う火曜日に息をしながら眠っているの


青空と明るい色した太陽とアイラブユーであなたが踊る


朝方に透明な赤がしきつもり魔法電車が人力で走る


五時半にひりひり ....
アラガイsさんの水宮うみさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
古代にいた子- 水宮うみ自由詩4*24-1-27
伝言云う人- 水宮うみ自由詩4*23-9-11
日々響くビビビビ- 水宮うみ川柳4*23-8-23
教科書の中であなたは春だった- 水宮うみ川柳5*21-7-21
季節にいる人- 水宮うみ短歌1*21-6-6
バス停の透明- 水宮うみ川柳3*21-5-11
青春- 水宮うみ川柳4*20-12-14
わからなかった- 水宮うみ川柳2*20-6-24
実現した現実- 水宮うみ川柳2*20-5-18
余談なんだよ- 水宮うみ自由詩3*20-5-13
冬に笑う- 水宮うみ川柳2*19-11-3
読書- 水宮うみ川柳4*19-10-26
きみの日- 水宮うみ川柳3*19-10-10
笑う- 水宮うみ自由詩2*16-3-14
バイバイ神様、動物になったらまたおいで- 水宮うみ短歌2*16-2-6

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する