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美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
何を書こうか分からんチン
電子レンジで言葉を焼いて
食え喰えなんて、もういやだなあ
なあバイト君

僕はバイト君じゃないさ、しがない詩を書くアホさ
アホは関西弁では、いいことで
バイトは ....
<雪見カンガルー>

どうしても雪の白に溶け合わない
自分の体を恨めしく見下ろすと
袋の中で子供たちが
凍えながら見上げている



<嫌がるラクダ>

ラクダのコブは脱着可 ....
身体のいらぬ自慰
昨日まで
疲れ果て
施錠された膝頭
期限は不明

今夜は
雪が降るらしい
三月
今日は
三日である

あれ以来
自分の
裸身を見るのは
バスルームの鏡だ ....
あまりにも寒いわ。
黒いワンピースを着た女は、ビロードの裾を翻して二階から下の窓へ飛び降りた。

空はきらきらと揺らめいている。

今日は黄色い月は見えない。

イマノウチ

ぼんぼ ....
  桃の節句だ
  いい名じゃないか
  家には仔犬のももちゃんと
  4歳児のリーちゃんがいる
  まだフェミニズムとか騒がない
  同じ人間だが
  やはり性差はあると思う
 ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
蛹の時代は終わったと
鱗粉まみれの陽光を謳歌する
ここには花が少ないからと
蜜の代わりに蜂蜜を
葉の代わりに
デッキチェアを

さようなら、また今度、遊びましょう、晴れの日に。
そ ....
ひとりベットで

嘘泣きをしてみた

無理だった

こんな声、出るんだ

知らなかった

何があっても動じない人だねって

最近言われるから

泣いてやろうかと

思っ ....
鈍色に、はぐれて
まやかしの夢を見る
空の重さに耐え切れず
落下するものを/

(そは、ありなんや

/握り締めて
熱の、かけらに酔う

鈍色の、底
契るべきものなく
 ....
最高の褒め言葉をくれる人がいるそうだ

タダで


広告料でも入っているんだろうか

いや

実はすごく自意識過剰なんだろう


世の人は

自分に利益のないことは

 ....
こどもが眠ったあと
散らかったおもちゃをお片づけ
床に落ちている小さなペンギンを拾って
ふと
わたしは
しばし見詰め合う
ちょっと歪んでいるのは
100円ショップで買ったからかな
かわ ....
やわなきの、皮膚に張りついて。
あざやくを、知らないように。

ぼくらいは、見ない。感じる。
ことを、知らない、視線。

ぬまくるを、知らない。
(他は流れる)
ように流れるよ ....
ポッケ、ポッケ、ポッケ
手をしまう
離島の風が駆けていく
明るく抜けた水色が洗濯ものの裏側で
白の階段どこまでもリゾートマンションつづいてく
白いTシャツ後ろ首
小麦の肌にほつれ髪
初めて見かけたのは午後6時
センター街の陰でうずくまり
待つことを放棄しながら
背伸びをするリップスティック
名前は知らない
まだ明るい
これからの夜

1人でいる子を狙うほど ....
深夜
血を吐きました
世界が
美しくなりました

君には秘密にしておきます

部屋の中は君の寝息でこんなにも静かなのに
テレビの中では相変わらず人が死んでいきます
閉じられたブライン ....
さよならの温度が肌に絡み
満月が揺らぐので私は
消えていったあなたのために
右の頬を撫でてあげる
幾たびも満ち欠けを繰り返すあなたに
満月は寄り添うので
もうそれ以上
満ちることはな ....
絵を描くのが好きな姉でした
葱の絵を描いていました
うずくまる猫のように
ときどき鰹節も描きました

弟と仲が良くて
いろいろな物を交換していました
いろいろな物の中には
巷にある ....
消えていく
痛みをなぞりながら
その痕こそが
証であるかのように

鮮やかに
鳴いている
幾羽か、を、目に
焼き付けることもなく
空の夢をよく見るのだと
その人はうつむく
 ....
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●
●●○●○○●○●
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●
●○●○○●○●●
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●

白い犬を一匹飼ってい ....
どんなにか
ドンなにか
どんナニか
どんなにか
ドんなに

知っている
師っている
施っている
詩っている
死って

ある
いる
うる
える
おる

●●○●○ ....
たくさんの波の際に立ち
波があることを喜びながら
際に立つことを問いつづけている



沈む泡 残る泡
碧と緑の輪
まわる まわる もどる



波は波の ....
なかなか灯かない100円ライターをいじられているような・・・そんな気分の瞬間。


















ムゴっ・・・ギギギ
色を伝って
つなわたり
風と窓枠
夕べの衣
水に濡れたままの効能書き



治りたいのでしょう
治りたくないのでしょう
あなたと一緒にいたいのでしょう
木の香りがいいでし ....
さるすべりすべり落ちるあの
寝姿の
視線に匂う
密約の
触感の
柔肌
(とは使い古された)
僅かな湿り気の
伴う
触れる
瞬間の
うなじの
過敏な
さるすべりすべり落 ....
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・カタカタカタカタ・・・タカタタカタ。

★らっくラック★
★ぽいんポイン★
★どっとドット★

 ....
裂け目から
真紅のマグマが吹き出して
あっという間に
その名を残す
鞍馬山

では
義経にしておけ
そんな文句も納戸に仕舞って
冷たい雪の降る日には
温かい
牛丼が食べた ....
コーヒーと洗剤、カップラーメンを3個あの人と生きる為のここんとこ
うちには冷蔵庫がない

耕したままの畑にちょこんと寄り添うてみれば
お前らの生活には根ざしたものがない、と
お偉方の批判
 ....
片方の手のひとさし指に
目に見えない傷がついて
治っても治っても治らない日々にも
わたしは言葉を書きつづけている



くりかえす傷と傷のなかで
わたしは傷つけ傷ついてゆく
 ....
約束されたことは、なかった
ただ一度も、なかった
噛み合わない歯車が磨耗を呼び
嬉々として
それを食い潰した
約束されたことは、なかった

約束されたことは、なかった
なだ ....
木葉 揺さんの未詩・独白おすすめリスト(127)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
美しい夜に- いとう未詩・独白18*05-3-30
かわいい雨の中で- 石川和広未詩・独白10*05-3-11
動物園_2- いとう未詩・独白10*05-3-7
雛祭りチョコレエトケエキ- 蒼木りん未詩・独白1*05-3-4
snack_snow- 未詩・独白305-3-4
この詩を読んでくれる人に- 天野茂典未詩・独白605-3-3
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う- いとう未詩・独白12*05-3-2
船旅のアゲハ- いとう未詩・独白905-2-5
嘘泣き- RT未詩・独白205-2-5
水平線の濁りについて- いとう未詩・独白6*05-2-2
ホメオスタシス- 蒼木りん未詩・独白3*05-2-1
100円ショップのペンギン- チアーヌ未詩・独白4*05-1-17
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ポケット島- みずうみ ...未詩・独白205-1-1
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こんな夜に死んでいくのかもしれない- いとう未詩・独白2404-12-28
シルフィード- いとう未詩・独白704-12-20
- いとう未詩・独白904-12-15
飛ぶ鳥をよく知らない- いとう未詩・独白13+*04-12-8
布団の中で- 未詩・独白5*04-12-6
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ノート(手と手)- 木立 悟未詩・独白304-11-28
気分の瞬間_04.11.24_18:33- 未詩・独白4*04-11-24
ノート(糸色)- 木立 悟未詩・独白704-11-24
百日紅- いとう未詩・独白804-11-21
月までアト276336ポイント_〜ふゅーちゃぁ_泥饅頭〜- 未詩・独白5*04-11-19
裂け目- あおば未詩・独白1*04-11-18
こわい日々にはお花を塗って- 山内緋呂 ...未詩・独白404-11-14
ノート(傷粉)- 木立 悟未詩・独白304-11-10
霜降る月の霜。踏み拉かれる前の、あなたへ- いとう未詩・独白1204-11-10

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