トッポギ

(突然六本木に行くこと。)
韓国のお餅ではない。

うっちゃり

(うっかりぽっちゃりしてしまうこと。)
相撲の決まり手ではない。

ネット用語はどんどん進化しているよ ....
暮らす
暮らせば
暮らすほど

我が暮らし
ラクになる

月給十数万で
ワイン飲む

歳をとれば
余計なカドが
とれてくる
誰もが少し
ラクになる

たとえ
苦虫をか ....
足音は足跡から乖離する
帯びた意味を秘めたまま
けむりのように漠然と白い
地球を見上げる朝に
ちぎられた円環のビーズ
偶然が描いたあなたの星座を
子猫がシャッフルする
無邪気さと予感の熱 ....
取り残されたら怖いなって
そう思うのに
いつもみんなと同じタイミングではくっつくことができずに
遊離した電荷はなるべく迷惑をかけないよう漂うしかない

伝えたいことを一つも伝えられないまま
 ....
ハーネスを付けた老犬が
散歩している
ヨタヨタと…

仔犬の頃から
遊びあった犬
散歩中に私を見つけると
尻尾を回し飛びついてきたのだが

「マリリン」呼んでみる
近寄ってこない
 ....
無理だと思うよ
妖精が云う
あなたは人間だから
でもわたし
もうすっかりあきらめているから
それならなぜ
妖精が云う
あきらめているとできることが
それはなに
期待をしないこと

 ....
わたしの愛しいお月さま
 借り物の光で身を装いながら
 あなたは女王のように天を渡って往く

わたしの愛しいお月さま
 ちょっと見わからないが肌は荒れ
 あっちもこっちも傷だらけ

わ ....
平熱の日々には
ひとの軸が熟していく
高熱のうめきも低熱の苦しみも
何もないので表面はなだらかであるが
ひとの上へと落ちてきたものは
どこまでも着実に収蔵され
ひとを通過する静かな ....
終着駅までのすべての往路が足し算の暦なのだと
信じきっていたころも確かにあったことを思い出す
アネモネの蕾をみて安堵したように降りはじめる雪がある
ことはまだ知らなかった
降りつつ、積もる雪で ....
その川は病院の屋上にあった
男はゆっくりと川に入った

  早暁の屋上には看護師はいなかった
  監視カメラも男をとがめなかった

男の中で長年… 
そう 半世紀ものあいだ
渡りきれな ....
ここ数日来の寒波で凍てついた地下鉄の連絡通路に
場違いとも言えそうな親子連れの姿

乳母車を押し歩くお母さんの脇には小さなおんなの子
お母さんの手助けと押すのを手伝っているようにみえるけど
 ....
人は悲しさをばねにするのですか。
そう女子型ロボットの峰子さんに言われたので、いいえ、と答えた、
峰子さんは不思議そうに、じゃあ何をばねにするの、と理由を求められたので、
悔しさです、と答えた。 ....
むつかしーこたぁわかんねー
ときたら
むつかしくねーことも大体わかってねーもんさ
傷ついてへこたれて
頑張れやれそれとあんたらはいうが
富豪に便所紙の心配されてるよなもんだ
不足の根源 ....
君の手のひらの
大きさと
あたたかさと
少しの戸惑いが

わたしを少しだけ
女の子に
してくれたよ
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ....
京都市内は天気雨
 
烏丸通りを東へ進むと うっすらと虹の橋が

鴨川のあたりから 色づいた東山を通り 比叡のほうへと伸びている

消えそうな七色の向こうに

カメオベージュ、アイボリ ....
今季一号の木枯らし吹き荒れた次の日の朝
あれだけ騒々しかったのが嘘みたいに静まり返っていて
近所の児童公園にはこれでもかってぐらい散り積もった落ち葉

これってプラタナスだよね

比べてみ ....
浄化する現実路線

聖なる賄賂

信じて舞う

瞳を閉じて ひらひら 揺れて 恋


きらめく滴 雪は溶け 水

誰にも知られない部屋に

内側から閂を掛ける

時計の針 ....
終わりたくない昼と
始まりたくない夜が
西の空で見つめ合っているような
そんな色だった

手放したくない光と
受け入れたくない闇が
西の空でせめぎ合っているような
そんな色だった

思いがけない桃色 ....
どこかぎこちない言葉しか
出てこない気がして
まぶしい朝の光に
あわせる顔がない

ささやかであたたかい
そんな風がいいけど
おおげさすぎるしぐさみたいな
感情もてあます

青い空 ....
 すれちがったトラックには
 零れるほどのいのちが
 ひしめいていた

 通勤車両ではこばれる
 ひとみたいに
 いっせいに体をゆらしていた

 くろい体毛
 くろい顔
 ....
十二月の今宵、それは生まれる
光りを放つ発光体さながら
何かの対価としてではなく
忘れていたすべてを思い出させる核のようなものとして


すでに街は、待ちわびる螺旋の中心を軸に動き始め
 ....
母は私を
つくりたもうた それゆえに
憎んでしまって ごめんなさいね

あなたと私は別の人だと
あなたもそう 思いたかったことでしょう

あなたを否定することが
自分を肯定することに
 ....
気にしない
誤解されても
こわくない
思っていたけど
かなり厄介


嫌なこと
断れないで
してしまう
それは自分を
壊すことかな


わがままと
いう言葉って
読み替 ....
東京ドームで
ボン・ジョヴィのコンサートがあった
妻が息子、16歳になった息子と
二人で出かけた

妻は20年間
ボン・ジョヴィが来日するたびに
大喜びではしゃぎ回り
コンサートは欠か ....
36歳、遂に此処まで来てしまった…

ずっと心の中で泣き叫んでた
明日は来るのか?来てしまった
思えば、何度死を考えた事か
36歳、これで良いのか?悪いのか?

殆んど中途半端なまま、此処まで来てしま ....
 
 
(か)

せなかにある
ちいさなてんは
きっとわたし

かあさんの
か、は
いつもこどもを
おんぶしてる

こばなれしても
かあさんの
か、は

いつも
だ ....
いやなこと あった
だから いやなこと
書いた 紙に そしたら
いやなこと 書いてたの
見つけた 昔の
いやなこと 思い出した
けれども もう それは
すごくいやなことじゃ なかった
 ....
ジャガイモは茎をとるのが手間なんだそうだ
とにかく人手がかかるから枯れ葉剤を使ってるケースも多いそうだ
つまらねえ話だと思わねえか
そうとうつまらねえ世の中だよ

まるでオレみてえじゃねえか ....
がんばりすぎる君
そのがんばりが
むくわれないと泣かないで

小さな一歩が大きな一歩へ
たとえ今が そうでなくても
君が歩いてるってことが
当たり前じゃない
そうでしょ?

がんば ....
ナカツカユウリさんのおすすめリスト(180)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
超人的現代語辞典- 梅昆布茶自由詩916-6-26
暮らすほど- 野澤 尚 ...自由詩5*16-6-26
服毒説- ただのみ ...自由詩10*16-6-25
エレクトーン- チグトセ自由詩3*16-6-25
犬眠る、そして_ー歳を取るとはこういうことか23- イナエ自由詩15*16-6-23
未明のサンクチュアリ- もっぷ自由詩316-6-23
微笑- ただのみ ...自由詩13*16-6-22
平熱- 葉leaf自由詩916-6-21
おむすび- もっぷ自由詩816-6-20
ある男の命日に- イナエ自由詩11*16-6-20
いそぐひと- 恋月 ぴ ...自由詩35*11-1-17
峰子さん- モチヅキ ...自由詩310-12-9
どのみち- 竜門勇気自由詩2*10-12-9
手のひら- こころゆ ...自由詩11*10-12-9
壊れているのは僕だ- 森の猫自由詩20*10-12-9
秋の天気雨__虹が架かる空- 北大路京 ...自由詩14*10-12-7
片付けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩31*10-12-6
◆_黒裃_◆- 北大路京 ...自由詩15*10-12-4
桃色時間- nonya携帯写真+ ...18*10-12-4
雲のしっぽ- 朧月自由詩510-12-4
運ばれた先で待っているもの- 石川敬大自由詩19*10-12-2
season's_greeting- 月乃助自由詩16*10-12-2
母娘- 朧月自由詩210-12-1
にゅうがく- Wasabi 短歌210-12-1
It's_my_life- 花形新次自由詩10*10-12-1
36歳の地図- TASKE携帯写真+ ...310-12-1
かきくけこ- 小川 葉自由詩410-12-1
いやの詩- 佐倉 潮自由詩410-12-1
教えてくれや- 吉岡ペペ ...自由詩210-11-30
がんばらないで- 朧月自由詩310-11-30

Home 次へ
1 2 3 4 5 6