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どこかぎこちない言葉しか
出てこない気がして
まぶしい朝の光に
あわせる顔がない
ささやかであたたかい
そんな風がいいけど
おおげさすぎるしぐさみたいな
感情もてあます
青い空 ....
母は私を
つくりたもうた それゆえに
憎んでしまって ごめんなさいね
あなたと私は別の人だと
あなたもそう 思いたかったことでしょう
あなたを否定することが
自分を肯定することに
....
がんばりすぎる君
そのがんばりが
むくわれないと泣かないで
小さな一歩が大きな一歩へ
たとえ今が そうでなくても
君が歩いてるってことが
当たり前じゃない
そうでしょ?
がんば ....
僕は 僕の理由で
たくさんっていったんだ
負けられないと思うなんて
雨はそんなことなんかで
ふらないとおもった
君は君の言葉で
伝えてくれるとおもった
ただ悲しむだなんて
思わなか ....
トイレにはいるたびに
作り笑いの練習をする
たまには心から笑えるのではと
期待もしながら鏡をのぞく
宗教しているおねえさんは
嘘でもいいから笑いなさいと言う
嘘でしか笑っていないという ....
母は黙って
何層もの小さなレースを
縫い付けていた
私たちの家庭に
あらゆる窓が
母のつくったレースで埋め尽くされても
黙って縫い続けた
私たちを見ずに
母は
母であり続け
....
柔らかな詩集をよみたくて
その手触りをつてに探してみる
本屋の隅の空間
私と本との距離
固く閉ざされた世界
踏み入れる足はとまる
ひとりの詩人の呼吸になる
同じ風にふかれる
地 ....
今日も君は
大型の想いを飲み込みながら歩いてゆく
そんなには無理ではないかと
私の心配に気付かず通り過ぎる
ホームにつくと開いたドアの中に
ぎっしりヒトがつまっていたから
後ずさりした ....
ああどうしよう
うちの母さんの
消したい過去が父さんのこと
ああどうしよう
うちの父さんの
消したい過去が母さんのこと
恋愛に 生活に
人生につまずいたって
そう言わないで
....
駅で歌をうたってる
人の声を私は知らないよ
そこだけ光っているような
空気のざわめきを
横目でいつも通ってる
今日も確かに
帰ってきたの合図にしてる
ギターと共に
揺れる君の肩 ....
心の病に泣く君の
病とはなにで
どんなことで取り除けるの
震える肩を
前にしてなす術のない
自分が小さくて
生まれる前の
私たちにならきっと
この朝は素敵だろう
それほど ....
ナカツカユウリさんの朧月さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雲のしっぽ
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朧月
自由詩
5
10-12-4
母娘
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朧月
自由詩
2
10-12-1
がんばらないで
-
朧月
自由詩
3
10-11-30
ちから
-
朧月
自由詩
2
10-11-18
嘘の中の真実
-
朧月
自由詩
4
10-11-10
営む女
-
朧月
自由詩
4
10-11-9
書店にて
-
朧月
自由詩
4
10-11-6
♯2番線列車
-
朧月
自由詩
4
10-10-30
創造
-
朧月
自由詩
3
10-10-27
ふんふんふーん
-
朧月
自由詩
3
10-10-27
もう泣かないでほしいから
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朧月
自由詩
2
10-10-26
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