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胸と胸
肩と肩
重ねて
重なって

眠る街
ショーケースの隣
動かない
ふたりはオブジェ

なんだか
ちょうどいいですね

そうだね

タクシーの  ....
ひとだまは
リンが燃えるのだと
いう

底冷えのする
ステンレスのテーブルに
あなたは
白いかけらになった

リン酸カルシウムの特徴は
白くて 脆い

その白さは
小さな
 ....
最近。
エレベーターで夜遅くに帰ってくると、エレベーターが1階にまで来てることがある。へーこんな夜中でも出かける人いるんだなあ、自分みたいに、とか思ってたけど、ちょっと違うかも。帰宅した人が、エレベ ....
喪失の連続だった。ずっと。これからも。

ハッピーエンドなんて、ないんだよ。世界がしあわせに収束することなんて、ない。
ただ。その過程がしあわせであることはできるだろう。

風のない青い空を ....
人になった人魚は毎夜
海を見て泣くという

そうだろうか

脱ぎ捨てた過去には
もう2度と
袖を通すことはない

どんなに
やさしくあろうとも

もしも
私が人魚な ....
恋のうたを私はうたう

恋には
希望があるからだ
もちろん
裏切りも
いさかいも
絶望だってある

だけど
傷つくのは
私とあなたで

その宇宙は
誰にもわたさない

 ....
折れ曲がったあなたの身体を
まっすぐにするのが
私の仕事

あなたは

あなたの意志を持たない
あなたの影になってしまった

その瞬間
私たちは知ることになる
私たちが
実体と ....
わたしが詩を書かなくなったとき
どんな空が
わたしを迎えてくれるだろう

わたしが詩を書かなくなったとき
すべてのことばは
わたしを許してくれるだろうか

わたしが
終 ....
あなたに雨がふればいい
ブラウスが

やわらかく貼りついて
疎ましく思えばいい


あなたに雨がふればいい
ことばが
あなたを脱げばいい


小さな偶然を
言 ....
ジ 
ジッ と

命の 焦げる音がする

紫の
灯りに誘われて


やさしさは
銀の
電熱線だ

あなたに
触れて

私は
終わる

小さ ....
忘れないで と
わたしに
言う

流れゆく雲が
信号の点滅が

風の匂いが
あなたが

忘れないで と
わたしに
言う

わたしも
ずっと思ってる  ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
昔。高校生の頃だけど、「一番星」って作品を書いたことがある。これは歌詞なので、まあ歌えちゃったりするんですけどね。

  *  *  *  *  *  *  *  *  * 

 ....
えーオトナな人たちだけにむけて書きます。この前出張にいったんですけど、楽天ですげー安いホテルをとったんですけど、まあなんつうか、壁も安っちいわけですねそゆとこは。

で、となりのひとの声とかも聞 ....
えー
目下のところの目標は
全国縦断ツアーをやりたいです
小さな港町
あるいは政令指定都市
アリーナとはいわないですから
ライブハウスでオッケーですから

まあ
問題は
うたをうた ....
 
ねえ

あなたがこころ
開いたのは だれ?

からだのように
 
 
 
 
今日は地元では特別の式典。その時間を避けるようにシャワーを浴びる。ちょっと、少し、避けている。意識してることの裏返し、なんだけどね。

テレビの画面では、小学生があいさつをしていた。ある意味リーデ ....
青い地球儀を
くるくる回す
私は

地球儀にはなりたくない

てのひらで回されて
裏側にも
あっという間で

そのうち飽きられて
ただのオブジェだ

私とオセアニア
私とイ ....
あなたが
私をうかがってるうちは
私は大丈夫
あなたが

どんなにアンテナを
張り巡らせても

イグニッション
私が
キーを入れないと
あなたは動けない

私 ....
夏休みのプール
歓声の中
泳げないボクは
すみっこで練習

大きく
息を吸い込んで
顔をつけて膝を抱え
くらげのポーズ

ゆらあり
ゆらり

少しづつ
息を漏らすと
身体 ....
ボクは君を
幸せにしないでしょう

それと
逢いたい気持ちとは



小さなパラソルに
寄り添って歩く

少しだけ
雨が降って
 
 
 
ある朝
会社までの道を急いでいると
見慣れた制服姿
サルサ銀行のお兄ちゃんだわね
あ、そ、と思って通りすぎようとしたら
突然制服は
深々とお辞儀をして
申し訳ありません、と
わたしに向 ....
電車を待つ人々が
いっせいに
携帯を開く

今日の株価を確認する
プロ野球の結果を確認する
誰かとの 距離

同胞メール
という
機能が嫌い
いっせいに

私の孤独を送信する ....
腕の中で燃える子供を
抱きしめながら歩いてく
私自身が
すでに 廃虚だ
それでも

生きていくこと

人は
人である前に
影かもしれない
 
 
 
 
 
かくれんぼはきらい
とくいだから

かくれ切る
自信があるから

ひざを
抱え息をひそめ
草の
こすれる音を聞く

わたしは
どうなっちゃうんだろう
って

思いながら眠 ....
実家から、何の脈絡もなくメロンが届く。どうもよくわからない。ま、自分の行動も脈絡がないので、おそらく血筋なんだろう。

最近のメロンは、取説付きだ。通販の組み立て家具みたい。メロンの歴史。匂いの秘 ....
偶然に
通りがかったチャットでは
まさに
ログが消されるところ

削除
とあなたがキーを打つ

誰かが
削除とキーを打つ

あなたの
意志でキーを打つ

あなたの
意志で ....
なきうさぎの夢を見る
ある朝

目覚めると
あたりは真っ白な
雪の草原で

私も真っ白な
雪の装いで

私は嬉しくて
ぐるんぐるんと
でんぐりがえり

雪をまとって
走る ....
今日は雨雨の一日でした。いやもう昨日か。セブンまで買い物いっても膝から下がびしょびしょです。風邪ひくわ。

ほんと、漫画みたいに、自分の回りだけ傘で空気が保たれていて、あとは円形に雨が囲んでる。そ ....
どうしてもわからないことがある。

シクラメンの鉢植えを買う。理由は特に、ない。シクラメンだから。薄いピンクが、けなげだったから。違うな。何でもよかったのだ。自分以外の生物が、自分のテリトリーにあ ....
チアーヌさんのuminekoさんおすすめリスト(128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のオブジェ- umineko自由詩3*06-1-15
燭光- umineko自由詩6*05-11-26
エレベーターの向こう側- umineko未詩・独白3*05-11-19
グライダー- umineko未詩・独白1+*05-11-16
もしも私が人魚なら- umineko自由詩9+*05-11-6
恋のうたを私はうたう- umineko未詩・独白10*05-10-29
朝に咲く花- umineko自由詩10*05-10-15
わたしが詩を書かなくなったとき- umineko自由詩8*05-9-29
あなたに雨がふればいい- umineko自由詩12*05-9-19
銀狼- umineko自由詩7*05-8-26
リミテッド- umineko自由詩6*05-8-20
ばいすくるのソネット- umineko自由詩9*05-8-16
さかなゆめ- umineko散文(批評 ...7*05-8-14
拡散する宇宙- umineko散文(批評 ...8*05-8-7
全国縦断ツアーへの抱負- umineko未詩・独白11*05-8-6
せみしぐれ- umineko自由詩5*05-8-6
立ち並ぶ銀色のビルたちと- umineko散文(批評 ...6*05-8-6
サファイア- umineko自由詩5*05-8-5
ナスカの海- umineko自由詩5*05-8-2
ノクターン- umineko自由詩5*05-8-2
パラソルライム- umineko自由詩8*05-7-28
おとといきやがれ!- umineko自由詩11*05-7-27
携帯ホーム- umineko自由詩13*05-7-26
- umineko自由詩10*05-7-26
かくれんぼ- umineko自由詩9*05-7-26
メロンの時間- umineko自由詩6*05-7-15
削除- umineko未詩・独白7*05-7-15
なきうさぎ- umineko自由詩5*05-7-12
傘とわたし- umineko未詩・独白5*05-7-10
逆光- umineko自由詩3*05-7-10

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