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前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるようになった。詩論を交わせ
る知り合いも幾人かできた。様々なサイトを足繁く覗くうちに素晴
らしい作 ....
インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況変化が起きるとは思うが、
それが「光明」であるとは限らない。インターネットほど閉鎖的な
媒体はな ....
今よりもずっとずっと前…詩を書きはじめてしばらくの頃、友人から「雑誌に投稿してみない?」って言われた。彼女はその何年か前に「詩とメルヘン」という雑誌に掲載されたことがある。掲載されたその詩にはイラスト ....
「本音」という言葉があるけど、それは「真実」とは限らない気がする。
例えば、ある人に「それが本音ですか?」と問い続けて言ったら、最終的には「分からない」と答えるだろう。
答えは、いつだ ....
もう亡くなった女性患者さんとの会話で、今でも印象に残っている言葉がある。その人には夫がいたが、その昔、ある若い男性と愛人関係にあったそうだ。ところが、ある事がきっかけで40代半ばにして自分から20代 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=73125&from=listdoc.php%3Fstart%3D30%26cat%3D5
気にはなっていたのですが、文 ....
BSをぼんやりみてたら、映画やってた。イマジン。ジョン・レノンの伝記みたいなもの。
半分くらい終わってたけど、それでも十分楽しめた。私が強く感じたのは、ジョンの孤独だ。アーティストの孤独。仲良し ....
詩のことについて考える。自分が詩を書いているということについて、その意味を考える。詩を書くことに意味はあるのか? あるといえば、ある。ないといえば、ない。はっきり言えばよくわからない。だが、自分が詩 ....
われわれのうちの多くは、自分の脚でいろいろなことを行う。
走り、跳び、ボールを蹴り、時には自分の頭より高く脚を振りあげたりもする。
だがこれらの動作はまず、「歩く」ということが出来なければどうにも ....
文部省(ぼくらの頃は)が認めた国語の教科書に「こころ」がのってて、それから「人間失格」もありましたね。どちらも素晴らしい(後に全編読んで面白かった)けど、何を学べば良かったのかな? 国 ....
kim「詩人を攻撃してるわけじゃありません。」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=71718
◇
今、日記を書いている。日記を書いている最中に ....
私が通った田舎の女子高は、昔はそれなりに名門の高等女学校だったらしい。しかし私が通ったころは、もうそんな過去の栄光など地に墜ちていた。そのころはまだ援助交際という言葉がなかったけれど、そんなことして ....
本ばかり読んでいて勉強というものをまるでしなかったので、学校の成績は芳しくなかった。テストの成績は悪くなく、進学校にも行けないことはない、と言われたのだけれど、いかにせん、遅刻と欠席の回数が多すぎ、 ....
お年玉の全額を本に変えるのが習慣だった。地元ではまともな本が買えないから、母の実家がある街で買った。母の実家は一応県庁所在地にあって、その周辺にはそれなりに書店や古書店があったのだ。一年に一度か二度 ....
俺を慕う女性ファンの皆様、幻滅させたら御免なさい。
つい昨日、ストリップバーに行って来ました。
ですのでこのお話は基本的に節操なしのエロ話です。
男性諸君は気が向いたら呼んでくれたまえ。
....
夏が終わって、私はまた学校に行ったり行かなかったりの日々を過ごした。学校に行けばまあ成績は中の上、ほとんど図書室で本を借りるためだけに学校に通っている生徒だった。その当時、私には目も合わせないくらい ....
当時私が住んでいた町には、本も売ってる店が2軒あった。言っておくが書店ではない。「本も売ってる」店である。どちらの店に行くにも、自転車できっちり20分かかった。ひとつは、スーパーに隣接した、雑誌と文 ....
13歳の私は、キャプテン・フューチャーと火星シリーズと栗本薫の小説を愛した。それらの本はすべて母が母自身のために買ったものだった。母が買ってくる本はだいたいが私の趣味にあっていたし、面白くもあったの ....
11歳の年に、私の人生は暗転した。何がどう問題だったのか、私は詳しく書きたくない。私はそのできごとについて様々なかたちで詩にしている。勝手に想像だか妄想だかをふくらませてもらって、かまわない。ともあ ....
まず、母について語らねばならない。
私の母は、かなりとんでもないヒトである。イナカ住まいの高卒のキャディーだというのに、創刊号からSFマガジンを購読し、本棚には中国文学と江戸文学とハヤカワ ....
最初に言っときますが、私にモラルとか良識とか常識とかコモンセンスとか(みんな似たよーな意味やん)を求めてはいけません。あと念のために言うときますが、私は、趣味のガクモンで俳句と民俗学をやり、一年に一度 ....
先日、父方の伯母が亡くなった。
父は十人兄弟の六番目。
兄弟のなかで、この世を去ったのはこれで二人目になる。
雨が降っていた。
最初父は、「お前は来なくてもいい」、と言っていた ....
人が日常生活において言葉を発する時、それは普通ごく近い場所を対象にしている。家庭でも、職場でも、あるいは街中でも、言葉は近くにいる人に向けて、または自分がいるエリアの中に存在する人に向けて発せられる ....
私の仕事はガテン系なので、仕事中は、いわゆるカーゴパンツ、動きやすく、大きなポケットがいっぱいあるズボン、それも男物を穿いている。男物の服のポケットは、女物のそれに比べると段違いに大きく使いやすい。財 ....
この作品を観るのは初演以来2度目になるのだが、前回はドストエフスキーの原作を読んでいなかった。今回は読んでいる。そうすると、もちろん両者を引き比べざるを得なくなる。しかし意外なほどに、野田の『贋作』 ....
ベンジャミンさん
「知らないことを知っている」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=64380
自分の思いを伝えて他人を感動させることが目 ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)
今から15年も前の話である。
私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
いきなり断言してしまうが、名作とは天然である。隅から隅まで計算しつくして書かれたものは、実は名作の名に値しない。何だか自分でも辟易するほど古典的な考え方でいやだなと思うのだが、いろいろ考えていくと、 ....
chori。「リハビリ」に寄せて。
(未詩・独白に投稿されたものですが、本人の了解を得ています)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=58666
....
付加価値。
経済学においては「商品の生産・流通の各段階において新しく生み出される価値」となるようです。この付加価値という概念はじつはとても広義で、一概にこういうものだとは言えません。グリコのおま ....
窪ワタルさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(146)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
インターネットの閉鎖性_2
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いとう
散文(批評 ...
17+*
06-8-7
インターネットの閉鎖性_1
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いとう
散文(批評 ...
13*
06-8-7
詩とメルヘンと私
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umineko
散文(批評 ...
9*
06-7-17
全部嘘って言ったらどうする?
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むらさき
散文(批評 ...
6*
06-7-7
引き際
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宮前のん
散文(批評 ...
10*
06-6-28
アフロ者に告ぐ
-
ダーザイ ...
散文(批評 ...
25+*
06-5-10
ビートルズが壊れた理由
-
umineko
散文(批評 ...
5*
06-5-7
平準化する世界に対抗するために_——池袋ぽえむぱろうる閉店に ...
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
12+*
06-5-7
われわれは技術でできている
-
安部行人
散文(批評 ...
18+
06-4-21
その先生のことは案外、嫌いじゃなかった
-
AB(な ...
散文(批評 ...
11+*
06-4-20
しかし詩人はまわりこんできた
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黒川排除 ...
散文(批評 ...
6
06-4-20
異形の詩歴書_高校編その2
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3
06-4-18
異形の詩歴書_高校編その1
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
06-4-18
異形の詩歴書_14歳冬
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
06-4-18
何て言えばいいのかわからない。(ストリップバーの話)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
10*
06-4-16
異形の詩歴書_14歳秋
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
7
06-4-16
異形の詩歴書_14歳春
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
6
06-4-16
異形の詩歴書_13歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
6
06-4-14
異形の詩歴書_〜12歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
06-4-14
異形の詩歴書_〜10歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
06-4-14
意志でなく運命でなく(愛国心について)
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4*
06-4-13
当たり前のこと
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たもつ
散文(批評 ...
12
06-4-7
遠い場所へ届こうとする言葉_——中村剛彦『壜の中の炎』につい ...
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
7*
06-4-6
いつもポケットに詩人
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佐々宝砂
散文(批評 ...
12*
06-3-31
野田秀樹『贋作_罪と罰』を観る
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田代深子
散文(批評 ...
6
06-3-7
在り方を成立させる技術について
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いとう
散文(批評 ...
13+*
06-2-22
セックスボランティア(R18)
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宮前のん
散文(批評 ...
53+*
06-1-18
名作は天然である
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
8*
05-12-31
何をリハビリするのだろう。
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いとう
散文(批評 ...
6+
05-12-21
3.詩の付加価値
-
いとう
散文(批評 ...
7*
05-12-19
1
2
3
4
5