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扉などあってもなくてもよくて、
それはわたしの肺が
さくばん死んだ蛾の燐粉で
みたされるのとおなじこと。(こうこつ、
通り抜ける、みどりの、さけび
それは あした
砂丘につづく列車に
骨 ....
この街はひとつの詩篇しずやかに置手紙のような息を吐くひと


光さす野をひたすらにゆくがいい、君、セルリアンブルーの尾びれ


湯豆腐を崩さぬようにくずしつつ星の底までゆきたいと言う

 ....
あぐりさんの萩野なつみさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏葬- 萩野なつ ...自由詩1310-9-4
風紋/夏- 萩野なつ ...短歌1110-8-23

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