すべてのおすすめ
 
 
アルミニウムの陰で 
子守歌を歌う
眠っている人は
おしゃべりだから
わたしも話せることは
すべて話したくなる
秋雨前線が北上して
他に何もないこの辺りにも
やがて雨が降る ....
                   111111



まがじんがらになせられたら、がらんだりんぐらんぐにんぐみんくしんぐりんぐやんぐ、まんぐりにんなにのんぐりみまらりんぐり、たらまんがら ....
コンビニでお昼におでんを買う
予算内に納まるように三つだけ
出汁はたっぷり
冬が近い

お腹の中からあったまりながら思う
ああ 関東炊きが食べたいな

おでんじゃない 関東炊き
ここ ....
台詞が浸透する
蝶じゃなくて花なんだ
月じゃなくて太陽なんだ
生活に懐かしい呼吸が舞う

遠くから見守っていた蝶が
夜のとばりのつぼみにとまる
戯れながら休息を得たなら
朝日を浴び 光 ....
月はたった

29日で満ち欠けを繰り返すけれど

宝くじはほんの

ひと月で当たり外れがわかるけれど


もうすこし

時間のかかることの方が

世の中には多い

クリス ....
なまはげは
どこからきたのか

うみのむこうから
やってきた

ふるさとすてて
やってきた

わるいこはいないかと

ふるさとを
そまつにするこは
いないかと
 ....
月はひとつで

星たくさん

孤高に見える星だけど

星にはたくさん仲間がいます

でも月も

青に寄り添う

せつない愛です

それがなんだと言われても

そう思う
 ....
  しゃぼんだま
  とんだ、ふわり。
  ぼくら、ふたり。
  しゃぼんだまとんだ。



  どんな
  きれいなものも、
  ひかりにふれてしまえば、
  かなしいか ....
やっちゃいけない 誰かが悲しむから
ちっとも前を向けない時に 導いた手が悪さをする

鋭い音とかそういうものは全然怖くなくて
ただただ今は自分が生きている事が怖い

生きることはつまり ....
馬鹿らしい、と貴方は、あの時、蔑むような眼光で真っ直ぐにあたしを見て、云った。
そして姿を消してしまった。


皿を齧るのは、その白さに見惚れたから。わからないの?味は無意味よ。わからないでし ....
毎晩、絞殺未遂する
僕の あいじょう 、

お母さんはここに居ない
お母さんは熱望的範囲内
お母さんは僕は要らない


「聴こえるのは、悲しみに取り憑かれた、、」


毎晩、廃棄 ....
指さきでふれて
そっとふれて
気づかないくらい
そっと
そぉっと
虹があらわれる時みたいに

そうして
きらきらでぴかぴかの
さんそであふれた海へ
さんそと星くずと
 ....
{画像=111110214109.jpg}



打ち寄せる砂浜に
文字を書いている

崩れ消えて行く文字達

流木を持ち
強く刻み付ける

水際に暗く強く ....
打ち上げられた
鯨みたいに

疑問符は
すべもなく
空の青さを映しだしている



怒号も慟哭も、祝福も
みな同じ音ならば

この
広い世界に満ちるものは
みな同じ水だ ....
気持ちを放る

それを避けられる

遮断される

それで気づけよということなのだろう

でも

放った気持ちは

どこへゆけばいいのだろう

放った相手の

コレクショ ....
白い砂浜をあるいていると
神さまがいらしてね
あたしのあたまんなかに
鳥をおいてった。
その鳥がいうには
夜のむこうがわには
せかいのおわりがあってね
あいする
ひとともの ....
多くの言葉
多くの 感情
友人ではない人の群れ
すくなからずの自分自身

旅は果てしない
君はどこにいく
昔はどこにいた



長い長い流れの中で
紙片に詩を綴る
儚い ....
若い頃 林檎畑で見た光景
霜柱で凍る草の下に倒れるとんぼと
そのとんぼの上を 何度も上下に飛び
まるで助けようとするように 凄まじい気を
放っていたとんぼ つい 凍りの中から助け
しばらくし ....
暦の上ではけふから冬
パソコンが指に温かいので
幼い気持で十本並べた

若い自分に戻って尋ねた
あのころの若い夫に

どうしていつも私のこと怒るの
お前が馬鹿だからさ
どうしていつも ....
おく病で
部屋から出ないと決めた日
には 味わえない感覚

外に出たのは良いけど
人目気にして強がって急ぐ
身では 見れない風景



じぶんにとって
自然で無理のない
歩き方 ....
自分のでないポケットは
どんなものがはいってるんだろう
あの人の手がかくれてる
ポケットにはいってみたい

冬の間にポケットの中のあたしは
あなたと一緒に旅をする
あなたの見ている世界を ....
街を彷徨う蒸気と共に

白熱した悲しみが車をよける

手をつないだ恋人たちは

知らない土地の話をしている

七色に輝くスーツのポケットには

小さな戦争の火種が入っている

 ....
消えていく
消えていく
消えていく


昨日の記憶から
ぼくの会話が


沈んでいく
沈んでいく
沈んでいく


昨日の思い出から
ぼくの輪郭が


流れて ....
母さんが力強く呻いた
父さんは喜びともつかぬ
情けない声をあげた
そしてぼくは出てきたのだ
危険な
しかもおそろしく不条理な世界へ

ぼくははげしく泣いた
丸裸のまま
もはや
 ....
ひまわりは もう 空いろの自転車をこがない
それが すっかり あかね色にかわって 杖をついて 
やっと歩いているから

風をたべていた鳥は 夢をたべはじめてからずっと 腹をすかせ
風は その ....
いえのまんなかに
わたしがいる

いえをでても
わたしがいる

そのまんなかを
あるいていく

どこまでいっても
そとがわがある
幻 こぼれる 氷菓子 かけ足で

遠雷 蘇り 青い穂 すいっちょん
 
夕闇 墨汁 音もない 匂いだけの

風鈴 甘い月 おくれ毛 うちわで 

さようなら 
形のあるものはいつか消えてしまうけれど
心は消えてしまわないよね
君は問いかける



少し強い風が吹いて
あの黄色い花がうなずくと 
君はつぶやいた

私たちも心でできていればよ ....
夜風が冷たく包む
誰かの悲しみと哀愁をさらった風は
私の心を吹き刺す

いくつもの思いは
私のココロと解け合い
人の温もり感じてた

忙しく過ぎ去った
それぞれの生活
小さな幸せ
 ....
あたしたちを支えあってる重力は
ぶらんこみたいに
そっと息を詰めて
あたしはむせかえるようなひかりに
あたたかな胸を浸して
果てなんてないような
ひどく澄んだひだまりと
おも ....
森未さんの自由詩おすすめリスト(332)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋雨前線- たもつ自由詩711-11-11
ただいま- あおば自由詩9*11-11-11
関東炊き- 相差 遠 ...自由詩7*11-11-11
花蝶陽月- たちばな ...自由詩18*11-11-11
生きてゆく- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-11
なまはげ- 小川 葉自由詩511-11-10
せつない愛- 吉岡ペペ ...自由詩711-11-10
かなた、うたかた- 草野春心自由詩4*11-11-10
- アヤメ自由詩411-11-10
LOVE/HATE- 檸檬16g自由詩111-11-10
伝染- 檸檬16g自由詩111-11-10
砂糖水_炭酸水- Lily Philia自由詩611-11-10
波に消される文字に_/_自分よ、心のままにあれ- beebee自由詩33*11-11-10
花散る里- 千波 一 ...自由詩6*11-11-9
宇宙のものまね- 吉岡ペペ ...自由詩1111-11-9
貝殻のような夜- Lily Philia自由詩511-11-9
ウスバカゲロウ- 番田 自由詩311-11-9
銀河とんぼ姫- 砂木自由詩10*11-11-8
恥の上塗り- 木原東子自由詩11*11-11-8
月夜に歩いて- 佐和自由詩811-11-8
ポケット旅行- 朧月自由詩511-11-8
虹の中- 空中分解自由詩6*11-11-8
情緒不安定- 寒雪自由詩111-11-8
世界へ- シホ.N自由詩411-11-8
末路- 草野大悟自由詩6*11-11-8
まんなか- 小川 葉自由詩111-11-8
夏の記憶- 灰泥軽茶自由詩211-11-7
黄色くはないけれど- プリクソ ...自由詩211-11-7
帰路- 菜穂自由詩3*11-11-7
スイングバイ- Lily Philia自由詩411-11-7

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