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ひとというものは
通り過ぎるものだとおもう
そんなわけで父もまた
私を通り過ぎたのだとおもう
私もまた
だれかを通り過ぎるのだろう
忘れられてもかまわないけれど
できるなら
私 ....
なぜ夜があるのでしょう
それは星をみるため
星ってなんなのですか
それはいのちです
それが証拠に
こんなにも胸がゆれて
いつのまにかこたえが届いている
かみしめることで
あ ....
泣くことに努力はいらない
笑うことにも
泣かないことにも
努力は必要だ
雨がふったといっては
泣いているかえるのように
ほんのりうれしさをまじらせながら
女のなみだは
意味がな ....
挨拶のできない子供だった
人の顔色をみていた
それでもいい
そうあなたに言える
同じ目をしたあなたの
かたい背中に
小さく震える羽がある
飛んでいいよ
あたしもここまできたんだよ
冬 ....
信じるって決めたから
そばにいるんじゃないよ
空気にすきも嫌いも
ないよただ風は風だよ
君もあたしも
ニンゲンって呼ばれてる
その責任が重いから
歩くのがこわいよ
足の下にある ....
夜になるとみえる星は
きれいだけど
さわれないの
だれのものでもなくて
だれのものにもならなくて
あたしがみたって
怒らなくて
相手にもしなくて
たったふたりきりみたいに
星とあたし ....
支払う時は傲慢になり
うわっつらすくえば
まだ濁りきってない
醜いねなんて
よういうわ
さめた目で見つめてた
大人になった自分を
さめた目で見つめてる
憧れは
いつから過去になったん ....
自分のでないポケットは
どんなものがはいってるんだろう
あの人の手がかくれてる
ポケットにはいってみたい
冬の間にポケットの中のあたしは
あなたと一緒に旅をする
あなたの見ている世界を ....
前をむきましょう
って
どこをみればいいですか
上にはいつも空がある
ぐるっとまわれば地になることも
知っているけど知ってはいない
顔をあげましょう
って
明日はどっちの方 ....
100%の果汁は苦い
知っているのにほしくなる
ホンモノにこだわる
私は偽物
ほんとうの私を
探してる/今夜も
ないないない
とおもいたい
あきらめて
グラスの中のオレン ....
涙だって蒸発する
この暑さのせいで
だれかのせい
自分のせい
そんな繰り返し
夢をみてはいけないなんて
学習してしまう
それがイキルコト
自分がもってない
ものだけに
詳し ....