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硝子瓶つかんだ手首鳴りひびき緑に映る偽りを燃す



月の角おのれを穿つかがやきのなんという蒼なんという蒼



からだから離れる痛み目の痛み光とまらぬ光す ....
チューリップ         チューリップ         チューリップ
人差し指で          人差し指で          人差し指で
かき回し           かき回し       ....
歴史より未来想像する学者異次元にある預言の泉

葉桜の影が濃くなる初夏の午後涙がホロリポロリと連なる

夢よりも現実に目を向けながら剥がせない癖今ものさばる

透明な硝子は心映し出す過去も ....
さよならは
もういいません
これからは
バレエを習って
ターンしてます
一定の
ノイズとリズム
それはまだ
頭の中で
声にできない
長い髪がどんなふうに垂れるのか その白い背を 思い描ける

椿にも桜も菊も石南花も 指先のあとがこゆく残る
母親は
誕生日には
一人旅
数日間の
ホテル暮らし
信じてと
私の文字で
書いてある
眠る私の
手紙、筆跡
きみの手が
数手前から
ふるえてる
着地点は
すこし遠いね
今はもういないあなたの席すわり苺みるくのストローをかむ 電柱に
カラスの親子が
とまってて
海の向こうを
眺めてました
サバンナで
傘もささずに
歩いてる
私のことは
忘れて下さい
荒れ地には
ただ花を摘み
蜜を吸う
少年たちが
花のかんむり
うその花にも匂いがやどりすあしをみせるこまかい蝶々のむれ

うす皮をむくようなはだとうす皮をむくような思春期の目つき

曇天のむこうがわには陶酔とうすあおがともにめくばせてさく

さか ....
きらきらとチョークの粒子の降るサハラ(先生、胸が灼けるくるしい。) 「大丈夫」そう言われると僕はもう なにも言えない、きみが遠くて ヒマワリを育てています真っ青な種を十一月にもらって

双葉本葉大雪冬至ヒマワリはじわりじわりと育っています

植え替えるとき底に根がぎっしりでやる気でいるのが窺えました

強風と霜からだけ ....
{引用=


経血の、色も知らないきみですが こどものれしぴをしってたふしぎ。


青侘びた外葉の白菜持ち重るサナギの中で誰の子眠る
ストーブの火見つめ猫がもの思う人は卓にて白菜を剥ぐ
遠浅の海を渡って描きこんだ水平線のかなしい夕日 幸福はひとさじのスープいつもよりお腹すかせて食べるのがいい 悲しみをすえ、そうじきよ。ぞうさんの長いおはなも彼に届かぬ かぐわしい酒はこれかとディサロノを娘の森に注ぎ乾杯


楽土への鍵はアーモンドの香り
私の口移しで召しませ


最後の夜彼のカルピス飲みほして身に焼き付ける初恋の味
{引用=

絵具を溶く指から香るあなたの匂い。だから時々描けなくなるの。


滲み出す画面の先に春があって たまらなくなるから青色を塗ろう


大好きなふたつのものを区別する、わたしの ....
北風を歩く麦の穂影こぼし月なき夜の炭水化物
ふくろうは鳴かぬか檻に閉ざされし脳という名の北辺の森

キリストは冬の季語なりあお黒く風にはためき電線ゆらす
きらきらと何処から降る雲母の粉乱視の眼 ....
ふるさとの母の帰った日の夜の 机にぽつんとはっさく光る ・国語

休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで

「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない


・算数

「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
虹色のしゃぼんの中にうずくまり うたかたたちの秒針を聞く 目があってコトリと胸の音がして儚い恋の散る散る満ちる {引用=

君がいて ほどけるきもちにつくなまえ 留めるホチキスさがしているの



君がいて 境界線を塗りつぶす その為だけの世界地図買う



君がいて きゅうにほしくなっ ....
瑠王さんの短歌おすすめリスト(75)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬と色- 木立 悟短歌410-5-1
チューリップのトリプティク- ハイドパ ...短歌8*10-4-28
異次元- 夏川ゆう短歌410-4-28
a_turn- mizunomadoka短歌310-4-24
over- mizunomadoka短歌310-4-22
未練- はるな短歌210-4-22
birthday- mizunomadoka短歌110-4-17
ノートの端に- mizunomadoka短歌110-4-16
chess- mizunomadoka短歌210-4-15
四月- ことり ...短歌13*10-4-13
dayquil,_nyquil- mizunomadoka短歌510-4-11
tylenol- mizunomadoka短歌510-4-11
advil- mizunomadoka短歌210-4-11
曇天の匂- はるな短歌310-4-6
砂漠- ことり ...短歌810-3-25
トヘロス- 朱印短歌410-3-20
真冬向日葵、早春向日葵- 小池房枝短歌410-3-16
れしぴ。- あぐり短歌8*10-3-15
みぞれ- salco短歌710-3-9
遠浅- ことり ...短歌510-3-8
スープ- sh短歌7*10-3-5
cleaner- ことり ...短歌9*10-2-27
のむ- 紅林短歌310-2-25
いたばさみ- あぐり短歌9*10-2-24
からっぽ- salco短歌510-2-21
はっさく- ことり ...短歌4*10-2-17
教、育- 吉田ぐん ...短歌3710-2-9
うたかた- ことり ...短歌310-2-6
あおいとり- ことり ...短歌310-2-3
あいしてるって言っても良いの- あぐり短歌5*10-1-28

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