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寂しさが募る深夜に食べたい隣で響く君の心臓 編み棒を一目ごとに刺して抜く扼殺ですか黙殺ですよ 一、告白


{引用=
飛行機が頭上を通りすぎている さよならのなか密かな発作



骨の間を縫うように飛ぶ飛行機に印字する風 わざと会いたい



透明に傾き無色の戦場を駆 ....
はらはらと花のすずろに散る夜の
天に半月血膿のおぼろ

鉢巻の日の丸手向けきりもみで
修羅が散花の空挺部隊

施餓鬼会の夜風に濁声放ちます
モンペ逆子の父恋唱歌

皮膚病の犬のあばら ....
もう一枚、もう一枚と 剥いでいく 辿り着けないことを知りつつ

ずるずるの皮膚を引きずりゆく炎天 砂で身体を洗われるよう
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=259391 不思議だね
目を閉じないと
見えぬもの
蛍光灯の
残光と、 あと
スプーンを傾けるその角度さえ愛しいままに百年が過ぎ

カーテンの揺れるはやさに追いつけず取り残されて百年が過ぎ

指さきにのこる温度をたぐり寄せ記憶撫でるだけ百年が過ぎ

晴れわた ....
 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
むのたけじ『たいまつ』そっとひらく赤い 行間引かれた線にひかれる

まずおわる はじまり関係する前に 詩聖に浸り愛でる 弱さを

まずおわる ひのでひのいり続くなを なを名を忘れたくない御なを ....
{引用=


今すぐにあの憐れみが欲しいの、と わたし揺れてる 吊革みたいに



不特定多数のからだは湿ってて乾いた肌を忘れそうです



あおむけで爪先ぴんと伸ばしたらさみし ....
吹く風よ微笑む人の面影よネム絶え間なく船出の風情
 
朝ごとにアサガオその名に天国を青さに空を映して地上に
 
花、柘榴。タコさんウィンナ血の味を実に成す前に朱色地に散る

鬼の木は{ルビ ....
コスモスといえば秋風を思うだろう?初夏には咲いて揺れ始めている

ワスレグサ忘れていたい思い出があること思い出させないでよ

昨日見た四つ葉は今日はもう虫に喰われてとうに虫のものでした

 ....
とうさんに教えてもらった花たちを遠くの町でさがしています 戸を閉めろ

おばけが来るぞ

今夜また

酒をのまねば

おばけが来るぞ
 ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で


 衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ


 気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
 ....
柿ノ木がすきだと言って 柿ノ木に なってしまったあの娘を想う シャガールの恋人たちよ天蓋に夜を満たして水浴びしなさい

留守にして帰り着いたら生き延びた薔薇が幾つも咲いていました

ビッグバン、インフレーション自鳴琴の箱を開いた誰かがいました

鎌倉 ....
彼はいつはじけたとしてもおかしくない赤い悪魔のような人だ


「君のパスタはすごくうまいね!でも俺のマンマの味には劣るけどね!」


彼の幸せとは愛人とサッカー観戦することでわたしじゃない ....
たゆたゆと零れおちゆく蒼いとき つめに絡ませ朝をむかえる

すべりおちのたうちまわる欲情を 涙のようにみちびく指さき

肌を知りささやきを知り朝を知り 自分の皮膚の分厚さを知る
壁面に進めば夜へ変わりゆく空へとゆがむ空へとうたう



黒い羽散らして立ちし膝裏にまごうことなきまがいもの降る



道を梳き川はゆうるり冷えてゆく午後の陽の ....
雨粒の 2つ重なり落ちる如く 
君と重なり 
落つる術なきか


ブラウスの 
透けて露わるる細腕に 
心俄に騒ぐ夕暮れ


雨に濡れ 
走るおんなの横顔を 目に焼き付けたる 
 ....
こころにもないことを云うあの人の こころはいったいどこにあるのか 空をゆくまぶたたちの群れつややかに包帯となる傷の器たる



片方に吹く未練風おしのけてまぶたの周り確かめつづける



まぶたからまぶたのすきま燃え上がり夜を ....
一枚に千切れた紙と名を書いて
繋ぎ合わせた父と母の名
どこにでも 君のあとが のこるのに 僕たちの夜は どこにも もうない

蛍光灯にむらがるちょうのりんぷんをあつめて宙をとぼうとしている

青い夜 赤い欲求 白い汗 真っ黒い僕 透明な君
風すこしあかるい街の片隅で Cover me またつぶやく春を


なみだ涙こぼれてもいい胸濡らしそこにたまれば空を映そう


雨の朝、こぼれる雫受けかねてただごめんねと呟いてみる

 ....
真夜中にアンモナイトは目を覚まし月の光をたべてまた寝る 観覧車密室の空虚が心地よくひと時忘れるこの恐怖

遠足の山でふわりと風が吹くときに感じるこの恐怖

真下へと落ちる夢さえ起きた時からだが震えるこの恐怖
帰る度 花がふえてるこの家に 娘はいない(むすめはいない)
瑠王さんの短歌おすすめリスト(75)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寂しさが募る深夜に食べたい隣で響く君の心臓- 愛心短歌115-9-16
無題- 月形半分 ...短歌313-1-11
短歌二篇- 佐藤真夏短歌4*12-5-26
血判- salco短歌7*12-5-19
untitled- はるな短歌110-8-14
八月は花の葉月- 小池房枝短歌5*10-8-10
なぞなぞ_─大人の休日倶楽部□- 佐和短歌410-8-8
千年- はるな短歌310-7-29
雪月花_- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-7-27
なぜかピアノのある物理講義室で、たいまつをよむかじさんが好き ...- は やし ...短歌310-7-19
everyday- あぐり短歌5*10-7-12
落とし文月- 小池房枝短歌7*10-7-12
六月の声は- 小池房枝短歌5*10-6-20
とうさんへ- あぐり短歌8*10-6-20
よるがきたら- TAT短歌1*10-6-19
翠雨- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-6-15
柿ノ木- はるな短歌210-6-8
話しかける五月- 小池房枝短歌16*10-5-31
イタリアの恋人- 七波短歌410-5-31
少女と少年- はるな短歌610-5-26
冬放- 木立 悟短歌510-5-26
雨の情- つむじま ...短歌2*10-5-20
さがしもの。- あぐり短歌5*10-5-18
目蓋路- 木立 悟短歌410-5-15
wanted_to_call- mizunomadoka短歌410-5-15
- はるな短歌410-5-14
つぶやく春を- 石瀬琳々短歌8*10-5-13
めざめ- sh短歌6*10-5-11
acrophobia- 梨玖短歌3*10-5-8
MOTHER- あぐり短歌6*10-5-4

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