すべてのおすすめ
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える 　　　　あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし


　　　　この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も


　　　　せつなさを櫛で梳かして目をふ　.... この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている 冬の空星を探して歩く君触れ合う肩にとまどう私

大切な人を静かに想うとき心の奥がほんわか｛ルビ温＝ぬく｝い

抱き合ってキスをするたび加速する恋の温度と二人の距離と

ただ甘く咬みつくよう　.... 警官に憧れていたサトシ君また冤罪で捕まっている 目覚めたらマッサージチェア 閉店後のビックカメラの京都駅店 何回も思い出してる別れた日主演女優の歳に追いつく オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる 駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う 「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは１個 モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏 冬景色　北国生まれじゃないけれど懐かしいわぁ今日は湯豆腐

かつをぶし削って薫る郷愁は年経るごとに熟成します

水仙をたどれば春はつながるよ　ふるさとの土　温かい風

手作りの竹馬結局乗れ　.... 　　チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ

　　　
　　足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む


　　夜が降るきのうも降った今夜もね、　.... 一生で１番君を笑わせる男が僕でありますように 嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ 髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう だまし絵の逆さまにしても見える顔そんな髭です僕の彼氏は 見殺した風景に復讐されそうで　林檎を何処かにそっと隠す 抱き合って互いに刺さる棘や針心中しよう死を忘れるまで あっ！とかさぁ口に出るよねどうしても。だって、でろりと覗く黄に責められる。 そらを飛んだ夢を見た
僕は足のない回転木馬

南京錠を閉め忘れたまま
春の沙漠を放浪している

木の芽の匂い持ち歩くための
ポケットのある素敵な上着

おたまじゃくしを捕まえたら
　.... 　　　　風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


　　　　あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


　　　　過ぎてゆく明日が今日を追い越　.... 焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す

くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ

ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く

世の中の　.... 松の木に敬礼を(ぼくにちからを)灯台守にコーンスープを

気の毒なひと、といわれて気の毒なひとであったと知る十二月

もうみずに変わるまぎわの雪片をしんしんと抱く窓になりたい

掃除機　.... 耳鳴りよとおい世界の渦巻よ花降りやまぬ春は まだか

吐瀉物もわたしだったということを忘れてしまいそうになる朝だ

動脈のあたりに鴫がたっていて今年最後の日曜日、はれ

ひとつずつやりたい　.... 世界一バカなあたしを受け入れて世界で二番のバカになって 西向いてテディと布団にもぐる夜その方角に父の墓あり


三十分電車にまかせ揺られれば宙は星星ケチらないのに


父さんの部屋の片づけしていればあれもこれもみな形見ばかり


渋谷駅ハ　.... ケチャップと青のりかけたタコ焼きに金箔載せてクリスマス会

壮佑さんの短歌おすすめリスト（221）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール	- 北大路京 ...	短歌	5	14-3-14
バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える	- 北大路京 ...	短歌	4	14-3-8
雪どけ	- 石田とわ	短歌	11*	14-3-5
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う	- 北大路京 ...	短歌	9	14-3-4
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている	- 北大路京 ...	短歌	6*	14-3-4
恋する気持ち＿〜Love_in_a_mist〜	- 未有花	短歌	12*	14-3-4
警官に憧れていたサトシ君また冤罪で捕まっている	- 北大路京 ...	短歌	3+	14-3-3
目覚めたらマッサージチェア_閉店後のビックカメラの京都駅店	- 北大路京 ...	短歌	4	14-3-1
何回も思い出してる別れた日主演女優の歳に追いつく	- 北大路京 ...	短歌	2	14-2-25
オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる	- 北大路京 ...	短歌	4	14-2-23
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う	- 北大路京 ...	短歌	6	14-2-14
_「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは１ ...	- 北大路京 ...	短歌	4	14-2-13
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏	- 北大路京 ...	短歌	4	14-2-12
郷愁	- そらの珊 ...	短歌	12*	14-2-6
かなしいほどに	- 石田とわ	短歌	13*	14-2-5
一生で１番君を笑わせる男が僕でありますように	- 北大路京 ...	短歌	8	14-2-3
嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ	- 北大路京 ...	短歌	3	14-1-30
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう	- 北大路京 ...	短歌	3	14-1-27
だまし絵の逆さまにしても見える顔そんな髭です僕の彼氏は	- 北大路京 ...	短歌	1	14-1-26
この実がそもそも悪い	- あかりん ...	短歌	2	14-1-26
抱き合って互いに刺さる棘や針心中しよう死を忘れるまで	- 北大路京 ...	短歌	1	14-1-24
今朝のターンオーバー	- あかりん ...	短歌	3	14-1-22
春の回転木馬	- 梅昆布茶	短歌	12	14-1-21
ひたすら	- 石田とわ	短歌	15*	14-1-14
新聞紙	- そらの珊 ...	短歌	13	14-1-10
十二月	- 魚住蓮奈	短歌	5*	14-1-6
2013→2014	- 魚住蓮奈	短歌	11*	14-1-4
世界一バカなあたしを受け入れて世界で二番のバカになって	- 北大路京 ...	短歌	5	14-1-1
十一月のノートから２_（十首）	- もっぷ	短歌	3	13-12-25
ケチャップと青のりかけたタコ焼きに金箔載せてクリスマス会	- 北大路京 ...	短歌	4	13-12-23

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