すべてのおすすめ
草の根元
ひとつかみの声
闇を分ける
指先の青


饐えた氷のにおいがする
ほころび 川岸
小さな小さな穴のむこうに
穴と同じ世界がまたたく


したた ....
重そうな空たおしたら蠅まみれ


光るなら先に教えろ糞稲妻


政治屋の住む通りだけ雪は無し


消えるのは己れが先か火が先か


おまえらがおまえらかどう ....
ひとつのつづき
ひとつの雨
祈る者なく
響きは在る


青や灰の音
縦に巡る空
滴ひとつ
離れるうた


熱の歪みがさらに歪み
様々な濃さの黒のきれはし
羽 ....
何かが落ち 水煙がたつ
鳥が空に背を向けている
滴がどこかへ着くまでの
光のふるまいを見つめている


夜が海辺の岩をつかむ
幾度も幾度も つかんでは離す
道のまたたき ....
雨あがり風の履歴の騒がしさ



煙ゆく光を原に削る冬



ふたつ膝ふたつの光だきよせる



見えぬ背の見えぬ行方を描く鳥



器からしずく持ち去 ....
突然 短いうたが訪れるとき
ずっと長くつづくように感じ
いつもいつもひらかれてしまう


重く しっとりとした鉄が
手のひらの熱に戸惑うとき
いつのまにか撒き散らされた
石 ....
BOOKENDさんの木立 悟さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
輪の波- 木立 悟自由詩509-9-20
冬歩- 木立 悟川柳409-1-26
ひとつ_なまえ- 木立 悟自由詩308-10-28
みどり来るみどり- 木立 悟自由詩308-10-21
冬と子- 木立 悟俳句308-10-7
とき(うた)- 木立 悟未詩・独白305-8-12

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する