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ハードルは今日も 硬く朗らかな 一滴をしおどめのほとりに かなづちごと落として
開闢以来の微笑みを 白鷺に託して 湯目のまにまに 供えゆく たゆたけししらさぎは
いつものルーチンワークをとおして ....
電話ボックスの中で膝を抱えていたね
名も知らぬ群青の子
あの人に前髪を触られたい
そうして
あの人は鶏頭の花に口を寄せるんだ
あたしは
まだよちよち泳ぎながら
アールとエル ....
一人 は
まだ いい
独り は
有無を 言わせない
地球からくろねこがだっしゅつしてあの娘に会いに行きます。くろねこのワルツです。
息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする ....
降り続く雨の間
口ずさめる歌を唄う
それに惹かれてか小さい傘の訪問者
二本目の傘の大きさと色で
待っているのは会社帰りのパパ
大人にも子供にも犯罪者や
偽善者、病気持ちにも受験 ....
突然 短いうたが訪れるとき
ずっと長くつづくように感じ
いつもいつもひらかれてしまう
重く しっとりとした鉄が
手のひらの熱に戸惑うとき
いつのまにか撒き散らされた
石 ....
目が覚めて
ほんとうにもう
あなたは行ってしまったのだと
動かしようのない事実を
確認したとき
悲しかった昨日の夜より
もっと 悲しくなった
まるい果実を
鉛筆で描きたい
スケッチブックの白に
いくつもの線が集成して
球体が浮ぶ
昨日の夜は
濃い霧に街が包まれた
密やかな空気
街燈がぼんや ....
海に架かる
一番長い橋に向かう電車
無人駅で降りると
星空に冷やされた風が肩をすり抜ける
頬がほてってくるようで
駅からずいぶん遠くまで歩いた
通学路を思い出す
一度だけ手を繋い ....
どっちなんだろう
俺はわからないと友達に言いたい
携帯電話のメールで『ぜんぜんわからない』とメールでスカイメールでせかいの全員に返信
メールでスカイメールで、全員に。せかいに。
....
削れたコーヒーカップの
春を容れることができないところが好きだ
ぼくに季語はない
季語をもってる人は
季節がくると
花が咲くよ
手から 花が
....
BOOKENDさんの未詩・独白おすすめリスト
(12)
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カテゴリ
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それではみなさん本日も、乾杯。
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もしゅ
未詩・独白
4*
07-3-31
くろひとえ
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ピクルス
未詩・独白
8*
07-1-9
つぶやき
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FUBAR
未詩・独白
4*
06-12-29
こんな日は
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すぬかん ...
未詩・独白
4
06-12-13
わからないことだらけ
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ふるる
未詩・独白
18*
06-11-13
ウタレユク
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maumi
未詩・独白
3*
06-8-19
とき(うた)
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木立 悟
未詩・独白
3
05-8-12
朝
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フォマル ...
未詩・独白
5*
05-4-14
ぼんやり
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蒼木りん
未詩・独白
2*
05-3-12
朝もや・信貴山
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たりぽん ...
未詩・独白
7
04-12-6
ダブルスタッカート
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馬野ミキ
未詩・独白
8*
04-11-4
コーヒーカップ
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kokorono
未詩・独白
8*
04-10-25