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宇都宮へ行くときも
帰るときも
今日は晴れていたから
ボーっと運転していた
ラジオの
ショートストーリーを聴きながら
頭の中で場面を想像して
そんなことさえ
じゃまされずに済むひとり
 ....
服を脱ぐと
地獄絵図の中の悪人みたいな身体
わたしは
ずっといい人間だと思ってきたけれど
強くなろうとしているうちに
身体はすっかり老人になってしまった

いつ死んだって
いいとは言え ....
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう

声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわしてくる
目を合わせたくない
顔も見たくない

わたしの視界に入ってこないでほしい
だいっ嫌い ....
まるい果実を

鉛筆で描きたい

スケッチブックの白に

いくつもの線が集成して

球体が浮ぶ


昨日の夜は

濃い霧に街が包まれた

密やかな空気

街燈がぼんや ....
BOOKENDさんの蒼木りんさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜は桃色じゃない- 蒼木りん自由詩609-4-4
光と影- 蒼木りん自由詩309-2-24
だいっ嫌いなひと- 蒼木りん自由詩209-1-18
ぼんやり- 蒼木りん未詩・独白2*05-3-12

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