すべてのおすすめ
木枯らしが吹いて 柳が鳴く
ぐるぐるネジを巻くと 明日が育つ

ダーツ遊びで 二の腕だるい
狙い通りには 上手くできないな

 時計が壊れても
 太陽は昇るよ
 無邪気に地球儀をま ....
たとえば、全部うそでもいいんじゃない?
とか、そういう中途半端な感じのあなたの話を聞くとうんざりする

うんざりするし、僕はあなたが嘘だと困るから、やだ
組織に属しているという実感が、
私の心臓に鋼鉄の壁を作り上げる。
その壁よりさらに強固な壁を持つ
巨大な鉄の箱のなか、
ひとたらしのとまどいもないまま、
私は突き進む。
強大なベルトコンベ ....
住む人の居なくなった実家
風を通すために帰省して
東京に帰る日の昼食は
味噌ラーメンが美味しいと
親父が通っていた店で食べる

 若いころ札幌で食べた
 味噌ラーメンの味に魅せられた親父 ....
何気ない気遣いが嬉しくて
立ち去るあなたの背中を見つめてしまう

父とは違う
兄とも違う

これが初恋ってことなのかな

山吹色に姿を変えた銀杏並木が
来る春のときめきに思い巡らすよ ....
一玉35円の「ゆで」と書いてあるうどんを買ってきて

愛用のチャルメラ専用なべに水を注ぎ

ちわちわ言ってきたところに

かつお風味的なものを

小さじ 1

更に「だし入り」と書 ....
私が

もう少し若かった時

いっぱいの幸せを

願っていました



今は

たった一つの

君の言葉で

充分です


 ありがとう
{引用=

     朝
     ゼロはわたしたちに久しく、
     空の白さが
     きみの衣装です。
 ....
 
待ってる
ということは
生きてる
ということだから
待ってくれなかった
そのひとは
死んでしまったのかもしれない

遠くから
改札口を見つめるそのひとは
待ってる
というよ ....
突き抜けるというのは
一人で
ここではない場所へ
旅立ってしまうことだ
と思っていたけれど
みんなを
見たことない場所へ
連れて行ってあげることだ

と 思った
どれほどに僕らは
沈黙に殺されてきたのだろう
スモークをかけられた
世界は灰色をしている
 
合理的に生きていくために
必要なものは
ほんの少しで
当たり前へと変形
 
気付かない ....
合宿所の小さな食堂
人と話すのが苦手な僕は
ひっそりと息を潜めながら
周りの会話に耳を傾ける



スプーンを洗いに席を立つ
「その唐揚げ美味しそうだね」
その言葉に振り向いてみたけ ....
見つけたんだ

きらきらと まばゆい

光を放つ かけらたちを



ほら みて

素敵な笑顔の花が咲いたよ

なんて美しいのだろう



心が一面 真っ白な銀世界に
 ....
(暗い、くらいと
 ペットボトルを噛みつぶす響き)

クリック感の強い部分を
組み合わせて伝えようとする
瞬く、赤い
待機電灯の暗がりで
水槽のような
窓に浮かび上がるのは
存在 ....
何かを始めなければならない時とか
何故こうも憂鬱になるのか
僕の淵源にはqualiaが程々に溢れていて
僕は僕に「ああ、そうなの」とか
「しかたない」とか
circleの中には僕にとって価値 ....
 
 
綱わたりをしていると
月がきれいだったので
僕はまっさかさまに落ちていった

形の良い吉川くんがそれを見ていて
僕らはレンガ遊びを続けた
吉川くんはレンガをちゃんと地面に積んで ....
 
釣りは飽きてしまったようだ
さかながいないからしかたがない
父さんだけが夢中になって
往生際がわるかった

ふりむけば
木のベンチで息子がねむってる
一億年前から
そうしていたよ ....
時は漂う何年前かのこと 
ただ跨がった時代を生き
悲しくも苦しくもないような道を歩み
辱めを避け 懐古を好む


私は熱を帯びた鳥のように
配慮と対処を無駄のように施す
思えば皺の数か ....
徹夜でブドウ糖を齧りながら野球やりに行こうぜ磯野
安全な樹脂の開発を今すぐに止めて野球やりに行こうぜ磯野
素肌の潤いを保つ液体を路上に撒き散らしながら野球やりに行こうぜ磯野
出生の記録を保管して ....
{画像=081102135729.jpg}

解釈を越えて存在するもの
人に評価されることを拒絶する
見られること
それ自身も拒絶したい
自分は自分であり自分でありつづける
その完全なる ....
1たす1は2ではない
君と私を足すと100万馬力
怖いものなんてないんだ
私の心はダイアモンド
少しくらいでは傷つかない
君を照らすよ
綺麗に磨いて君を迎えるから
一緒に行こう
どこま ....
土曜日の夜は飲みにいく相手がいるほうがいいとか

日曜日は家でぼーっとしていてはいけないとか

この年になったら定職についてないとまずいとか

乾杯のときくらいビールが飲めなくてはいけない ....
お前は
晴れた空のもとに居た
晴れた空のもとに居て
果てしなく涙を流していた
生きてることが嬉しい、馬鹿みたいだけど
お前は言葉を詰まらせながらそうつぶやいた
神の不在を信 ....
アイラブユーが、上手く言えない。
愛してるにいたっては、言えない。

彼女は、ニューヨークに旅立って、大きくなって、もう、きっと帰ってこない。

私は小鳥になりたかったし、代々木アニメーショ ....
手首の傷は癒せたとしても
こころの傷は癒せない

ずきずきと痛むこころの古傷は
まるで親知らずの発する悲鳴のようで

嘆いているわけじゃない

こんな季節の溜め息は
寝付けない台所の ....
なんて
すがすがしい
朝の風

病院の
小さな中庭にも
そっと秋が
しのびいってる

芝生に寝転んだら
空も高く
パウダー・ブルー
眩しくて

こんな日

生きてる素晴 ....
                050115


                   
みじんこ
こすもす
ゆりの花
左うちわの
いもようかん

ひっくり ....
君のことが気になって
顔が赤いんじゃないかと思った
なんだか 火照っているような
こんな風になるなんて

やっぱり君のことが気になって
そういえば よく目が合うね
なんて
もしかしたら ....
発泡した軽石は海にぷかぷかと浮かぶので
さしずめそれは人の身体
海は空の鏡と言い得て妙
波長が合えば共鳴してくれるか
海風を真向かいにバグパイプを
水平線まで届けと
音が満ちる
そこ ....
町田はタマネギだ
幼稚園の年少組だった私は
引っ越す前日になって
狭い庭の片隅に
茎を伸ばしはじめて食べ損ねた
タマネギを埋めたから

改札を抜けると
思い出の場所など
思い出せもし ....
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