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奇天烈な電波が飛び交う
騒音にまみれた街で
正常に機能する体を使って
私は生きています。

本当に欲しい物なんて
分かりません
でも語らせてください

最後は
海に近い一軒家の二階 ....
 さくらが きれいだと きれい言

 
 
 さくらは きれいか  

 さくらは 夜に花開く

 ならば 夜咲く さくらを と

 まだ 冷たい公園に寝ていたのはどこかのだれ ....
その神様は
ちっとも偉大じゃなく
小柄で、痩せた手足をしていて
けれども表情は生き生きとして
老人の顔をした少年のよう
優しく、時々いたずらっぽく微笑み
白い雲と暖かい日差しとそよ風とチョ ....
疲れてきたのかな?

女子マラソン観てたあの人がつぶやいた

どれどれとテレビの画面を見やれば
折り返しまで先頭グループにいた選手が何度も後ろを振り返った

背後に見えるのは何なんだろう ....
無理とは〜
自分を追い込み…

もう〜
これ以上は…出来ない!
と思う心の有様です。

この無理には〜
それ以上してはいけない無理と

まだやれる無理があります。

その違いは ....
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
なければなければなければなければ

誰も傷つけず何も押し付けず
定義もなければ解釈すらなく
何よ ....
白いあなたはたちのぼりました
火葬場の空に

時間はどこででも流れるものだと
感じた棺の残骸
自分の嗚咽に一番 自分が驚きました

私はあなたを憎んでいたし
あなたと対決する日がこわか ....
 
『二兎を追う者は
 一兎をも得ず』
誰でも知っている
ことわざです。

何かを手にして得ようとする場合は、
二つ以上のものを追っても、
結局、どちらも得ることは出来ない。

だ ....
灰色がいとしかった

軒先の粗雑な植物がいとしかった

産業道路はいつも混んでいた

アスファルトの平地にはチャリが湧いている

ラブホテルやコンビニがいとしかった

おまえの家で ....
赤ん坊が泣く
抱き上げる

お腹がすいたと泣く
抱き上げる

眠たいと泣く
抱き上げる

えくぼを見せて泣く
抱き上げる

毎日 毎日
抱き続ける

柔らかな頬
ミルク ....
来年も再来年も
あいにきてね
例のごとくうまく
伝えきれなかったけれど
涙が出るほどうれしかったの

こういう時にちゃんと
涙が流せればとおもう
わたしはもっと
あらわせる人になりた ....
今生の別れを告げよう

グッドバイ

さらばだみなさん

グッドバイ

さよなら さよなら

グッドバイ
グッドバイ

グッドバイバイ
生まれた命のかずだけ

追憶はある

みんな誰かしらの

何かしらの追憶なのだ


この夜も、あの朝も

昼間もあったか、夕暮れもあったか

七千年まえのナイルの少年の

 ....
袖から腕を抜くことを
ためらっていた冬の朝
隠し事はだめなんだって
道徳的に、が口癖の私は
末端冷え性で靴の中が寒い
目が覚める前に
殺してしまえばよかった
なんて
冗談でも言ってはい ....
新世界の入り口の門は
歌舞伎町にも負けんくらいの
色とりどりの電球で埋め尽くされとって
作りもんの花やら枝やら
そりゃもう
朝でも夜でもぎんぎらぎんぎら
通天近づくに連れてだんだん
賑や ....
送り火みたいな花火をした
愛犬は鼻を火傷しそうになり
わたしたちは
少し寂しかった


お盆も終わって
仏様はみんな帰ったけど
納骨の済んでいない魂は
未だここに残っている


 ....
ガンダムってすげえよな

隣の席で男の子たちが騒いでいた

お台場に展示されている実物大のガンダムを見てきたらしく
それぞれ高揚した面持ちで身振り手振りが忙しい

ガンダムってモビルスー ....
 
 
薬が切れて震える父を
抱えてベッドに寝かせる
布団のしわなどが気に入らないと眠れないので
抱き起こし、位置を変えてまた寝かせる
そんな作業が延々と続く
父にとって毎日の睡眠とは
 ....
海月が波に流されて浜辺へ打ち寄せられた
今年も何かが終わってゆく
めぐりめぐる喪失の流れ

ぶよぶよとした透明な塊は
逢瀬と誕生の名残り

てのひらに白い貝殻をのせ
息吹の痕跡を確かめ ....
クリームで前が見えないけれど
世界には青が降っている
炭酸を抜かないで
誰かの声を聴いた僕は夢中になって世界を振った





勢いよく噴出した青を二人の子供が飲んでいた
子 ....
「自由党をば飲ませたいオッペケペーオッペケペッポーペッポッポー」
「待てど暮らせど来ぬ人を」
「メケメケ バカヤロー  情なしのケチンボ」
「おしりかじりむし」



私は明治に生まれた ....
夢と夜にはさまれて
わたしは窓辺に眼をあげる

星を盗みたいと思った
屋根裏部屋が暗いので
星をひとつ盗んで
枕元の光にしたかった

星を盗みたいと思った
女の指先が寂しいので
星 ....
http://www.youtube.com/watch?v=cnp--ck80es&feature=channel_page



{注Why does the socket breed ....
ぼくのこころはちいさいから
ささいなことですぐにいっぱいになる

いっぱいになったこころでは
ほかのささいなことをかんじられない

だからぼくは深呼吸をする

いっぱいにすい ....
そんな些細な鳴声
気にしな、



いかい?

あのマングローブの奥から蝙蝠達の会話が聴こえた
垂れ流したのはお前等じゃ、の声がいずこからか運ばれた

確か、茂みの先から暮れなずみ ....
知らないうちに
ノックされていた

ぼくが
まだ
そう 空を見ていた頃の

思い出が甦るのは

夜明けに
似ている気がする

静かで 重くて
泣いてしまいそうになる

 ....
部屋で一人でいるときのわたしは
本当のわたしじゃない
人と話しているときのわたしが
本当のわたしだ
そういうことにしてくれませんか?
用もないのに人に電話をかけたり
無理矢理人 ....
帰ろうかな
そう思った
一瞬を幾度か
ちらして!

5月
空は氷を溶かした青で
お花のジェット
バウンド・フォー・トーキョー
千歳の上空から苫小牧
育った家を見下ろした

掘り ....
 つ


    め




         い


まるで徘徊の風
嘆かわしい現身

雲は碧く滞留
さすれど
無機質極まりない

蓄積だけでは
越えない何か ....
良く晴れた多摩川沿いに走る二車線の都道
歩行者用信号機は青へ変わっているに右見て左見て
みーちゃんの手を引きながら急いで渡る

轢けるもんなら轢いてみなよ…いつもならそんな気概なんだけど

 ....
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