すべてのおすすめ
なんのへんてつもない朝
とても特別な朝
まどむ夢の中から這い出て
また新しい朝に出会った
鮮やかで光りに満ちた朝
そして罪のない朝は
僕をあっさり ....
水に浮かんで 流れる 花びら
いっぱいの太陽の光は 水面下で
あざやかな 光りのプリズムを作ってる
たまに早起きしてみる
誰も歩いていない街を
一人で歩いてみ ....
ちっとも
届かない僕の声
透明な空の向こうには
揺れ動く自分の影が映ってる
返しても
届かない僕の気持ち
西へ西へと太陽は
確実に傾いて
ひたすら ....
ありきたりの日常に
道端に咲く花に
健気さを感じて
疲労気味の心を暖めてくれる
どうしようもない
感情の波に振回されて
どこにたどり着くかわからない
不安は煙草の煙 ....
僕の中には宝物がかくしてあるんだ
だれも知らず
実はぼくも知らず
眠りに落ち
リセットされた朝に
ぼくの真実が
ぼくの宝物を垣間見せる
つぼみ ....
まぎれもない
それは目の前に
渾然とする
雑草が生い茂る
重なりあい
混じりあう
出会う
別れる
涙のよる
喜びの赤提灯
飛びあがる力
....
感覚の麻痺が進行している
ときめきという言葉を街のなかで
落としてしまった
かすかに残る感情は
明日も神経をすり減らす
人との交じり合いで
かすんでゆく
がんばっ ....
すれ違い
誤解が誤解を呼び
眠れぬ夜に
僕は心の
悪循環を断とうと
文字に救いを求める
真夜中は静かで
遠回りしすぎた
人生のフラッシュバックが
僕の胸で渦 ....
今日は苦しみから開放されてる
長く深い夜も静かで心を癒してくれる
ないものねだりの遊覧船
終わることをしらない
身近な子悪魔のささやき
この夜は幸運にも天使がささやいていて
....
求めても手にはいらない理想郷
なんども自分を確認し
今いるここに魂の言葉を刻みつける作業
ここちいい冷たさを身に感じ
心は穏やか 頭はぼんやり
とりたて ....
おばあちゃん、元気ですか
って死んでるのに変だけど
あなたに似て僕もヘビースモカーですよ
あなたは肺がんで亡くなりましたね
僕を見守ってくれてるんですか?
この世に未練を残してま ....
高校で世間のぞうきんになるようにと説教された
記憶とは曖昧でもあるが無意識にもその言葉が胸に残り
知らず知らず、行動基準になっていた
争いを避け、妥協をし、自分を押し殺して生きてきた気が ....
天空にあるという喜怒哀楽のコンピューターは
今夜も寝床についている人々の夢の中に
いろんな電波を送っている
神はいるのか?
幼き頃本当に神はいた気がする
たった一人でも ....
黄緑色の太陽が僕を照らしだす
灰色のアスファルトは人工の匂いがして
雑多な看板は計算だかいやり取りの感触がして
時々どの道をたどって家に帰ればいいのか
わわらなくなる
雑踏のなか ....
生きてることは辛いこと
生きてることは楽しいこと
日々移り変わる天候のなかで
荒波に浮かぶ船のように
頭痛の種は増えて行く
それでも魔法の言葉を唱えて
苦しさの壁を ....
僕達がすんでいるのは空っぽの宇宙
住んでいるうちにゴミがたまり
呼吸困難になっていく
いらないものばかりが増えていき
大切なものがかくれてしまう
瞳を磨こう
心を掃 ....
まず基本が大切だ
でも基本がなくても
我流で生きていくこともできるものだ
生きてるうちに経験することは
死んでから役に立つことがあるのだろうか
経験を人に話す
それが連鎖 ....
地に足がついてない僕の詩
言葉だけで魂なんてはいってない
それは自覚している
しかし
僕のスタイルであって
心のどこかで詩に対して
どこかどうでもいいような
気持ちがある ....
見るもの全てが君に見えて
通り過ぎゆくみなが君に見えて
テレビをみても君ばかりが出ていて
僕の身体に君はしがみついていて
秘密の呪文を唱えながら
軽い頭痛を抱えながら
....
風が通って行きます
窓を全開にして
玄関のドアを全開にして
冬の朝のすがすがしい風が
火照った頭を冷やしてくれます
ただそれだけのことなんですが
ただそれだけがうれしいん ....
幼き頃
大事なおもちゃは全部弟に取り上げられた
母に話してもお兄ちゃんだからがまんしなさいと言われた
よく妹をいじめて遊んだ
そのころの楽しい思い出が僕には全然ない
家庭の ....
思い通りにならなかった過去から
手紙が届きました
悲しい虚しい苦しいみすぼらしい過去から
何億と続けているこの脈拍
えいやっと飛んだバンジージャンプ
生ある ....
まだ眠気がのこっている朝に
いちごジャムを食パンにつけて
コーヒーをいれての朝食
起きる間際に見た夢を反芻する
小鳥が僕の頭に飛んできてとまった
気分良く起きた朝
....
今日は君が生まれた日
たくさん並ぶ花を見て
かわいい花を見つけたよ
そんなに豪華じゃないけれど
君にぴったりな気がしたよ
その花を
プレゼントしたら
君は喜 ....
ときおり隣りのおやじは
歌い出す
ムード歌謡とかいうやつを
でも別に嫌いなわけじゃない
とりおり隣りのおやじは
大声で電話で話す
玄関先で出会うこともある
....
遠くにいきたい
遠くにいきたい
ささやく声にみちびかれ
この髪の毛を風になびかせ
かろやかな足取りで
時に立ち止まり
光りと影のおりなす景色を眺めながら
遠く ....
いままでだってそうだけど
時代 人に流されて
いつのまにか
こんな犬小屋みたいな部屋にいる
あいかわらず
おきまりの
人間関係の
トラブルに
巻き込まれ
寝つ ....
僕が住んでいるのは風の街
東からも西からも 北からも南からも
風が吹いて人は舞う
街路樹も風に舞って踊ってる
風の街では
どこかで捨てられた言葉も飛んでくる
寂しい ....
言葉の羅列で詩はなりたっている。一つ一つの言葉が風景を産み出し様様な思いを皆がつづる。詩を書いてきて一つ思いついたことがあった。昔の人達はお経をよんで、心をしずめたり生き方を選択してきた。
....
あやしげに夜は僕をつつむ
騒がしい昼間とつつましやかな夜
表通の人影がない深夜には
僕は王様になる
涼しげに体温を冷やす夜風
一番心が休まる
過失は ....