すべてのおすすめ
およそ何か得物があって
ましてや紙とペンとインクがあって
何かしでかさないアライグマはいない

ラスカルだって機会さえあったなら
本の一冊や二冊
モノにしていたはずではないかと思う
手型 ....
美空に広がる燃える様な青、群青とひとはいう群青と人は呼ぶ群青は自分の名前がそれだとは知らないが確かに群がって青くなるビョークが叫ぶ、白い壁を青いペンキで塗るようにベティ・ブルーは笑うそのうちガーシュウ .... 小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
   




からだを巡る車輪の音を
まばたくことで消しながら
足跡のない足音の
応えのつづきを聴きながら


道に浮かぶ狭い暗がり
雪から雪が生まれては去る
ひとつの鉱を ....
呪い
というものについて考えている
地球が回って
日が照って
草花が生い茂って
我々は
そう
そのように生きていて
そのこと自体が
呪いであって。
祝福
と呼ばれるものはすべ ....
エヴァンゲリオン 脱毛 プロバイダー 留学  
ピーマンになって
人生を振り返ってみたけれど
からっぽだから
何も思いだせない

生まれた家のことも
父と母がいたことも
きょうだいがいたことも
結婚したのに
好きな人がいたこ ....
優しさの前に立ったとき
どうしようもなく
人見知りをしてしまう
なかなか差し出せない手を
ぎゅっと握って
その手のひらは
汗だくになってしまう


嬉しさの前に立ったとき
どうしよ ....

びんのなかにばかり
もがいたものを
さけんでいる
そんなフラスコは
こだまして
ゆれる、んるんる



かなわない
ゆうぐれに霧をはらんで
シャッターのじゅんびをすれば
 ....
乾いた空を見あげて泣いていると
(おとうさん
(あんまりやさしい気持ちになると
(涙がでたくなるんだよ
という

疲れたときは
ふうせんかずらの種をあげる
それから
ビールを買ってあ ....
出口だらけの迷路で
みんな迷子です
終電が出発したら
それでも全部、扉を閉ざして

新宿駅の外観を知りません
面影すら忘れてしまったひとの
忘れもしない言葉
普通でいるために、目を閉じ ....
1 両手を前に差し出します。

2 人差指と親指でかぎかっこを作ります。

3 なるべく今のあなたに
  素直な言葉を挿入します。

4 そのまま両手を中心に向かって近付け
  長方形 ....
あんなに荒れ狂っていた
場所
砂が乾いてゆく

反転し
苦しく水を蹴った足の記憶のまま、踏みしめる
砂にはわたしの
しずかな歩みだけが続いてゆく

高鳴り
呑みこむ夜が病いなら
 ....
   波の音が誰かの悪口に聞こえるなら
   わたしはもうダメだろうね
   そのむこうにあるうねりを聞かなければ
   わたしはもうダメだろうね

河口の土手でススキが揺れているのを見ると ....
布団に入ると
からだが伸び
足が出てしまう


いつも凍え
いつも
地を飛んでいる


忘れたくないものを
燃やし 撒き散らしながら


忘れたいものを
 ....
買い物に出かけた初冬の街角で
あのひとの姿を見かけた
両の手のひらをパンツのポケットに入れ

開店前のパチンコ屋に並んでいた
私の姿に気付くこと無く

他愛も無い夢と引換えに大切なものを ....
みあげたときそこにあるの
 手をのばしたときそこにあるの
黒く落ちては白んでいく
 青く澄んでは真っ赤に染まって
打ち明けられる気がしたとき
 雨ざらしに放っておかれたとき
みあげればすぐ ....

空が晴れていると
どこへ行ってもいいような気がして
ふらふらと遠出をしてしまいたくなる
そんな時はスーパーへ行って
掌にちょうどおさまるくらいの大きさの
果物をふたつ買って帰る
右と ....
街には雨が降り
明度と色合いの
均衡が崩れてゆく
すべてはモザイクがかり
街灯が路上で溺れている

色とりどりのパラソルが咲き
人はその中で足首を濡らす
少しずつ雨水を吸水してゆく
 ....
何億光年もむこうのほうの
小さな星がたたく鍵盤の
黒いところに光が集まって
猫みたいな声をあげて
女の子がひとり生まれる



ちいさなはこに落っこちた
なつかしい湖の色 ....
鳥滴光声
距離もなく
ただ在る


手水原香
数もなく
ただ鳴る


壁もなく窓もなく
ただまばゆく
既 ....
ぼくらは夕暮れ
チョコレートを食べすぎた
赤いランドセル
黒いランドセル
へんなランドセル

長い影

おうちに帰る歌 べろんべろんにのびて
絶対音感ちがって 耳を切る

血がち ....
たださぁ、風が吹かないんだよねぇ。

弱ったなぁ…
  初めて死んだのは小学校二年生の時だった


足の届かない海に降りて
それから
真っ黒な海底と目があって
真っ黒の中に魂を委ねてみたが
白い太陽が目をこじ開けようとしたので
思わず瞼 ....
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて
ため息を漏らすの
メロディーのように
たぶん アイラインを落としても
つむった瞼にまつげは ....
朝起きて僕はまず
鳥かごのひよちゃんとちよちゃんにあいさつをする
(おはよう
(ひょひょ
(ちょちょ

今日は曇り空だ
傘を持って家を出る
(いってきます
(ひょひょ
(ちょちょ
 ....
三つの空のある窓に
光の穴があいている
動きつづける点の奥から
はざまの唱が聞こえくる


朝の翳り
夜の白銀
窓しか照らさぬ窓から来るもの
倒れ砕けた木のむこう
 ....
お風呂さん、ありがとう
今日もあなたに浸かることができて幸せです
あなたの清らかさとあたたかさが
今、とても尊いものに思えます
わたしは寒いのに裸になりたい
裸になりたいのにあたたまりたい
 ....
きょうさあ
ほいくえんつまんなかったねえ

おもいついてためしに
ぼくがいえば

すこしだまったあと

おもしかった
ほぃこえん

ふすまかどこかをじっとみつめて
ひらいた
 ....
暗い中パソコンの作業をしていると
ときどき小さなこびとが出てきて
私に向かって微笑み掛ける

あなたはどこから来たの
私はね あちらから来たの
というと

おばたんはあちらがこわくない ....
あすくれかおすさんの自由詩おすすめリスト(268)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はるかなるわがスターリング・ノース- 海里自由詩108-12-20
真っ赤なブルーに燃える太陽だから- aidanico自由詩708-12-16
いつか、約束の- 夏野雨自由詩47*08-12-16
- 木立 悟自由詩508-12-16
Davidが我々を叩き落とす- いとう自由詩6*08-12-15
direct- えりくさ ...自由詩3*08-12-15
ピーマンショック- 小川 葉自由詩3*08-12-12
地球の丸さの前に立ったとき- 小原あき自由詩26*08-12-11
12月の莢- 唐草フウ自由詩6*08-12-11
おとうさんの空- 佐野権太自由詩17*08-12-11
駅・新宿- たりぽん ...自由詩6+*08-12-11
「_」- かいぶつ自由詩1808-12-10
- 石畑由紀 ...自由詩12*08-12-8
遠く、さがしにいくと- たりぽん ...自由詩8*08-12-8
ノート(45Y.12・7)- 木立 悟自由詩208-12-7
邂逅のひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*08-11-23
そら- 白井明大自由詩408-11-23
スーパーにて- 吉田ぐん ...自由詩3808-11-17
甘い雨- かいぶつ自由詩408-11-17
白雪の予感- アヅサ自由詩6*08-11-12
ノート(在る)- 木立 悟自由詩408-11-12
ちがあか- ともちゃ ...自由詩1508-11-11
俺は俺の旗振って生きてんだよ!- BOOKEND自由詩3*08-11-11
優柔不断も積もれば山となる- 北村 守 ...自由詩108-11-11
白い女の子- たちばな ...自由詩21*08-11-10
鳥たちの雨- そらの  ...自由詩10*08-11-10
ひとつ_みどり- 木立 悟自由詩208-11-9
お風呂さん- 新守山ダ ...自由詩2508-11-9
ふとんのうえを- 白井明大自由詩6*08-11-9
こびと。- すぬかん ...自由詩408-11-8

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