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見えない糸でんわで結ばれていても
青い微笑がしみわたる夜ですから
ともだちだけが変わってゆきます
無声音の言葉はみちにあふれ
生きる水位が青い
少女たちの
渋谷です
原石 ....
つめたいあおぞらの岸堤では、
薄色の私に関する波紋が水面で揺れていましたが、
十四歳の虚無にとって、ひややかな書籍など、
朝と草と自転車とほたるにすぎませんでした。
森をあまく満たすぶどうは音 ....
ここのところずっと、ある詩を批評しようとして、色々考えていました。
そして考えが横にそれたというか根本的なとこまでいったというかつまり、文章を理解するとはどういうことかに関心が移ってきました。
ま ....
さっきまで
ともだちと遊んでいたのに
気がつくと
周りには誰もいなくなっていた
薄墨に暮れていると
むこうから
母が サンダルばきで
必死に走ってきてくれた
家へ帰る 道す ....
うち転校するんよ明日
ひぐらし鳴く森の
高いニレの樹に
お別れしにきたんよ今日
明日になったら
あのおっきな船みたいな雲に乗って
転校するんよ
夕焼け色に自転車こいで
うちからちょっと離れた団地の脇の
公園の角をすうっと曲がって
またペダルに力をいれる
冷たい風とかじかんだ手
ちぎれそうな耳にかさかさの頬
紺色した赤い空
硝 ....
風のつよく吹く日には
惑星間電話で
火星に電話をかける。
受話器のむこうから伝わる
赤錆色した砂あらし。
その夢の原石のような響きに、
そっと
耳を澄ますために。
手のひらが いちまい
めくられて
ぼくらの普通の暮らしを
すっきりと覆いかくす 朝ぼらけ
―大海原のかなたには
銀色の大きな秤が
沈んでいて
" ....
i
どこにでも空はある
この手元の
ガラス瓶のなかにも
耳を近づけると
かすかな雲雀の声が聞こえた
(sky in the bottle)
ii
....
花眠り
肌透きとおる
独りわれ
蒼き午後の
はぐれ子となりて
夏の濁ったにおいに爪先立ち
砕け散った星々の欠片のような
宿命論として小さきものの
俺がいて
夕刻のオランダ坂には
永遠に落下することのない
光の粒子の螺子があって
それは緩やかに巻き戻 ....
m.qyiさんの青色銀河団さんおすすめリスト
(41)
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カテゴリ
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日付
渋谷
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青色銀河 ...
自由詩
7
05-1-24
地平線
-
青色銀河 ...
自由詩
8
05-1-22
文を理解するということ
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
12
04-12-28
帰路
-
青色銀河 ...
自由詩
4
04-11-29
船の雲
-
青色銀河 ...
未詩・独白
3*
04-11-26
15歳
-
青色銀河 ...
未詩・独白
3
04-11-14
サイレント・コール
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青色銀河 ...
自由詩
5
04-9-23
朝ぼらけ
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青色銀河 ...
自由詩
6
04-9-22
Sky_in_the_Bottle
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青色銀河 ...
自由詩
3
04-9-14
春午睡
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青色銀河 ...
短歌
3
04-4-29
オランダ坂
-
青色銀河 ...
自由詩
5
03-11-1
1
2
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