すべてのおすすめ
どろどろになったり
ぐしゃぐしゃになったりすれば
いいんじゃないかな
甘ったれたキモチにピリオドうちたい
それって 死ぬことじゃないよ
それって あきらめることじゃないよ
なにも言わな ....
私はあなたが好きだけど
あなたも私が好きだけど
....
世界は無数のありがとうでできている
よろけそうな日々のすき間で気づいたこと
けっきょく、結局が流れていく街の中
沈んだ気持ちで空を見上げたら
世界じゅうの声にならない言葉たちが地上 ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら
貴方が『すきだ』といってくれただけで
なぜだか無性に 泣きたくなった
ああ このまま地上につかなければ
ずっとずっと 幸せなのに
冥王星は遠いし
最果てはもっと遠いし
飛行機は怖いし
人殺しはもっと怖いし
自分は馬鹿だし
隣人はもっと馬鹿だし
結局だれかに支えられたかったわたしの人生と
異世界の哲学に恋 ....
頼るだけの愛は、脆い
だから
愛をいそがないで
寒すぎると心が痛む
一人でいると涙腺がゆるむ
みんなでいると息がつまる
やっぱり私は わがままなんだろう
右から生えてる草をちぎって
左の川へ投げ捨てる
自然に命があるってことも
知 ....
綺麗な空を見る
水の流れる音を聴く
君の声がする
たったそれだけで
世界がくるり、素敵に思う
あなたのなかに見たのは
愛しい共通点なんかじゃなく
自分への甘えだった
このまま前進できないでもいいんだと思いたいだけだった
成長することから逃げたいだけだった
二人が一緒になっ ....
ハワイは1年に3cmずつ
日本に近づいてるんだって
と君がいう
うん、いいね
とぼくたちは笑う
9才の君が
どんなに長生きしても
せいぜい3mか、そこら
それでも
いいね、とぼく ....
感覚をすり減らしたことを悔やみ
できれば吐き捨てたいと
いらないものなら どうか土の中で眠っておくれよ
選びきれないほど溢れかえる世界と
失ったものを 天秤にかけて
揺らめく僕の心の ....
{引用=
なんでだろうかものすごくかなしくなって
デスクトップをじぃっとみつめているうちに
呼吸するように当たり前だとなみだが零れて
わたしの鼓動がものすごく頭に響く
しっかりと ....
世界は汚い
人間は醜い
だから毎日が嫌い
嫌い嫌い全て嫌だ
つまらないし
せつないし
孤独だし
でも
汚かったのは周りじゃなくて
きっと自分
....
小さな想いを
ここから届く
白い世界で
儚い音でも
見つけてくれますか
真っ暗な道を歩く
家に帰るために歩く
息が白くて
寒くて
視力がだんだんおちてきたせいで
星は見えない
赤いマフラーをつけた
上級生数人が
わたしの横を通り過ぎる
足が細くて ....
台所で泣いた日
世界が動いた
小さな部屋が広く感じて
台所で泣いた日
出かける前にビールを飲んで
「さよなら」の覚悟でメールを送ったら
「よろしく」とばかりに返ってきたの
....
愛しているよと囁いて
愛していないと言われたの
不思議な気分になったけど
同じ夜には泣けないわ
尖った月に照らされた
私の気持ちは隠された
待っていたのとつぶやいて
あいたくない ....
不眠症のユウコは今夜も眠剤でトリップ中
潔癖症のさなえは皮が剥けるほど手を洗い続けてる
マユミは食べることを抑えられなくて
愛を1万円分の食料に換えてみたが
埋まらない淋しさと後悔で ....
ねぇ
朝になって
何もなくしてないことを知るけど
隣にだれもいないことも
知るんだよ
夢の脱け殻が
落ちてないか必死に探すけど
うなだれた首みたいな
タオルが丸まってるだけ
....
ゆるく
マーブルを描きながら
溶ける記憶
その中に
きみは居たか
いま
溶けた
その中に。
からっぽの
ことば。
からっぽの
わたし。
消えてしまいたい
けれど
もう少 ....
私はなぜ生まれたのだろう
誕生してほしかったのは
確かに母の願いだが
生まれ出でたのは私の意志なのだろうか
あれから何度考えても答えがでないのだ
悲しいとおもうたび
苦しいとおもうたび ....
皮肉も倦怠も飽食し尽くしたと思っていたけど
別にそんな事無いんだろうな
案外居心地も悪くないし気分だって悪くない
停滞は趣味じゃないと思ってたけど
楽っちゃ楽だからな
面白くは無いけど
....
目の前のことにあわててしまって
とりあえず傷つけてみた君を
置いてきぼりの悲しさ知ってるから
先に歩き出した黙って
向かい風のせいにして声を惜しんで
きっと届かないっていい訳くっつける
....
そこには白い夜が横たわっていた。
美しい肢体の上には黒い枯れ木が今にも折れそうに、
風に揺られていた。
私はその枝をポキリと折って、
彼女の口元 ....
10月27日 曇
僕は数を数えるのをやめた
「僕はハルシオンになったみたいだ」と に言った
は腕を縦に切ったカッターを机に置いて力を込めた
「おけちゅるゆりかりゅ」
....
欠けた言葉で怪我をする
優しくないね
だれもが優しいだなんて
思っちゃないけど
なぜなのいたずらに
突き付ける尖った心
情けないほど悲しくなった
なにもないことに
痛みがあるのは知 ....
あなたが僕に付けた
「嘘吐き」って名前
しっくり来なかったけど
聞いた事あるような気がして
ほとぼりが冷めてまた
前の名前を呼ばれ出しても
その名をたまに
口ずさんでたり ....
あなたの死体をバックシートに積んで
ぼくらは暁の町を出た
あなたの死体をトランクに隠して
ぼくらは旅立つ
ゆうべあなたを臥床の上で捕らえたとき
あなたは叫んだ
四角い箱のなかにあなたを押し ....
かくれんぼ、しよう。
きらいな人ばかりがふえて
夜、だれかといないと死んでしまうようなときは
数えおわった君が
僕をみつける前に
あいつのいなくなった町に
優しい誤作動の日々に
隠れ ....
夕暮れが
あまりに悲し過ぎたので
もう 伸びない
と言って
影は離れて行った
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