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むかいに洋館のある静かな広いとおりに面した

千原さんという掛け軸と刀のある名家の末裔らしいこじんまりした家の裏手の

片隅に石炭スト−ブのある一間に母とあねと僕は父の仕送りで暮らしていた
 ....
まず人間であって微笑んで

はたけを耕している

最後までたがやしている無心に


野良ぎがやぶれていたってかまわない


無心はかたちや定義をこえているから

そしてひとのは ....
デリカのハイル−フが僕の儚い夢を載せて走っていたあのころ

僕は孤独だった

家族に見捨てられて行き場のない猫のように彷徨っていた


はしごをはずされた愛という幻想を必死で ....
夜行バスはどこをめざしてゆくのだろうね

彼女は旅行雑誌の安い旅先にのるのかな

闇はやわらかくひろがっている


人間はどこまで自分をつくりかえられるのかな

カルマ=人間の業は命 ....
ぼくはかつて猫を飼っていた

あるいは飼われていたのかもしれないのだが

いつも隅っこの居場所で僕をみている

そんな猫さ


何も言わないけれど何もも求めないけれど問いかけてくるの ....
東所沢で待ち合わせて関越にのる

風は冷たいが僕のラパンは軽快に跳ねる

彼女はETCをATMといいまちがえるような良い詩人だ


三芳PAで彼女持参の昨日の残りのおでんと塩オニギリ ....
ぼくたちのチューブウェイは幻想の未来をつらぬく迷路なのだね

ぼくのすべての細胞が未来を志向しているわけではないのだよ

多くは懐古趣味でとてもノスタルジック


彼女はじぶんのいたみを ....
ミセスキャンプリングは夫をうしなった

だから彼女はもう夫に手紙をかけないのだよ


ミセスワトソンは夫のデビッドとぼくとジョージーとウイッジーがトランプゲームをしている時にプラムをふるまっ ....
羅針盤のない船はどこを目指しているのだろうね

まさかハッブル望遠鏡でしか覗けない120億万光年のむこうかな

たぶん神様だって行けないところだよ


でもね昨日のあの娘の笑顔が宇宙に満 ....
ひさしぶりの渋谷文化村通りを歩く

フェルメールに会いに行くのだ

ハチ公前で待ち合わせて雑踏に紛れる

風は冷たくて肌に突き刺さる

沢山の愛や希望が行き交う街で怪しいふたりは浮いて ....
この半島には古い鉄路が通じていて機関車がときどき通る

小さなまちの路地裏には野菜くずや魚の腐った臭いが充満して

それが僕をつくっているのかもしれない


答えのない恋人に愛を告げるよ ....
ベックのギターが朝を切り裂く

僕のともだちは紛れも無く愛

粉飾されない穏やかなもの


孤塁はもういいのだね

一人じゃないし


すべてを知ることはできないけれども

 ....
電子が世界を占領するいま

ぼくは回路に置き換えられて存在できるのだろうか


HAL2000は感情あるいは心をもった電脳なのだろうか

ボーカロイド初音ミクが歌う愛のうたは確かになにか ....
ニールサイモンが言うように

人間が要塞を作らざるをえない時代がそして世界が哀しい

死は単純に

すべての哲学を超えて真理と思う


アンチエイジングいらね〜しそれよりも

こ ....
テーラワーダ仏教の長老
アルボムッレ師の優しいことばを
アジアンカンフージェネレイションのアルバム。(崩壊)を聴きながら読む

生きるとは無常
怒りは人間の原罪
ブッダは救済者ではない
 ....
こころは凍えていたね

ねえ

言葉が通じない以上に

冷たいたたずまいの時刻


柱時計は

風の中でぼんと鳴ったね


田圃の上にはオリオン座

ペテルギウスの紅が ....
僕が勝手にホームだと思ってる店がある

マスターはブルースバンドのギタリスト

髭がかわいい熊ちゃん


カウンターで日本酒呑みながらブルースやロックのDVD観ながら

ぼんやりとい ....
まるこめみそが母で手前味噌が親父

かにみそがいとこで僕は八丁味噌で野菜炒めをつくる

朝の日差しのなかでふうわりと世界は味噌に征服されてゆく


味噌らーめんが好きだ

夏絵さんの ....
乾いた空をぶっ飛ばしてゆくぼくたちは

武器をもたない天使

光速のロックンローラー


ベルリンの地下のクラブに生まれて

とんがったバラードを歌い続けてアイスランドの火山を

 ....
僕という手品を君に見せてあげよう

きみはつまらないっていうけど日常はとてつもなく

素敵なショウだってね

種明かしは簡単さ

詩人であればいいのさ


世界という書物を書き換 ....
詩人たちよ

雨が落ちてくるように言葉は降ってくるのだよ

時に水滴を凍らせ沢山の結晶をまきちらすのは僕らの魂

手探りで取り出した心臓の鼓動に空の波動と風の色がにシンクロするまで

 ....
空から降ってくるものたちは
悲しみをたずさえてそっとやってくる

それはアリューシャン列島の凍った針葉樹を融かし
地に降り立つとそれぞれに色を変えて南下してくるのだ

柱時計をぼんと鳴らし ....
もう光のないオヤジにも多少の楽しみはある

甘い哀しみを楽しむのですね

センチメントなオヤジはかなり気持ち悪いが

そっとしてあげてほしいのだなあ


イケメンはずるい

福山 ....
世界の果てには物語が待っていると思っていた

幼い誤解そのままに生きてきた

物語は僕自身だと知らずに


沢山の街を通ってきたし

最後の列車にものった


季節が変わるのを ....
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
捨ててきたモノの中になにがあっただろう

後悔と戸惑いの他には

苦いコーヒーのようなものさ


ぼくのこころは柔らかに準備をしているところさ


足りないものを補って

余っ ....
僕が資材調達課で関根さんが天体望遠鏡を組み立ていた頃総務の峯岸さんが3びきの柴の仔犬をもらってきた

工場の片隅食堂の裏の朽ちかけた木造の社員寮のあたりでわんこは皆に可愛がられながらコロコロと遊ん ....
僕達は北極星からやってきた

銀河の闇を切り裂き

暗黒星雲や超新星と交感しながら

遥かな光年をやってきたのだよ


オーロラのカーテンをゆらしながら

氷雪を溶かしながら
 ....
beebeeさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時の遠近法- 梅昆布茶自由詩1012-3-2
無言のひと- 梅昆布茶自由詩1012-3-2
接続先- 梅昆布茶自由詩1912-2-18
四分の一の自由- 梅昆布茶自由詩1512-2-14
さびしさというなの猫- 梅昆布茶自由詩1312-2-11
玉川温泉♨- 梅昆布茶自由詩9+12-2-10
オーバードライブ- 梅昆布茶自由詩812-2-8
マルグレイブ_ストリート- 梅昆布茶自由詩10*12-2-7
星と船- 梅昆布茶自由詩8*12-2-6
109- 梅昆布茶自由詩1112-2-2
雨のあとの空- 梅昆布茶自由詩312-1-30
blueウインド- 梅昆布茶自由詩1012-1-28
テクノBLUES- 梅昆布茶自由詩312-1-25
僕は孤島- 梅昆布茶自由詩412-1-24
怒らないこと- 梅昆布茶自由詩512-1-23
冬の星座- 梅昆布茶自由詩612-1-18
PAZU- 梅昆布茶自由詩12*12-1-17
糞味噌の歌- 梅昆布茶自由詩812-1-8
2012年のロックンローラー- 梅昆布茶自由詩812-1-7
たねあかし- 梅昆布茶自由詩1312-1-5
詩人- 梅昆布茶自由詩712-1-3
風の章- 梅昆布茶自由詩1112-1-1
不細工の復権- 梅昆布茶自由詩611-12-30
Like_a_rolling_stone- 梅昆布茶自由詩9+11-12-29
夜の漂流と光と孤独- 梅昆布茶自由詩23*11-12-27
メリー☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆- 梅昆布茶自由詩9*11-12-23
柴犬のいた日々より- 梅昆布茶自由詩1211-12-21
星の子供達- 梅昆布茶自由詩1011-12-13

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