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突然
愛する人と別れ
明日が見えなくなったら
空港へ走れ
ホームの駅員に会え
....
私はあなたを探して生まれてきたのだろうか?
それは何のために?
あなたにちっとも似てない私
私にちっとも似てないあなた
生むとき痛かったでしょう?なんて
聞かないし思わないけど
私 ....
夜ふらふら歩くあなた
いっぱい傷が見えるよ
それでも必死な笑顔
それはいらない
涙を貸すよ
思いっきり泣いてごらん
あなたの涙で種から芽が出るよ
朝よたよた歩くあなた
そんなに涙を ....
心地よい陽射しを枕に
うたたね
そよ風が運ぶのは
歌の種
耳を澄ませば聞こえる
ほら
今大地が
唄ったね
人の気持ちに過敏になって
自分の気持ちに鈍感になって
それでいいの? って誰かが言った
自分の中から聞こえてきたので無視をした
だまって
私を見つめて
その綺麗な指で
私の指をからめて
白いうなじにキスして
今宵 私は
あなたに堕ちる
上昇する空に
なすすべもなく
はじめて聞く翼の音に
耳をかたむけた朝
土は懐かしく湿り気をおびて
無数の記憶が飛び立つと
残された孤独の夜が
夢の中から
僕を見降ろしてる
とろり、と満月が零れる
そんな夜に終わったのだ
もはや何も共有しないあたしたち
心は見えないほど近くて
ベクトルはすれ違った
泣きたいときこそ涙は枯れて
代わりに零れる月、琥珀 ....
昔から、さよならをするのが下手で。
死んでしまった友達の携帯番号とか手紙とか、
いつかきっと、と思いつつ
大事に握り締めて薄くなるのを待っていたりする。
記憶は上書きされる ....
誰かを傷つけてしまうのに
世界平和なんて願えない
まして自分だけ幸せならいいなんて
なんで思ったんだろう
命の水
木のえさ
動物の命
人の飲み水
星の精
木の精
水の精
花の精
一番大切なもの
ジュンスイ
澄んだ心
真心
夢の世界に旅立とう
全てを忘れて
楽しみに溢れて
愛に満ちた毎日
喜びこそ幸せの種
恐れずに進め
心の平安は
彼女の腕の中
七転び八起き
苦労は買って出る
喜びの種をまき
....
思い出してくれるでしょうか?
別れの時
出会いの時
涙に笑顔
見えていた、未来
私自身は薄汚れていて
それでも寄せ集めれば綺麗になる
....
さし損ねた傘は
私を守ってはくれなくて
熱を奪われた身体は
小さく震えた。
赤い陽が怖くて
目を瞑った道に
足音は残らない
車輪の跡だけが
残っていた。
そして、戻らない
熱に
私は地団駄を踏 ....
精神病院に
ずっと閉じ込められていると
雨にうたれたい
日の光を浴びたい
霧の中を歩きたい
足の裏で
土の感触をたしかめたい
なんて贅沢な時間だったんだろう
自由って
....
だんだんと 昼陽の短くなって
朝な 夕に かじかむ手
はぁ って 息かけるんだけど
なんだか やっぱり 冬が来るんだなぁって
お寒いのは お好き?
お日さまも昇れば 暖かな部屋
少 ....
窓を大きく開け放ち
男はそのままの姿勢で倒れこんだ
夜風にカーテンがゆれるだけの
ささやかな部屋
カーテンの色はミントブルーで
男の好きな色なのだった
思い出の中で静かにゆれている
今も ....
気付いたの
アタシの真ん中に
ぽっかり空いた穴は
アタシの想像以上に大きくて
アタシは無意識に
その穴を埋めるナニカを求めてた
穴を吹き抜ける風が
冷たくて冷たくて
凍えて ....
眠れなかった寒い朝には
あったかいココアなんか
飲みたいな
ふたり
ひっついて
離れないで
パジャマ着たままで
そろそろ出かける時間だなんていいながら
はやく着替えなきゃなんて ....
病院内で知り合った
女の子が
儚くなった
茶色い長い髪を
くるくるとカールさせて
フリルやレースの
かわいい洋服を着て
いつも微笑を湛えていた
その彼女が
もうい ....