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猫の舌のザラついた感触を思い出してニヤリとする。

猫を触ったことが無い人は、ああ猫舌かと考えただろう。

そう思ってまたニヤリとする。
キョウのカブカは

うさぎの何倍かわいいのか
りんごの何倍まっ赤なのか
時間の何倍わがままなのか
音楽の何倍素直なのか
かめの何倍のろまなのか
ピカソの何倍自由なのか
スイカの何倍種が ....
あくまで たとえ話として
聞いてほしい

君が僕に 抱いてほしい
と、願ったとする

まぁ まて たとえ話だって。

僕が君を抱くか 抱かないかは
誰かが
決めることでは
ない
 ....
賜手箱 あけて きみ 紅のひも あけたね きみと  ぼく 紅の ひも あけて なかみたね        

ふたりの とき ときが ながれた 大きな りゅう せい ふたりを つつんだ        ....
おっぱい
おっぱいぱい
おっぱおっぱ
少し間違えて
おっぴあ
おっぱっぱ

30億のおっぱい
15億のおんな
その中で見つける
2つのおっぱい

おっぱい
おっぱいぱい
 ....
私は、私の内実を永久に出ることはない、だ
ろう。私の子宮では、無意識下で鋭くえぐら
れた、いつまでも分裂している彼方の翼が、
黒曜石の暗さで果てもなく胎動し凝縮と膨張
を繰りかえし自らへと表裏 ....
ちろちろと燃える黒い火の
生ぬるさに黒く嘔吐する
塵灰と火種に
胸は重く焦れて
真空を穿つと
はらはらと零れる灰の
薄く瞬く
かすかな衝動を反射して
静止する
膨張の瞳の奥に
光は ....
私の中に
深く 深く
埋められたものたちを
日々に 深く
掘り返している

とても
大きな穴が
あく
おまえは いらない と
なにか かたちのないものが
あらわれて いいつのる

そんなことはない
わたしは ここにあるべきだ と
わたしも ぶつぶつと
いいつのる まいにち

それでも ....
掴むべき対象は、いつでも飛んでいってしまう。

霧がかかった森の中にいるような感覚

自分は存在しているのに、包む環境があやふや。

そのうち、自分すらも靄がかかってしまう気がする。
 ....
獣のように叫んでいた

その時あれは狂気そのものだった


何故そうなったのかは覚えていないが
あれが何やらわめいていたのだけは覚えていた
そしてそのままベッドに倒れこんで
今ようやく ....
葉っぱの影に
潜むのはコビト

小人のような
生きものが
住み着いて
いるのです

風が吹いて
葉が揺れて
小人の顔も
笑ってる

秋が来て
葉が落ちて
冬になり
色の ....
わたしは咲いていた
わたしは咲く
わたしが咲くとき
わたしが咲けば
わたしよ 咲け


あなたが咲くうたの
聞こえるところ ....
小学校の帰り道に
沈みきれない太陽がぽつうん
首に掛けるゴムヒモの汗
それは
犬がどろんとしていた路地裏でのこと

赤い屋根の家
ベランダでは太陽を
無口な少女がじっと見ていま ....
白い月が 
秋夜に はためく

この道は いつか
きた道

稲穂の
先に光りは
灯り

実る
真白き
宝石
かんで

川下り

柳の木

彼方がつくった
伽 ....
回るものの影が
回るものに映り
たくさんの満ち欠け
たくさんの季節をつくりだす


水たまりの空を歩むもの
変わりつづけ 歩むもの
ここに在るだけの世界の上に
足跡は ....
こどもみたいに
世界の底
天井がつきぬける
ように書きたいが

不自由な気持ち
気持ちとは無器用なものだから
なかなか
屈折率
もって
言葉はくねっていく

詩らしい詩はもうい ....
    足元に散らばる光を
    ずっと数えていた


    胸元にひろがる光を
    ずっと数えていた


    目をそらしても 目を閉じても
     ....
    冷えた茶を飲むとき
    私のなかに
    雀が居るときがある

     
    様々なものに殺された雀が
    私のからだのなかではばたいている
 ....
    空が割れて

    大きく割れて

    なんという光のむだづかい

    小さな笑みを照らしている
僕は同じ光景を何度か見るんです

バイトの終わり 裏口のドアを出る
するとそこで 先輩の女性が
煙草に火をつけ 何かを心で転がしているような
そんな光景

バイトの終わり 施設の廊下への ....
いまは
稲刈りが済んでも
束ねられない藁束が
三十年ほど前には田んぼの隅に
何十と積まれていて
秋には
それが子どもの遊び
それで基地を作った
床を敷いて
階段を作って
壁を囲んで ....
    他人のように眠るとき
    仮面のように眠るとき
    水の蛇はひたひたと来る
    狭い空を翼で覆い
    小さな夜を乗せて来る
廃墟の街にも雨が降る
さささと落ちる雨音に
残暑見舞いが湿ってる
ポストの中にも雨が降る
ふふふふふと笑う地蔵尊

雨のない日は舞踏会
風のない日はドライブと
天気予報に縋って暮らす
 ....
生きていこうと思った。とりあえず生きていこうと思った。

わたしの大事なおりこうさんは、まだ、パンクして寝ているし

わたしの大事な kiss も 届かない。

I love you と  ....
給料日

給料日

今日は25日で

給料日

健康保険が

年金が

所得税が

昼飯代が

いくら引かれてるかなんて

どうでもいいのさ

金額さ

手 ....
すこしのことで
こんらんする
ざらざらななみだ
たまりて
できた

なみだぶつ

なにかありがためいわくな
そんざい
ぼくのなみだぶつ

まいにちいのっているよ

くさのに ....
僕が生まれた頃

空は今よりもうちょっと身近にあった
雲はいろんなものをカタチ作るから
それだけで面白かったし
行き先も告げずに日の暮れるまで遊んで
「烏が鳴くから帰りましょう」と手を振る ....
なにか とても
からっぽになったので
そこらへんから
どうでもいいものや
くだらないものを
いっぱい ひろってきて
つめこんでいます

きらめくものや
たいせつなものは
ひろうたび ....
光りが消えた後では、記憶と幻覚が新しい宇宙を
符号的に再構築してくれるのだろうか。

ミミズは夜の地表に顔を出したときに
なにを感じるのだろうか。









 ....
つきのいし.さんの未詩・独白おすすめリスト(78)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫の舌- 花丸ぺけ未詩・独白1*06-5-29
四季報- panta未詩・独白406-2-14
イングラム- 仲本いす ...未詩・独白5*06-2-9
きみ_紅の紐_- すぬかん ...未詩・独白206-1-8
おっぱい- いとう未詩・独白5*06-1-7
羞恥心のアポトーシス- こしごえ未詩・独白10*05-12-25
黒い火- こしごえ未詩・独白6*05-11-10
- こむ未詩・独白4*05-10-24
いらない- こむ未詩・独白3*05-10-24
a_stray_sheep- おっとっ ...未詩・独白2*05-10-24
半端- 未詩・独白205-10-24
コビト- あおば未詩・独白4*05-10-11
ノート(咲く)- 木立 悟未詩・独白405-9-24
夜が生まれる- セキラボ ...未詩・独白305-9-18
柳川- 什蔵未詩・独白6*05-9-17
ノート(歩む)- 木立 悟未詩・独白605-9-13
そのまま海- 石川和広未詩・独白4*05-9-8
ノート(38Y・11.4)- 木立 悟未詩・独白305-9-8
ノート(38Y.5.25)- 木立 悟未詩・独白405-9-7
ノート(38Y・9.13)- 木立 悟未詩・独白305-9-6
デジャビュ- カバ未詩・独白105-9-4
藁の基地- 蒼木りん未詩・独白605-9-3
ノート(35Y・7.9)- 木立 悟未詩・独白405-9-2
残暑見舞い- あおば未詩・独白2*05-8-28
生きて行くと云う事。(独白_)。- すぬかん ...未詩・独白405-8-26
働く私のうた- 蒼木りん未詩・独白10+05-8-25
なみだぶつ- 石川和広未詩・独白6*05-8-25
遠い夏- LEO未詩・独白3*05-8-25
からっぽ- こむ未詩・独白8*05-8-23
視覚から捉えた宇宙- あおば未詩・独白3*05-8-22

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