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傷ついて
しまった者
遠くからみてる
見守っている僕は
朝
傷だらけの朝
まどろんでいる
ねぼけた手つきで
昔を
まさぐって
あんまり欲情しない
大丈夫かな
おんなのこと思う
....
こどもみたいに
世界の底
天井がつきぬける
ように書きたいが
不自由な気持ち
気持ちとは無器用なものだから
なかなか
屈折率
もって
言葉はくねっていく
詩らしい詩はもうい ....
足を
風がなでる
しばらく眠っていた
永遠に近い
あなたはいない
すいこまれるみたいに
街は
夕から闇へ
日が早くなった
当たり前のこと
おどろき
もう暑くなくなる
....
すこしのことで
こんらんする
ざらざらななみだ
たまりて
できた
なみだぶつ
なにかありがためいわくな
そんざい
ぼくのなみだぶつ
まいにちいのっているよ
くさのに ....
まざりあっていく
せかいのなかで
しかいは
しだいにせんめいに
なり
ぼくらは
ひとりひとりになって
あるいてゆく
ことばを
ひからせながら
やまのあいだを
ぬけていくくるま ....
僕は恋の中で
生き直す
日々は
単なる
日々に近く
遠い
ひびわれた
地表から
静かに
氷であった水が
ゆっくりと
溶けて流れる
川
川
べり
皮に滑りおつ
ように
....
消えたカラダを
拾い集めに
旅にでる
ゴミあさりして
錆びた鉄板を胴とすると
腹からピューピュースキマ風
コンクリートの下から
生えている草を指にすると
たよりなくふにゃり ....
鳥の死んだ目
亀の
平べったいの
動かない
体は来ない
のに心に来る
心が立ちすくむ
昔は
いきものが苦手だった
来るものの
怖さを
小さい僕は
よく知っていたのだろう
....
「詩と”私”を切り離せ」こういう大胆なタイトルはなかなか書けないものだし、あざとく見える危険もある。よく書いたと思う。http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=426 ....
宮沢賢治の詩を読むのは、とても辛い
自分の苦に、まといついてくるみたいだから
彼は、いつもじたばたしている「デクノボー」であるから
辛いけど、あざとい詩もあるけど、美しいから困る
日本語が ....
少なくある
真剣なまなざしに
ゆるやかに
目を向けたい
何か距離をとって
ぼくらのやさしさが
いかに否定的なものであるか
何か距離をとって
夜の光をみる
堤の上で風を ....
こまったことばかり
おこる
自分の身の丈がわからなくなってしまった
それで窓を空けて
手帳ももたずに
スキ間があき加減の
スケジュールやりくりする
東の空に火の手があがる ....
つきのいし.さんの石川和広さんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜は少しやさしい
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石川和広
自由詩
9*
05-10-20
そのまま海
-
石川和広
未詩・独白
4*
05-9-8
永遠に近い
-
石川和広
自由詩
11*
05-8-29
なみだぶつ
-
石川和広
未詩・独白
6*
05-8-25
ひかりのたべもの
-
石川和広
自由詩
8*
05-8-24
旅
-
石川和広
未詩・独白
4*
05-8-22
ブリキのひびき
-
石川和広
自由詩
5*
05-8-22
こわくない
-
石川和広
自由詩
6*
05-8-13
「詩」さんは何を求めているのかー「詩と”私”を切り離せ」を読 ...
-
石川和広
散文(批評 ...
9*
05-8-8
宮沢賢治の詩メモ
-
石川和広
散文(批評 ...
10*
05-2-26
春めいた日ではない
-
石川和広
自由詩
6*
04-11-5
日々日々
-
石川和広
自由詩
4*
04-11-2
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