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      傷跡               
一八才の少女は右手にカッターを握り、タイルに座り込んでいた。湯気が立ちのぼり、蛇口から湯の落ちる音がうるさかった

四年生の時、体育の授業で一輪車 ....
タイトルに「あなた」なんて使って気恥ずかしいのですが、
なんかそういう気分なので(笑)。

さて。
蘭の会(http://www.orchidclub.net/)の「ふみばこ」というコーナーに ....
みなさん、まず次の文章を読んでみてください。

{引用=
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな
海です*

どうですか、読めましたか。
読めたと思います。簡単ですね ....
 何ともやっかいな詩人を採り上げてしまったものである。しかし、一度決めたからには、筆を先に進めなければならない。
 入沢康夫は難解な詩人である。とても一筋縄ではいかない。僕のような素人が立ち向かうな ....
自分の投稿した作品にポイントが入ると、嬉しいです。
それはもう、半端じゃなく嬉しいです。

一応は「良い」という証としてのポイントであります。
しかし、「頑張れ!」だとか「仕方がないなぁ」だと ....
両親が私のことで喧嘩をしている。
「お前の教育がまちがってたんだ!」と、父親。
言葉をなくす母親。

わたしは灯りをけした
下から三段目のステップに
身を潜めている。

「わたしがわる ....
 詩は、言ってみれば中途半端である。行の終わりに辿り着かない、或る意味では好い加減な、余白という無駄の多い何ものかである。
 詩は、時として散文に対峙させられる。そして、散文とはすなわち物語の謂であ ....
夕立が起きて、大粒の雨が落ちた。願いは、天のまえで力尽きた。まばゆい光を放ち、轟音とともに地上に舞い戻る。

決意のない願いは、所詮天には届かない、と卑劣な長が威張っている。勝ちたいと願うなら、勝 ....
「詩と”私”を切り離せ」こういう大胆なタイトルはなかなか書けないものだし、あざとく見える危険もある。よく書いたと思う。http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=426 .... 「脳内」という言葉が、流通している。

「脳内」とは、自己完結(優しく言えば シュミレーションか)
をするときに用いられる言葉で

(例えば「脳内彼女」とは自分の脳内に存在する、彼女である。 ....
 いまさらながらだが、まったくおかしな時代になったものだと思う。恐らく多くの人が感じていながら、それでも黙っているのだろう。二十一世紀という現代に生起する現象、人の思惑同士が交差し合い、とんでもなくお .... 「 雷 浴 」



あめは
 ふっている が
あつ すぎて
やけに
かわきやがる

かみなり
 を よぼうか
かみなり
 を あびたい




          ....
益野大成さん「飛ぶ」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=42285



空を飛ぶ夢を見たことがあると思う。
「飛ぶ」という身体感覚を ....
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 .... 三人泣かせ帰ってきた、清く正しい朝帰り。
麦茶が妙に空っぽい。

虚しくて空しい。
遠い。
遠いんだよ。
俺は、




以下、呟ぼやきます。

罵詈 ....
宮沢賢治の詩を読むのは、とても辛い
自分の苦に、まといついてくるみたいだから
彼は、いつもじたばたしている「デクノボー」であるから

辛いけど、あざとい詩もあるけど、美しいから困る
日本語が ....
うさぎは、町の喫茶店で地図をひろげていました。海を見に行きたかったのです。海は町はずれの丘を越えた先にあるようです。
アイスコーヒーを飲みほすと、うさぎは外に出ました。帽子を深くかぶります。 ....
コウモリになれない夜はお腹を空にして死んだ夜をじーっと見つめるんだ。      
ただ、だらんと。

街灯にぶら下がり13の春から成長の見えない思考力で小さくひっそりと
僕が生まれる前の唄歌う ....
あきらさんの問いかけ
{引用=
作詩は若葉マークの身の上ですので、これから書いていくにあたり、技術上の約束事や注意点などについて知りたいのです。
現代詩も ただ自由に書くというわけにはいきません ....
芳賀梨花子さんの『Is it good or not?』http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=78の「スウプ」
{引用=ねぇ、そろそろ、好き嫌いばっかり言ってな ....
つきのいし.さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傷跡- 島中 充散文(批評 ...214-9-30
詩という“表現”を選んだあなたへ- いとう散文(批評 ...60+*08-3-17
「シ」は思考実験の「シ」- 青色銀河 ...散文(批評 ...805-10-12
入沢康夫(「現在詩」の始まり)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...10*05-9-12
■ひとこと運動- 千波 一 ...散文(批評 ...41+*05-9-3
存在意識- midori散文(批評 ...1*05-8-26
詩について- 大山猫散文(批評 ...505-8-21
人が待つもの5- チャオ散文(批評 ...1*05-8-15
「詩」さんは何を求めているのかー「詩と”私”を切り離せ」を読 ...- 石川和広散文(批評 ...9*05-8-8
脳内電波理論- 第2の地 ...散文(批評 ...205-8-8
異常な時代に抗する言葉- 岡部淳太 ...散文(批評 ...21*05-8-7
「雷浴」について- こしごえ散文(批評 ...5*05-7-31
空を飛ぶために捨てなければならないもの- いとう散文(批評 ...7*05-7-27
詩と“私”を切り離せ。- 大覚アキ ...散文(批評 ...61*05-7-13
「_空っぽ朝帰り。_」- PULL.散文(批評 ...5*05-7-10
宮沢賢治の詩メモ- 石川和広散文(批評 ...10*05-2-26
童話_旅のうさぎ- 光冨郁也散文(批評 ...2*04-12-22
「だらん」- パール子 ...散文(批評 ...504-8-21
詩と非詩の境界_自由詩の限界についてのメモ- 片野晃司散文(批評 ...9*03-10-8
「スウプ」と「ちくわぶ」- 渦巻二三 ...散文(批評 ...803-5-14

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