すべてのおすすめ
今から
雨が降るのか
雪が降るのか
星が降り注ぐ夜が来るのか
それはアナタの気分次第で無限に変わるよね
私は‥
甘く
優しい匂いは
君を思い出す
風が君の髪を
揺らしているよ
ふんわり
ふわふわ
君の肌の様に柔らかく
甘く
少しほろ苦い
口に入れたら
しゅわっと ....
綺麗ですね
やっぱり
何度見ても
綺麗ですね
好きですよ…?
夕陽を見て呟くように
あなたに対して
そう
言えたら
いいんですけど
ねぇ ....
痛い?
ね… 痛い?
あたしたちが壊してる 地球さん
痛い?
痛いならさ
ちゃんと教えてよね
ほら あの月みたいに
涙の雫みたいに
夜の空でも分かるように
表してよね
月はね
オ ....
光が
満ち溢れるまで
あと
数秒
人々は起き上がり
大きく
伸びをするだろう
ついでにあくびも
昨日の夜
泣いたことなんて
まるで忘れて
大空の風景画
蒼白のその中を
登り詰めて行く
小さな蛙
お前は何処から来たの?
お前は何処へ行くのだろう?
張り付いた硝子は
お前を天に導いてくれるのだろうか…
このちっぽけな日常にしが ....
透き通った青い舞台
夕焼けの彼女は
赤いフリルをはためかせ
沈みながら
踊る
七色の光の粒子は
彼女が踊り子だというシルシ
彼女が自分の身体を
崩しながら
踊り狂うその姿は
まる ....
半分の月
半分の私
半分の影
半分の嘘
半分の過去
半分の夜
半分
しかわたさない
半分の罪
私は
_
空を横切る白い飛行機が
虫みたいだと思った
小さなブティックに入っていくおばあちゃんの背中を押してみたいと思った
世界の流れについていけなくなりそうで
それもいいかなと思って
立ち止まってみた ....
君と見た夕焼けは
こんなに美しかっただろうか
瞳に溜めた涙越しに見る夕焼けは
キラキラ輝いていてとても綺麗だよ
あの日君が私の頬を伝う涙の中に見た
真っ赤な夕焼けがとても綺麗だと言って
拭ってく ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする
過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく
てのひらの汗で湿っ ....
見つけた
奥深い森の中に
ぽつんとあらわれた
絵の具を溶いたような
青い湖
ここに
私の希望が
泳いでいるような気がした
水面を風が舐め
さわさわと騒めいている
深緑の中に
ぽつんとあら ....
何をおもい
何をみつめ
紅が
雲をとらえ
空が
紅を受け入れた
同化していく地上に
根を張り
弱ささえ伺えるような一輪
それなのに深い桃色は
紅に包まれてもなお
奪われることなく凛と成し
魅了して ....
守り
支え
寄り添う
金色の羽根で
そよぐ光と熱
つがいで在ることを望み
隣に在り続けることを選ぶ
背中の愛をヒラヒラと
緑たゆたう木陰のほとり
ブランコが揺れる光景のような
優しい風が吹いている
....
世界は、誰か一人でも。
綺麗と想ったら。
綺麗だ。
走り去る緑
水田は
鮮やかにきらめいて
遠く木々が
燃え立つ
なんて
真っ青な
そら
これが
最後のドライブなら
そう言ってくれれば
よかったのに
意地を
張ってる
だけ
日々習得する仮面を強がりと呼び
日々解脱する鱗を素直と知った
寂しさ
も
切なさ
も
自業自得で
庇う対象
が
自分
でないことくらい明確なだけに
余計
意地を張ってやり ....
すきな ひとの休日
あさ
最初に会った知り合いがあたしだったら
すごく
うれしいじゃないか
それだけ
じゅうぶん
さんもんのとく。
ああ
すき
すきなの。
叶わなくて ....
わたしは、
泣きたかったのかも
しれない
想い続ける強さや
忘れる覚悟の散乱する
小さな小さな心の渦に
どこか疲れて
泣いて
流して
笑いたかったのかも
しれない
飛んで
どこまでも高 ....
煮るなり、
焼くなり、
しておくれ
ねえ どうして
君はいないの
ねえ
その色はそんなにも鮮やかでしたか
何をしても満たされない心を少し
救えたような気がして
僕が
欲しくて欲しくて仕方がなかったものは全部
ここにあるような気がして
雨上がり ....
掴んだ袖先の感覚
少しずつ触れていく記憶
心の棘が零れてゆきます。
愛おしいと想えば想うほど
見えない旅路が怖くなる
恋しいと呟けば呟くほど
過ぎた海路に不安が浮かぶ
しないはずの後悔に言 ....
言葉にするとやけに現実味がわいて
ちょっと嬉しくなったりするじゃない
君を思って温かくなったり苦しくなったり
恋を分解してみるの
恋には教科書がないから
前と同じじゃ届かないけれど
新しい恋 ....
6月4日
母の45回目の誕生日
父が花を買ってきた
最近会話のない父と母
少し心配していた
けど
何も話さず、微笑ましく花を見ている二人
父と母だけの時間がそこにあって、
今だ ....
花よ おまえは
そうやって 最期のときまで芳香を放ち
あたりに愛を振りまきながら
気前よく花びらを散らせて融けてゆくのだね
なにも求めずに
ただ与えながら
伸ばした手に、銃はないけど。
危なっかしいから、すぐにしまった。
僕の手が契れるより。
誰かが脅えるのがわかったから。
こころの扉、
ひとつづつ
鍵をしめていく
このままでは
あまりにも
辛いから
ひとつづつ
丁寧に
鍵を集めて
けれど
きっとそれは
忘却にもぎ取られ
探すことさ ....
そのはて。
きみと。
だきあいたい。
降り続けてる
きらめく雫に
止まらない涙を
混ぜ込んでみた
身体中に
染み込んでゆく
涙の匂いと
冷たい歌に
『淋しい』
そう聞こえた
あまりに鮮明に
ふと空を見上げて
深い蒼をした
瞳を見た
....
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