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瞳を反らされるたびに
鈍い音が響きます

背中を見送るたびに
激しい刹那が襲います


近付く距離の真実は
遠退く距離を意味し
追ってはいけない足跡と知りました


決断の揺らぐ一瞬に
泣けない弱さを ....
ひとにぎりの世界しか生きていなくて
端と端が繋がって
わたしからは
到底、端が見えない


いつの間にか
周りには繋がりだらけで
端にいないわたしたちは
宇宙の端が見えなくて
 ....
水鏡を覗いたら映るのは君の姿と三日月でした。


その鏡に映じられたのは僕ではなくて…
嫌になったから蛍石を放って壊したんだ
広がる波紋 鳴り響いた鈴音 僕は闇に溶けた
残ったのは悲し ....
恋とか、どーでもよくなった。

ただただ、淋しくも。

ただただ、綺麗な空に。

ただただ、好きなだけ。
ごめんね

太陽をあびて
雲を仰いで
風に吹かれて

満喫して咲いてたのに

こんな院内に閉じこめて
ごめんね

でも
わたし
とても助けられてる

なにかあった時には
 ....
しゃぼん玉に想いを吹き込んで
あなたに届くかな?
あなたに見えるかな?

『愛してる』
『大好き』
『いつも一緒にいたい』

あなたに届くかな?
あなたに見えるかな?

しゃぼん玉に想いを吹き込んで
溶け込んで

溶け込んで

吸い込まれて



求めて

求めて

集めすぎた
おはじき



土の柔らかさは
幼少に還り
セピアの草原は
少女に歌を教え
風と恋をした木々は
乙女に夢を託した



 ....
澄み渡る冷たい黒い日です。
ひとり森の中を駆け回る僕が歩いてる。
生きるために肺が酸素を取り込んで循環。
今日も呼吸は僕を侵しているようです。

まだ森の中から抜け出せずに逃げている。
 ....
あの夜も

こんな秋の月だった

真っ暗な林をあがって

滝をふたりで見にゆく

あいつのジーパンをずらして

ぬるぬるのなかに立ちバックした

あいつは泣きながら

俺にからだをつかまれていた


 ....
水を含んだような眼に(投影する、過去)
まっすぐ見れなくて
(代わりに)シャッターを切った

遠くの方で耳鳴りがする
死んでしまった(呼び出し音)みたいな
規則的なリズム


{引用 ....
空はずーっと繋がっていて

僕らはこんなに離れていても

同じ空を見上げているんだね
雲を
積み上げた


その上に君とふたりきりになれたならいいのに


ひとりにしないで


寂しさじゃ死にはしないけど


悲しく


悲しく


なるでしょう?
溶けてしまいたい

何も考えず

生きていくのは簡単過ぎて
やっとの思いで
いちばん下まで

堕ちて
堕ちて

それでも
そこも

誰かの気配が

ざわめきが

誰もいない
暗闇さえ

ない
ひつじ雲見上げて
ずしん、ときた

そっか
会えないって
こういうことなんだ

一緒にこの空を
見上げることさえ
できないんだ

この空の下で
あのひとは
わたしの知らない
 ....
秋に拾う貝殻は
なぜか哀しい

貝たちも
その海底で
小さな泡をながめたことも
あるだろう
射し込む光を感じたことも

いまは
生命も抜け落ちて

拾った貝殻を
わたしは持て ....
きらきら
水の粒が
きらきら

きらきら
光の粒が
きらきら

きらきら
お互い
そうじゃないと
わかってしまった

だから
きらきらに
閉じ込めて

きらきら
もう何も言わないで
きらきら
見つめて ....
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