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綺麗な泣き方ではなかったかも知れない
鼻水も流れたし ズルズルと音も五月蠅かった
それでも 気持ちの半分だけは
伝わったのではないかと 自負した
半欠の月が 怪しく 笑ってた
反抗心を残した ....
甘噛みならば 痛くないですよと
あなたは 笑いながら
歯型のついた 白い手を
まるで 誇らしげに 振っている

振り返れば 大きな柱
レール上を 進む訳には 行きませんので
高架橋を ....
木漏れ日を浴びるには 少し遅い季節
ヒーターの温もりで 身体の冷えを治すように
カーテンの向こうに光る 太陽を 連想している

電線の後が 唯一の文様
横に長いのは キレやすい 私のため
 ....
三軒隣りの家まで
全て巻き込んだような どでかい虹に
たっくさんの夢を
詰め込んだら 

吐き気がした

ねぇ 御母ちゃん 
もう お腹いっぱいだよって
呟くけれど 許してくれな ....
北風ピューピュー
吹き荒ぶ中

マッチ売りの少女よろしく
声がする

はだけたTシャツは いりませんか
歯だけですか?

違います
ちょっと 持ち歩いていた時に 損傷したのです ....
終ぞ桃に口づけせずに終わるは秋
こまゆみが 幾ら美しく ぶら下がっても
北風に吹かれちまえば それで御仕舞

お前の推しメンは誰なんだと
おしめを外せぬ赤子に尋ねても
ぎゃあと泣くだけ ....
要らぬ部分だと カットした余白に気付いて
愕然とする

甘噛みだから
痛みなど 伴わぬものと 信じていたのだ


砂の上で 虹を眺めるように
私は 自由だ

繰り返された ....
わたくしは 帰路に立つ
その前に あるのが

記録できる 紙切れのような
薄っぺらい ものなのか

噛み切れぬ スルメみたいに
味わえる ものになるのか

全ては わたくし次第で ....
袖が長すぎる舞台では
髪の毛と 細かな塵と

忘れかけた 過去ばかりを
引き摺って しまうから

慣例に倣って この難題を
仕立て上げましょう

横糸が 絡まるならば
簪(かん ....
♪しあわせ~って なんだっけ×2♪ と
歌いたくなる 瞬間 

倖せだなぁって 感じながら
活きたい瞬間を 切望し続けた

ロバのヒズメが 胸に詰まる
耳で響くは スズメの 囁き
 ....
がんばったのだけれど・・・
あなたは いう

チセツなココロでは
リカイがデキナクテ
コレカラ どうしよう

ねえ
キラキラの ティアラは
何を 連想させるの?

プクプクの ド ....
笑う 踊る 泣き叫ぶ
その どれもが
空の上にて 形成される

見上げれば 首が 痛むのに
見上げずには いられない
今しがた
羽根の こすれる 音がした

くねくね と しならせる ....
ぎぼうしゅの咲く頃
おばあちゃんを 思い出す

上の橋の欄干には
玉のような 不思議なソフトクリームが
乗っかっちょん

舐めても 冷たくない
それは 真夏の安らぎ

せせ ....
はちみつを 貰った
ハチならば 日長いちんち 頑張っている

そんな姿を眺めながら
少しずーつ 大きくなっていくような住処を
憎々しげに眺めることは 無い

こちら側に 進出して来な ....
しゅしゅ の くしゅっぷりに かんぱい
あわよくば けんこうこつ から
はねが はえたら よいのにね


グラスを合わせる代わりに
ガラスを照らし合せて
小娘が 笑う

これ ....
念なんて 無いねん! 
な~んてな 

強いて 在ると するならば
愉しい 想い

敷いて 在ると するならば
ビニールシート

これがないと 
座っている間じゅう

おち ....
夏休みの 宿題で
ウケ 狙いなら
どんなモノを 作るだろう

世の中の 夏休みが
恐らく 一段落した後で
ゆっくりと 考えてみる

最近の キーワード
一等先に 思い出すのは
おも ....
どんなに 綺麗な 夕焼けも
夜に なって しまえば
眺められなくなって しまうから

鳴って くれたら いいのに
「これから 夜が 始まりますよ」

そんな 合図だけ
待ち焦がれてる
 ....
大分帰省時 駅前で
堂々と 煌めいている 有志に

一瞬 思い出したる 
銀河鉄道 

勿論 大人気ゆえ 
中々 乗ることは 出来ないのですと 囁いて 
旦那ニッコリ 微笑みま ....
おーい 呼んでも 返事せず
多い 台詞を 繰り返し
たまに オイオイ 泣くのです

そんな シーンを ひとまとめ
ピーマン・ポールに まとめます

挽肉 詰めて 忘れます
憎々しげ ....
滑り出しは快調
ぐんぐんと伸びて
笑顔 ひとつ

水を 称えた 水琴窟
音は 妖艶

やっぱりね
雨漏りのする屋根じゃあ
したたり落ちる音ばかりが
気になって
眠れないの ....
永遠の 青薔薇への妄想は 
尽きぬけれども

生身の姿と 写真や動画が違うのは 
仕方のないお話だけれども

やはり 蛍のラジウム光のような色合いと
実際見た時の LED光のよう ....
ネクタイを結べたら 
柄は水玉が良いですと 
呟きながら

ともすれば 
自らの首をも 締め兼ねぬ と 
妄想をする

するすると 小気味良い程に 
絡み付くは シルク

絹 ....
ササユリの花を 知っているだろうか
市町村の花にしているところも 多いと言う

花言葉は 清浄、上品、珍しい
そう 貴女の 人生みたいだ

浄化されるべき 道を求めて
転がり込ん ....
簡単な事だった
決まり事は ある程度あれど

魔術師のように オタマを振れば
フライパンの固さの如く
凝り固まった 君のアタマも 耀くよ

真っ白の塩
これがなくて 困ったんだ ....
ひらり はらり 浮かび上がる
白い ワンピース

あなたが 思い浮かべたのは
きっと そちらなのでしょう

残念ながら 枝の先に とまるのは
白い鳥ならぬ さるすべり

桃色 ....
猿も木から落ちるかどうか
私が見た 赤い尻は 川下りの最中だった
橋の上だった
木では無かったから 解らないだなんて
想像力の 欠如

ケツをまくっても 
欠如してしまった思想は ....
誰にも逆らうことは許されぬと
仁王立ちで立ち竦む姿が見えて
心が震えた

冬でも無いのに見える雪の塊は
一体全体どういう事だろうと考えて
頭を振る

振り子ならば
あっちへ行 ....
最近 気になる 乙女を見かけた
木に成っている 訳ではないが
白い肌は 美しい
芳しさが 届く程 近寄れなかった日々

棘のような 細かな葉先
切っ先 鋭い 捨て台詞で
笑い飛ば ....
何だか今日は 
良い事が有りそうな気がして

誰も見ていないのに 

髪の毛 一本一本を 
愛おしく 撫ぜてみたり

無駄な贅肉は 
一体 何時から 持ち始めたのだろう
と ....
あおばさんの藤鈴呼さんおすすめリスト(514)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぴぃひょろろ- 藤鈴呼自由詩2*16-5-6
赤い実みつけた- 藤鈴呼自由詩4*16-5-2
ファの過ち- 藤鈴呼自由詩1*16-4-29
母よ- 藤鈴呼自由詩2*16-4-16
はだけたTシャツ- 藤鈴呼自由詩1*16-4-13
ももシリーズ- 藤鈴呼自由詩1*16-4-13
爪を切る- 藤鈴呼自由詩2*16-3-21
記憶- 藤鈴呼自由詩3*16-3-15
現代様- 藤鈴呼自由詩1*16-3-14
ロバのヒズメ- 藤鈴呼自由詩1*16-2-29
あなたに両手- 藤鈴呼自由詩3*16-2-27
わたしは_かわせみ- 藤鈴呼自由詩3*16-2-25
小葉擬宝珠__コバギボウシ- 藤鈴呼自由詩2*16-1-21
はちみつコーヒー- 藤鈴呼自由詩1*16-1-19
本の裏側- 藤鈴呼自由詩2*16-1-16
念か~あ- 藤鈴呼自由詩1*16-1-5
今は冬休み- 藤鈴呼自由詩2*16-1-3
合図- 藤鈴呼自由詩2*15-12-24
ななつ星- 藤鈴呼自由詩2*15-12-23
ピーマン・ポール- 藤鈴呼自由詩2*15-12-15
ころころグリーン- 藤鈴呼自由詩2*15-12-11
日日草系- 藤鈴呼自由詩6*15-12-5
水玉の女- 藤鈴呼自由詩3*15-12-4
さく果- 藤鈴呼自由詩4*15-11-28
レシピ上等- 藤鈴呼自由詩2*15-11-26
時ふわり- 藤鈴呼自由詩1*15-11-24
さるすべり- 藤鈴呼自由詩3*15-11-22
鬼百合の呟き- 藤鈴呼自由詩3*15-11-20
高砂百合(たかさごゆり)- 藤鈴呼自由詩4*15-11-17
うきうきのうき- 藤鈴呼自由詩1*15-11-15

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