すべてのおすすめ
よそ行きの気持ちを全部詰めたから
カバンがとても重たくなった

どこからかきれいな歌聞こえたから
旅の予定をそっちへ向ける

青地図に行程表を書きこんだ
知らない街をたどる点線
 ....
キュンと鳴くこの胸の音聞かせたい
遠くからでも想っています
思い出は夏の終わりのメヌエット
日にひるがえる君の白妙

細胞が真昼の空にリンクする
60兆の歌う歯車

満月に打ち明けたのはシルブプレ
今日の終わりをぼくにください
スカートを揺らす風にも嫉妬する
恋をするって忙しいもの

目が合うと君の力は無敵です
今日も言えないイヒリーベディヒ

放課後に残り香全部集めたい
明日も好きでいられるよう ....
日だまりのごくありふれた教室で
夏の終わりの背くらべする
おやすみの点呼は二回息を吐く
今日の思索を脱ぎ捨てながら

行儀よく今日の寝床をしつらえる
繭の機能を備えています


錠剤を飲み下したら探しだそう
数えきれない
羊の群れを
 ....
愛すには資格がいるって本当かな
教えてほしい 告白前に

ラブレター 書き上げたなら誤字脱字
偏差値上げて 出直してくる

目に届く 君のラブリー まぶしくて
やっぱりぼくは垣 ....
童貞をなくした夜の湯上がりに あの子の髪は 輝いていた

おっぱいの光と陰にふれてみた
彼女は誰か 別人みたい

けだものになりたくないよ ぼくはヒト ヒトだからねと
くちづけた嘘 ....
文脈を無視して進む身勝手な言葉をぜんぶ君にあげます


寂しいと脳が足りないふりをする
抱かれたいのは骨の奥まで
窓からのきいろい日差しで起きた昼さらさらゆれるカーテンは白


だらだらとした足音でもうすでに君だと気付いている帰り道


「とうといね」3度目のバイバイのあと遠くでつぶやくパステルのきみ ....
エメラルドグリーンの夜なまぬるい風がふたりを近付けている


陽炎を蝉が叫んで揺らめかす 入道雲が乗せてきた夏


わわわわと とおく、ちかくで鳴くかえる まっくらやみでわたしいまどこ
 ....
いいから、と君が言うからいいかあ、と とろけてゆくの朝の素肌に


もう顔も見たくないのにあの海の写真のきみは女神みたいだ


かなしいよ、かなしいよああ、どうでもいいチャンネルにして少し ....
遠くから聞こえるチャイム 岩尾商店のベンチでこっそりキスした


せんせいの涙と怒鳴り声は全力でぼくらを抱きしめている


雲を切るようにピイッと笛の音 ゆらゆらゆれる25メートル ....
お互いに今日は言葉で癒されないうつむく唇食べたら怒った



まっすぐに歩こうとするくるぶしと額に悲恋の花の刺青



熱のある 夜に雪降る ほろほろほ 溶けていくのはこだわりだろうか ....
うそつきのうそつきによるうそつきのための国家はうそばかりなの


がらがらの電車の中には昼間とは違う世界の人、11時


ひとりでも眠れる きみにおやすみと言ってからもう1時間半


 ....
冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない



やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる



ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ....
絶対ということなんて絶対にないとおもっていた昨日まで


ただいない こっそり隠れてるわけでもなくてあなたはただいないだけ


ふわふわのベッドでしがみつきあってティンカーベル ....
そのちいさな背中は全部しってるの きらきらおでこにそっとくちづけ


あたしにはあなたになにか伝染せるの きみにもらったインフルエンザ


ようせいが春のおとづれ告げる音 きみの大きなくし ....
眩しい暗やみを翻す世界 前髪が育ちすぎているから 坂道を 転がるように 終わってく 今日にさよなら 今日にさよなら



夕暮れの 葉桜並ぶ 散歩道 帰る時間だと からすが鳴く



さびれたバス停の時刻表には 過去の時間が流れていま ....
さまざまなことが一度に起きるこの一つの点は世界と呼ばれる 切った髪 床にのびて あくびする 晒した首筋 歌う襟足 抱き合ってもちっともあったかくはないのあなたはひどい末端冷え症


ずるいよ あいつの好きそうな控え目なくちびる震わすあの子 ずるいよ


わらっちゃう きみが休みの水曜日 だあれも来ない ....
まだなにもしらない19(じゅうく)知ることのあまさといたみを覚えた20(はたち)


1時間毎朝欠かさぬジョギングはステキなあの娘を縛り付けてる


今どこでそう思ったの?「愛してる」楽に ....
本当に死者がおばけになるのなら君はアダムになるしかないね


アッパーな曲でノってるあの娘から流れる涙の味が知りたい


みんないなくなればいいって二億年ほんとにいなくなって豪遊
 ....
・国語

休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで

「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない


・算数

「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
無い音が無い音のまま駆け廻る影より疾く影より疾く




花はただ花を呼吸し花に在るわたしたちでなくわたしらでなく




空つまみ冬を廻して雪を舐め夜を分 ....
あかぎれの 手にクリームを 塗りながら 母の位牌に 昔を思う ちっぽけなもろいグラスにプライドがはいりきらない、ひびが入った

ちょっとした風もいちいち染み込んでフラペチーノに泣かされる夜

もうやめた もう憧れることやめた 君の隣のティニー・ガール
 ....
気まぐれに硝子の冬は燃えあがり舌先の火に顔ちかづける




老人が甘えたらすぐ見せしめにサウンド・オブ・サイレンスを燃やす




こんがりと表裏なき ....
唐草フウさんの短歌おすすめリスト(106)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
旅にでる- あまね短歌5*10-9-5
おもう- あまね短歌610-9-4
みあげる- あまね短歌410-8-30
片恋のうた- あまね短歌310-8-30
登校日- あまね短歌2*10-8-29
ねむれますように、のうた- あまね短歌510-8-28
初恋- あまね短歌510-8-27
交わる夜の思い出- あまね短歌310-8-26
眠れない夜の二首- あまね短歌610-8-23
ななつ_久しぶりに晴れ、のうた- はちはち ...短歌410-7-6
むっつ_夏のうた- はちはち ...短歌11*10-6-21
むっつ- はちはち ...短歌9*10-6-9
ななつ_中学生のうた- はちはち ...短歌7*10-6-1
LOVE八景- ふるる短歌7*10-5-28
むっつ- はちはち ...短歌5*10-5-25
さみしさで貧血- ふるる短歌26*10-5-21
ななつ_真夜中のうた- はちはち ...短歌4*10-5-8
よっつ- はちはち ...短歌3*10-4-22
前髪が育ちすぎているから- f.luna短歌210-4-5
帰る時間- ミツバチ短歌9*10-4-4
世界- sh短歌6*10-3-31
気分転換- なき短歌3*10-3-30
やっつ- はちはち ...短歌4*10-3-29
むっつ、夜中のうた- はちはち ...短歌3*10-3-27
ごめん雪舟、君の涙の味だね- ピッピ短歌1610-3-23
教、育- 吉田ぐん ...短歌3710-2-9
わたしたち_わたしら- 木立 悟短歌409-12-21
あかぎれ- ミツバチ短歌4*09-11-29
いつつ、秋はかなしいのうた- はちはち ...短歌4*09-10-30
冬と水- 木立 悟短歌509-10-13

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