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男:ねえ、

女:月?
ライオンは
その牙とたてがみで
王者の風格と讃えられ

カモシカを食べた後に
カモシカに憧れて涙した
ゆいごんじょうをかけという
まいにちまいにちゆいごんじょうをかけという
ふるほんやにいっていっさつひゃくえんのぶんこぼんをかえという
まいにちまいにちかえという
びょういんへいけという
でき ....
夕方と夜の境目
湖畔の輪郭が紫色に曖昧になったころ
湖に身を乗り出し水平に手を伸ばすと
足元に流れ寄る無数の細かな波が
浮力となって
まるで
湖の上を滑らかに飛んでいるかのような気分になる ....
膨らんでしまった
地球の半分の大きさになった

わき腹に インドネシアがささるし
南アフリカからドイツまで腕をのばすと
陽が射さないと 苦情がくる

こんなに大きくなったのに
考えるの ....
いろんなものがぶら下がっていたので
ついつい拾ってきてしまった
天井から吊るすと
いろんなものがいろんな色に光り
窓を開ければ夏の風に吹かれて
いろんな音をたてる

シャリン、チャリ ....
楢山孝介さんの自由詩おすすめリスト(246)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月夜の電話- ミサイル ...自由詩303-10-21
ライオンの視線の先にあるハサミ- ミサイル ...自由詩1303-10-19
井上光晴小説教室- 狸亭自由詩403-9-25
フライング- 岡村明子自由詩903-9-17
大陸- 山内緋呂 ...自由詩1103-9-11
夏の音- たもつ自由詩503-8-1

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