すべてのおすすめ
流星のごとき放物線を描いて降った、20カラットはあろうというその
ダイアモンドには指が付いていたのです。と言うより寧ろ、それは20カ
ラットはあろうというダイアモンドの指輪をつけた指なのでした。 ....
僕らはもっと仮定して行動すべきだと思う。
例えばこの文章を980円の特価キーボードでものすごいローファイな音を立てながら打ち込んでいる僕がもし、もしですよ、あなたの本当のお母さんだったらどうですか? ....
私は時々、こう考える。私以外の人間は存在せず、現実は全て私の夢で、その私はまだ生まれてさえいないのではないかと。
また、こうも思う。宇宙全体が本当はバスケットボールくらいの球で、アメリカ人の子供がい ....
知らない言葉を知ることは楽しい。
わたしの知らない世界でどんな言葉がリアルに使われているのか、体感出来るのは嬉しいし、大変なご馳走だ。
最近、「御作品」という言葉を知った。他者の詩に対し ....
子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料 ....
ねこちゃんパップなら最近はスーパーでも売っている。
パップとは貼布の訛りで、首に巻いて寝るとふわふわと暖かく、肩こり
のひどい人や冬の夜に効果絶大である。ねこちゃんパップを巻くと思念も
ほぐ ....
町はパリだか東京だか
ときは過去だか未来だか
枯れ葉一枚ついているだけの
冬木立ち透ける枝の向こうに
買い物帰りの女がひとり
淋しい色した小さな目で空を見上げている
上半身に食料を ....
規定
十年後の自分への詩、または散文、手紙である事
誹謗中傷をしない事
参加概要または参加と分かる記載をする事。
※アピールしたい時は、十年後の自分へ、の文言をいれる事 ....
{引用=わたしら製菓は社長(渡白弥三郎 59歳 魚座)以下6人の零細企業である。
今日は上半期を振り返っての反省会をした(於やきとり小政)。}
議題? 陰毛サブレ
= サブレ生地に若い女 ....
初めて入れられた留置場の雑居房の 小さな窓から街の灯りがこぼれ落ちる夕暮れ、俺は隣にじっと座っていた随分と顔をくしゃくしゃにして話す爺と暇な時間を潰すために話を始めた。「光り輝く神が此処に居たって、ニ ....
ゆで加減に失敗した海鮮パスタを食べていると玄関のチャイムが鳴って、ますます気分が滅入った。お届け物でーす。ドアを開けるなり、男性宅配員の間延びした声とともに――これはなんだろうか――賞状などをしまっ ....
猿子 「詩はお肌に良くないですね、髪は速く伸びる気がするけど」
流砂子 「そうね。あたくしの主人は詩なんぞ解さないへっぽこですから、あんなに眉が薄いのだわ。気味が悪いくらい」
猿子 「智恵子抄なん ....
{引用=早馬と女}
南の国から女がやって来たのはそれから十日も経った頃だった。
早馬は本当だったが陸続きではなかったので、元侍医長が旅程から若干
の紺碧と波頭を割愛したのは、恐懼のあまり ....
辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて ....
清水昶氏の、デリカシーのない発言を禁止している掲示板「新俳句航海日誌」で、2000.10の頭に、お父上の清水武夫氏の詩集「火の学会の着席順(1974.3.30発行)」に残部があるので欲しい人は連絡く ....
母が私の靴をはいて出てしまった。
『せちがらい世の中です。どうか探さないでください』
朝起きると母の書き置きがあった。あまりにも淡白なセンテンスだった。私は泣きながらトーストをかじり、泣きなが ....
{引用= この鬱蒼たる森はかつて宮殿であった。腐葉土の堆積と地下茎の絡合に阻まれて遺構とて目に立たないが、ここから真北へ直進すると、やがて行き当たる巨きな樫の根方に井戸跡がある。崩れた石積を覗き込めば ....
こんな事を言うと変に思われると思い言っていないものに
光があります。毎朝 神棚と仏壇にお水やご飯を供える
特別な宗教などはやっていない そんな私ですが。
まだ独身の頃 冬の夜でした。
....
つらつら考えるに、
宇宙空間では色々な実験を行なって来たそうだが、性交はまだなのではなかろうか。
あるいは極秘裏だったのかも知れないが、「未確認飛行物体」程度の眉唾リークもないからには、宇宙ステー ....
何となく最近書く気がしないので、改めてに最近詩について考えていることをアトランダムに書いてみます。
飯島耕一の詩集「バルセロナ」を読んで
題材は身辺の見聞、私的個人的な記憶→語法も日常的 ....
きのう手紙がとどきました。ふるさとのこころの箪笥から。
【前略 私は あなたの本当の母です。あなたは 親に「橋の下でひろってきた」と言われると喜んで、高貴な産まれを夢想するような娘でしたね。卵が先 ....
お茶の水橋を医科歯科大学の方向に渡る と
すぐ聖橋の下を潜って秋葉に抜ける道へと右折する。
途中、神田明神から降りてくる坂の方向に左折し、
秋葉の方向へ右折する
と いつもの明神下の路 ....
申シ訳アリマセン。
ココニ[本文]ハ、アリマセン。
何故、コンナ面倒クサイコトヲシタノカ?
ソレハ、本題ノ想定シタ者ト、同ジ平面デ
遣リ取リガ、シタカッタ為デス。 ....
―落語家 三代目雲流亭祥月(出目金もとい)の草稿より―
大門の手前で探るは懐具合と肚の裡。緋襦袢めくろか賭場で摩ろうか、
踵返して暖簾で正体無くそうか、それとも暫し。と四歩の間を行き ....
備忘録的な散文です。
既に、天彦五男会長も筧槇二元会長も鬼籍に入られているので、お墓参りは出来ますがお目にかかることは出来ません。
自分のサイトにupした詩集データですが、エッセイとして読んでいた ....
その日ジリはキリカの部屋の近所の居酒屋で、キリカと一緒に夕食がてらビールを飲んでいた。
近くに住む常連客が集まる、気取りの無い賑やかな店だ。
「なあ、キリカ一緒に住まないか?」
アルコ ....
ジリが山手通りを自転車で飛ばしている頃、キリカは水を張ったバスタブに腰まで浸かってぼんやり天井を見上げていた。
「ジリのヤツ遅いなあ。」
ジリは山手通りを右折して、かむろ坂を登り始めたところだ ....
――――ヨルノさんと詩を巡る旅
あ どもども こんにちワンワン
えっと 先日の日曜 大阪の万博記念公園という所に初めて行って来ました 知的障害者のガイドヘル ....
{引用=猫讃仰フェスティバル参加謹呈}
ライオンちゃんは喉が渇いて大変だ。
サバンナでは半年も雨が降らないので、揺らめく陽炎に口を開けて待つ顔
があまり可哀相にも見えないのは、渇望と失望の間で ....
青い顔をした老人は路地裏を杖をついて歩いていた。どこからか漏れてきた白い蒸気が路地全体を雨上がりの草叢のように湿らせている。
白と茶のまだら猫が前を駆け抜けていった。人の気配はない。この辺りにも ....
吉岡ペペロさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(237)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かぐや指
-
salco
散文(批評 ...
3*
11-2-27
ファンカーゴに乗ってる連中に年金を払ってる奴はいない
-
竜門勇気
散文(批評 ...
3*
11-2-5
無題
-
モリー
散文(批評 ...
5*
11-1-29
御作品
-
鵜飼千代 ...
散文(批評 ...
9*
11-1-18
おせち
-
salco
散文(批評 ...
6*
11-1-8
ねこちゃんパップ
-
salco
散文(批評 ...
1*
10-12-28
或るイメージ
-
佐和
散文(批評 ...
2
10-12-22
「勝手に【十年後の自分へ】祭り」参加概要
-
プル式
散文(批評 ...
3
10-12-2
モンドセレクション金賞を目指して
-
salco
散文(批評 ...
3*
10-11-15
雑居房の英雄
-
……とあ ...
散文(批評 ...
4+*
10-11-12
そこらへんにいくらでもいる人
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
15+*
10-11-11
☟ダブルアカウント・猿子と流砂子☞
-
salco
散文(批評 ...
3*
10-11-1
Queeeeeeen
-
salco
散文(批評 ...
2+*
10-10-26
ゆるやかな生活
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
18+*
10-10-18
火の学会の着席順_清水武夫
-
鵜飼千代 ...
散文(批評 ...
4*
10-10-17
母の靴、私の靴
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
18*
10-10-6
Queeen
-
salco
散文(批評 ...
2+*
10-10-2
目撃したもの_光
-
砂木
散文(批評 ...
8+*
10-9-23
『美しき青きドナウ』の調べに乗せて2010_晩夏
-
salco
散文(批評 ...
5*
10-8-29
暑い中、最近詩について思ったことなど
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6*
10-8-16
やわらかな殻
-
るるりら
散文(批評 ...
13*
10-7-19
いつもの酒
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6+*
10-7-13
『或るひとりの嫌われゐしものへ捧ぐる時間(とき)』
-
ま のす ...
散文(批評 ...
2*
10-7-13
夫婦極道
-
salco
散文(批評 ...
4*
10-7-5
詩集_ブルーウォーター_データ
-
鵜飼千代 ...
散文(批評 ...
4+*
10-6-24
カバとキリカ
-
松本 涼
散文(批評 ...
7
10-6-4
ジリとキリカ
-
松本 涼
散文(批評 ...
5
10-6-4
ヨルノさんと詩を語る_掲示板へ_to_go!!__になる予定 ...
-
ヨルノテ ...
散文(批評 ...
5+
10-5-19
ねこの進化論
-
salco
散文(批評 ...
5*
10-5-9
薄暮
-
within
散文(批評 ...
3*
10-5-6
1
2
3
4
5
6
7
8