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見知らぬ駅を

見知らぬ時間に

月が夜を

青い海にしている


ひとりでは癒やせぬ

傷をかかえて

うろうろとしている


見知らぬ駅を

見知らぬ時間に
 ....
未来なしの今だから

今を生きている私です

まいにちの

ちいさな喜び

見つけることが得意です


過去の泥ぬま怖いです

こんどの手術はお断りです


未来なしの ....
あなたのすべての瞬間が

たのしいものであったらと

祈ってみてもいいですか


きのう

またとおくへ

ふたりで

べつべつに漕ぎだした


あなたのすべての瞬間が ....
幸福になりたい

そして、はっとする

幸福ってなんだ

いまは幸福じゃないのか

だれもがよく思う

そんなことを思い歩いている


夜も

涼しくはなくなった

 ....
女のバラードを

聴きながら夜を走る

坂道をあがるOLの背中

くずれそうな光

思い出なんかつくらない


ひとはせつなくなりたくて

ひとはひとりでありたくて

ひ ....
いろんな人生のベストセレクション

そんなものを読みとばすみたいに

生きてゆけないのが感情なんだよね


化学工場の煙突からは

ちいさな火があがっていた

夜の宙空をちろちろ ....
ほんとうにあるのだろうか

この身ひとつでゆけるところなんて

そんなところあるのだろうか

肉や骨やで出来ているこの身ひとつだけで


おたがいの

純な気持ちの正当化が

 ....
きょうはいつもと違う降り口だった

彼といっしょに通勤したからだ

いつもと違うラッシュアワーであったのは

会話するひとがいたからではなくて

女性専用車両じゃなかったからかも知れな ....
なんども欠伸をしたけれど

深い海鳴りはやまなかった


孤独なのは俺が

ひとには言えないことをしてるから

そうさ、それが

知らぬが仏、ということなのだろう


なん ....
たましいは裁きをうけ

その烙印は

消えることがないのか


肉たちに

耳を澄ませば

海鳴りが

聞こえている


たましいは裁きをうけ

その烙印は

 ....
あなたとの関係を大切にしたい

あなたとの時間を大切にしたい

愛って

大切なひとの時間を大切にすることだと思う


会ったこともないのに

こんなこと書くとひいちゃうかな
 ....
新緑が濃くなると

アバの曲がかかると

なにかしら前向きな

人生への確信と影を与えられる


新緑とアバには

華麗なる哀しみがある

暗くてまぶしい

華麗なる哀し ....
ああ、ぼくらは

なにを許せていないのだろう

平和とは理想なのか

大とでも付けて

この願い、大理想とでもしてしまおう


きみの悲しむ顔を

よろこぶその顔を

ぼく以外が作るよ


ああ、ぼく ....
この世は

不完全なところだ

だが、不完全なものを

うつくしいと思えるこころを

ぼくらは持っている
絶滅にひんする

動物として生まれてくるとは

いったいどういう因果なのだろう

またそれを

思考する資格が僕にあるのか


深夜、酒場で

ナイトサファリ

湿気と音 ....
城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる


大きなものに

支配されてる


城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる
夕方のあと現れた群青に

三郎はじぶんのからだじゅうの

すべての毛穴が開ききってゆくような感覚をおぼえた

そして

宇宙にひとり

ぽつねんと浮かんでいるような気になった

 ....
鏡は

写真のようなものだ

あとに見れない

リアルタイムにしか見れない

写真のようなものだ


この世は光で出来ている

いや、ぼくらが目にするものは

すべて、光 ....
あしたは

会社にあたらしく導入するシステムの

最終の打ち合わせだった

今夜は

行政がしている工業会の会合だった

おとといは

突然のトラブルで

それに対処する資 ....
さよなら

すべてのばからしいことに

さようなら

って、そんなんじゃ

さよならできてないって


そもそも

さよならなんか

必要あんのか


さよなら
 ....
音大生とつきあったことがある

NTTのとか、東京海上とかもある

大学や会社と付き合っていた訳じゃない

深層心理では、そうなのかも知れない


新緑の影が濃くなる

そのした ....
雨の日が

咲いている

新緑に

咲いている

ワイパーが

音たてて

曇天をめくる


青い血の空の

矢印は白く

悲しみは白く


雨の日が
 ....
しんせり

この言葉の響き

好きなんだ

真言のような

感じで

ひらがなの、その感じも


ぼくは女と別れてから

とても楽になっていた

会いたい気持ちとは
 ....
小原あきさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青い夜- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-20
未来なし- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-20
きのうとおくに- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-17
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-14
思い出をつくらない- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-12
他人が書いた詩を読むように- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-11
この身ひとつで- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-9
優しいメッセージ- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-8
知らぬが仏- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-7
たましいは- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-6
愛って- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-5
華麗なる哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-4
平和への願い- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-6-4
幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-4
ナイトサファリ- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-2
異国の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-2
精神のカルテ- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-28
- 吉岡ペペ ...自由詩107-5-28
詩の箱- 吉岡ペペ ...自由詩307-5-26
さよなら- 吉岡ペペ ...自由詩207-5-25
チェロ子- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
雨の日が- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
しんせり- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-23

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