すべてのおすすめ
髪を短く妻は刈った前とちがってちょっと残念だった
妻が勤めに見送ったさびしい体操をして元気をつける
また妻と二人西武百貨店に行って喫茶で話しをしよう
休日
別れても同じき神の園に住み共に奉仕をつづけてゆかむ
(クリスチャンの友人との別れ)
9千円妻と買いけり一幅の絵黄色いバラの静と咲きけり
たびたびに訪れる西武百貨店われら夫婦の ....
紅葉の木鳩去りゆきて淋しげに風にゆらるを座りて見る
山峡の湖水の絵を見て妻と共これを買いたる頃をおもほゆ
本棚の隅を占めいる「ユダヤ戦記」ヨセフスの著苦しみに満つ
我家は神の住み給う家にして日夜御顔を仰ぎたてまつる
神のそばイエス居たまいあれこれと我の業おば導き給う
使徒パウロ我の右より声かけて我の意見に同意した給う
しとしととヒエイ霞てつゆの雨
青田には頼もしげなるつゆの雨
梅雨の雨降りくる中を歩みゆく
マンネリのコムスンきっとだれか
クリスチャン我人生一欠けのパン
一枚の絵をば見つけしてんらん会
緑色いっそう深まり空曇りスズメさえずる朝の机に
わずかなる胸の痛みと音楽の耳にいりくる今朝の心に
マンネリか歌に心はずまずに昔作りし懐かしき歌
陽は上り妻の植えにしかわゆ ....
心より一切の欲消え去りて青き紅葉の葉は揺れており
水無月に外郎を求め与えてし母の眼鏡の顔浮かびくる
さえずりの混じりて聞こゆ玄関の机に田山花袋を読む
焼き飯の唄
捨てるにはもったいない
一山の残飯
ねぎを刻み
いり卵をこしらえ
焼き飯にしたら
妻がおいしいという
ふと若い若い頃を
思い出す
不良少年でしょうの
なか ....
青葉の日プロコフィエフ午後一時
詩が好きで詩学が好きでもみじ緑
近江富士まさおな琵琶湖子と共に
七十二歳になりて
永い連休が過ぎた。5月7日72歳の誕生日である。フランス大統領は保守になった。共産党・社会党ご苦労さんである。その役割を果たし、社会主義は終焉しつつある。
フランスは ....
端午の日茶を入れくれし雨森庵
波静か霞立ちたる余呉の湖
麦酒のみ蕎麦を食いけり福井の里
四十年戦いとりしクリスチャンわが人生の武士の一分
絵教室妻よろこばすためにとぞ蜜柑の絵をば描きにかきけり
今日の日はビールを2本呑みたりき絵に勢いをつくるため
京都にて一人歩きの僕だった安い映画「別れの一本杉」
思い出のメロディーよ一刻一刻が大切なこの日この夜
授業が終わって隅っこで今日の給料を待つ絵の先生は
夕暮れも間近一人机に座し ....
水鳥は冷たき水に群つどい湖のほとりの枯れ草の宿
一日を二人過ごして今宵また妻は聖書に読みふけるなり
絵に描くか詩によむか玄関の雲間草可愛ゆく咲く
Afluently
without beginning
Without end
Afluently
From eye or mouth
Till fingertip
....
萩原重太郎さんの生田 稔さんおすすめリスト
(16)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さびしい
-
生田 稔
短歌
5
07-7-4
休日
-
生田 稔
短歌
2*
07-6-29
鳩去りゆきて
-
生田 稔
短歌
6
07-6-27
空は曇れど
-
生田 稔
短歌
1*
07-6-26
梅雨
-
生田 稔
俳句
4
07-6-22
夕暮れて
-
生田 稔
川柳
3*
07-6-14
二人できよく
-
生田 稔
短歌
8*
07-6-5
水無月の朝
-
生田 稔
短歌
9*
07-6-1
焼き飯の唄
-
生田 稔
未詩・独白
5*
07-5-28
青葉の日
-
生田 稔
俳句
7*
07-5-22
__七十二歳になりて
-
生田 稔
散文(批評 ...
13*
07-5-7
皐月五日
-
生田 稔
俳句
3*
07-5-6
四月の晴れた日
-
生田 稔
短歌
5*
07-4-19
弥生一日
-
生田 稔
短歌
3*
07-3-1
週末に・・・
-
生田 稔
短歌
6
07-2-8
Afluently_
-
生田 稔
自由詩
1
07-1-26
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